蜂不二子のレビュー一覧
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購入済み
初読みの作家さん
なかなか一途さに参りました。
小さいころの辛い記憶は忘れているほうが良いのはわかる
思い出しても良いことはないけど、やっぱりそのことが諍いのもとになるなら
思い出して消化するのも大事かもね -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の数ページから、乃梨子と蓮司の距離感に胸がざわついて、
読み進めるほどその“言葉にできないもどかしさ”がじわじわ染みてくる作品でした。
ふたりはお互いに強く惹かれているのに、
立場・責任・過去・不安…いろんなものが邪魔して、
言いたいことが言えなくなる瞬間が多くて、
その度にほんの少し心に影ができる。
だけどその影さえも「恋の一部」として丁寧に描かれていて、
読んでいて何度も胸がきゅっとなりました。
序盤はとにかくすれ違いがリアルで苦しい。
・橘の存在が出てくるたびに蓮司の心が揺れる
・花音の気配がふたりの間に影を落とす
・乃梨子は話そうとしても、タイミングが合わず飲み込んでしまう
こういうひとつひとつの出来事が積み重なって、
「もう、ほんとに…!今ここで言って!!」って何度も思わされる。
でも、蓮司の中にある“不器用で深すぎる愛”が、
すれ違うほどにむしろ強く伝わってきて、
その葛藤までもが読者の心を揺さぶる。
中盤、蓮司の気持ちが見えない状態のまま話が動いていくから、
乃梨子の不安がそのまま読者の不安にもなって、
少しの沈黙が大きな溝に感じられたり、
ちょっとした言葉のニュアンスで心がざわざわしたりする。
この“共鳴する不安”をここまで鮮やかに描けるのってほんとにすごい。
そして、あの気になって仕方なかった場面の“裏側”が、
番外編で蓮司視点として明かされるのが最高のご褒美だった……!
蓮司の内側を知った瞬間、
それまでのページで感じていた切なさが全部つながって、
「あぁ…そういうことだったんだね」と胸がほどけていく。
蓮司が乃梨子をどれほど大切に思っていたか、
どんな気持ちで距離を取ったり、飲み込んだりしていたのか、
その一つ一つがわかるたびに心が温かくなるし、
同時に「あの瞬間、蓮司もこんな想いだったのか…」と
胸の奥がぎゅっとなる。
後半はとにかく優しい。
肩もみのシーンも、温泉でのやり取りも、浴衣でのじゃれ合いも、全部が“やっとここまで来られたふたり”の証みたいで読んでいて本当に幸せだった。
そしてプロポーズ。
あの、ちょっと照れくさくて、でも全身で彼女を想ってる気持ちが滲んでて、言葉としてはシンプルなのに破壊力がすごい。
乃梨子の返事や反応も、ふたりらしくて愛おしくて、読みながら頬がゆるみっぱなしだった。
そして最後の掛け合い。
あの、普段クールな蓮司と、素直な乃梨子の軽い喧嘩みたいなやりとり。
あれがもう…幸せのかたまりでしかない。
「このふたりの未来、絶対大丈夫だ」と思わせてくれるラストでした。
切なさ→不安→理解→愛情→幸福
その流れが綺麗に積み重なっていて、
読後は心がふわっと温かくなる一冊でした。
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購入済み
濃いぃぃぃぃ!
一冊読み終わるのに二三冊読んだ感じがします。
果たしてこの物語りの終着点はどこに辿り着くのだろう?と最初は思いましたが、二巻目の展開で思考を放棄しました。もういい、このままこの物語りの中を漂って終わり迄読んで「ほおぉぉぉ」っとため息をつくことにしました。
カイランが少しゾルダークっぽくなってきたり、アンダルが兄に騙されていたことを知って怒ったところで結局自分で選んだ道時間は取り戻せません。
その兄、弟を罠に嵌めたのにその後のことを考えてないのでミカエラ様は手に入りませんでした、間抜けです。
間抜け3兄弟三男ルーカス視野も狭けりゃ立ち位置も分かってない、ゾルダークの怒りを買いました、カイランが進歩して、テレンスは腹黒ベンジャミンの指導の元マルタン家の情報網を手にいれる、お間抜けルーカスはこの2家に対抗出来るか?無理だろうなぁ、ハインツ家3バカ兄妹のお陰でマイナススタートの上この失態、ドイル王頭痛い!
親世代はハインツ家以外腹に一物、思考が深いのに子の世代は何?
ヒロイン絶対的安心感に包まれてどんどんお互いのめり込んでいきます、ドイル王が羨ましがること、息子達あれだもんなぁ。
とりあえずハンク、ハルクに改名しとけ!(ネタ古い?) -
購入済み
迷って購入
レビューが高くて面白そうで購入してみた
とにかくテンポがよくて、お互いの「好き」がチラチラ見え隠れするストーリーも良かった
頑張る彼女もそれを黙って見つめる彼も
続編出しませんか? -
ネタバレ 購入済み
とにかく良かった
セレストが王宮を去った事を裏切りだと思ったエドワードは氷の王子になっていた。
どんな仕打ちが待っているのかと思いきや、結局愛し合う二人へおさまるところにおさまるのね。
セレストの子リチャードも無事お父さんができて、丸く収まって良かったよ。 -
ネタバレ 購入済み
超優良級作品
読み応えのある作品です。Wed版の方もこの後も長編が続くのですが、Wed版の読了後はもう、感情移入し過ぎて余韻どころか次の日使いものにならなくて仕事休んだくらいです。閨多めではありますが、情事を通して一人の聡明で無垢な少女が不器用な男の愛情を受け入れて女に変わっていく様を、そして無慈悲で無感情で愛し方も知らなかった壮年の男が初めて心を開き愛に目覚め溺れていく過程を表現しているのですよね。なかなか奥が深いと思うんですよ。
拒絶から始まり無茶振りから禁断の関係へ、そこから溺愛に変わりそして異常なまでの執着と狂気が最後は純愛に形を変えていく。読み終えた後はストーリーが、キャラ達が、何日も頭から離れませんでした。また、イラスト作家さんが描く2人も美しくイメージぴったりなので、これから続編が出て完全版になるまで応援したいと思います。読んで絶対に損はない作品です。