あらすじ
27歳処女の乃梨子は、家業を救うためお見合いをすることに。しぶしぶ向かうと相手は勤務先の天敵上司・鷹取で!? 「見合いは俺が所望した」と強引に話を進め、まさかの婚前同居がスタートする。いつもイジワルばかりだけど、乃梨子に見せる素顔は意外にも極甘。さらにある日「俺がお前に何をしたかったか、どれだけ我慢したか」と独占欲全開で組み敷かれ、ウブな乃梨子は陥落寸前で…!?
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何回も読みたい
さすが白石先生(*^。^*)
何回も読み返したくなります。そのたびに胸がきゅーんとなり涙がでます。
私としては もう少しヒーローをあたふたさせてほしかったな。
強くて素直なヒロインに憧れます(笑)
良い作品
仕事への根性とプライドのある彼女と、そこをリスペクトしつつ彼女を女性として可愛いと想っている彼。
彼が、彼女を揶揄いながらも、本当に大切なことには真面目に向き合ってくれている大人な感じが素敵でした。
作者さん買い
作者さん買いです。
あとがきで作者さんも書いてますが、いつもは切ない系の多い作家さんなのですが、こちらはどちらかというとケンカップル?のようなやり取りの2人のお話です。
ヒロインがお嬢様ではあるんですが素敵な女性で好きでした
ヒロインのキャラが最高!
誇り高きお嬢様でいながら、腰も低くて、オジさんみたいに庶民的なヒロインに、惹き込まれながら読みました。鈍感でいながら、彼の皮肉には機敏に反応しちゃうのもかわいい。設定となった業界とそこにまつわるお話も、丁寧に説明、描写されていてとても良かったです。
気持ちのすれ違いが切ない
久しぶりにヒロインに感情移入してしまい号泣しました。普段は意外と客観的に読むのですが、この作品はヒロインにどっぷりと入って読んでしまいました。
気持ちのすれ違い方やお互いの感情とかメチャクチャ上手く描かれていました。でも普段の2人の掛け合いはとても楽しくて、切ない重さとのバランスが絶妙でした。
橘部長のお話も描いて欲しい!
もどかしかった
マンガの1巻を買い、あまりに続きが気になり初めて原作を買いました。買って良かったです。なぜなら2人がなかなか素直にならないから、マンガだと両想いになるまで何巻焦らされたことでしょう。巻末にある男性目線が面白かったですが、もう少し2人のラブラブを読みたかったです。
Posted by ブクログ
最初の数ページから、乃梨子と蓮司の距離感に胸がざわついて、
読み進めるほどその“言葉にできないもどかしさ”がじわじわ染みてくる作品でした。
ふたりはお互いに強く惹かれているのに、
立場・責任・過去・不安…いろんなものが邪魔して、
言いたいことが言えなくなる瞬間が多くて、
その度にほんの少し心に影ができる。
だけどその影さえも「恋の一部」として丁寧に描かれていて、
読んでいて何度も胸がきゅっとなりました。
序盤はとにかくすれ違いがリアルで苦しい。
・橘の存在が出てくるたびに蓮司の心が揺れる
・花音の気配がふたりの間に影を落とす
・乃梨子は話そうとしても、タイミングが合わず飲み込んでしまう
こういうひとつひとつの出来事が積み重なって、
「もう、ほんとに…!今ここで言って!!」って何度も思わされる。
でも、蓮司の中にある“不器用で深すぎる愛”が、
すれ違うほどにむしろ強く伝わってきて、
その葛藤までもが読者の心を揺さぶる。
中盤、蓮司の気持ちが見えない状態のまま話が動いていくから、
乃梨子の不安がそのまま読者の不安にもなって、
少しの沈黙が大きな溝に感じられたり、
ちょっとした言葉のニュアンスで心がざわざわしたりする。
この“共鳴する不安”をここまで鮮やかに描けるのってほんとにすごい。
そして、あの気になって仕方なかった場面の“裏側”が、
番外編で蓮司視点として明かされるのが最高のご褒美だった……!
蓮司の内側を知った瞬間、
それまでのページで感じていた切なさが全部つながって、
「あぁ…そういうことだったんだね」と胸がほどけていく。
蓮司が乃梨子をどれほど大切に思っていたか、
どんな気持ちで距離を取ったり、飲み込んだりしていたのか、
その一つ一つがわかるたびに心が温かくなるし、
同時に「あの瞬間、蓮司もこんな想いだったのか…」と
胸の奥がぎゅっとなる。
後半はとにかく優しい。
肩もみのシーンも、温泉でのやり取りも、浴衣でのじゃれ合いも、全部が“やっとここまで来られたふたり”の証みたいで読んでいて本当に幸せだった。
そしてプロポーズ。
あの、ちょっと照れくさくて、でも全身で彼女を想ってる気持ちが滲んでて、言葉としてはシンプルなのに破壊力がすごい。
乃梨子の返事や反応も、ふたりらしくて愛おしくて、読みながら頬がゆるみっぱなしだった。
そして最後の掛け合い。
あの、普段クールな蓮司と、素直な乃梨子の軽い喧嘩みたいなやりとり。
あれがもう…幸せのかたまりでしかない。
「このふたりの未来、絶対大丈夫だ」と思わせてくれるラストでした。
切なさ→不安→理解→愛情→幸福
その流れが綺麗に積み重なっていて、
読後は心がふわっと温かくなる一冊でした。
迷って購入
レビューが高くて面白そうで購入してみた
とにかくテンポがよくて、お互いの「好き」がチラチラ見え隠れするストーリーも良かった
頑張る彼女もそれを黙って見つめる彼も
続編出しませんか?
匿名
最高傑作
最初に漫画で読みましたが、紙の本の存在を知り購入。ヒロインもヒーローもとても魅力的。ヒーロー特別カッコいい!!ヒロイン、もっともっとヒーローをかき乱して欲しい!!もう何度も読み返しています。年取りましたが、久々に漫画や小説を読んでみようと思うきっかけとなる素敵な作品でした。
再読
白石先生の本は、かっこいい自分を持ったヒロインが多く読んでいて力をもらえます。恋愛にオロオロするヒロインと、優しくもあり尊重してくれるヒーロー。この作品も何度も読み返すほど大好きです
どうなるかと思ったけど
蓮司が乃梨子に対して大切に思う気持ちがあるけど、想うがゆえに勘違いされたり、冷たい態度に取られがち。初な乃梨子の勇気も悩んでいる姿も可愛らしく応援したくなります。ポンポン言い合う場面は心地良くて、うらやましいです。
彼の大人な優しさにグッ
ケンカをしながら2人が思いを通じ合わせるところが特に好きです。2人ならではな感じで、お互い抱えていた想いをようやく言葉にできて今までのわだかまりが溶け、彼の優しさを理解できた様子に涙が出ました。
匿名
ヒロイン/ヒーローそれぞれの思いが丁寧にわかりやすく、そして面白く書かれてると思います。
内容の目新しさはありませんが、ヒロインに共感したり応援したりしながら割と一気に読んでしまいました。
表紙にもある「所望」という言葉は、うーん。。。王族や時代劇じゃないんだから・・・。
作者買いです。
今まで読んだ作品のヒロインと違ってカップ酒やイカゲソが好きと言う庶民的なヒロインに好感を持ちました。彼女は落ち目の造園や生花を扱う家業の娘さんです。花に対して愛情があり華道を行う場面が好きです。ホテルマンとしての働きぶりも好感がもてます。どの作品の登場人物もそうですが、その人物達が働く職業についてもよく調べていつなぁーって感心します。今回も造園業・生花業やホテル業務についてもわかりやすく描写されていました。白石さよの他作品と違って大人なシーンはライトな描写だったのでサラリと読み進めました。そしてヒーロー目線を後から読むと「こんな風に思ってたのか」と知る事が出来てお得な気分に。読後感が良かったです。
コミック?から
マンガを読んで面白くて、続きが読みたくて購入。
サクサク読みやすく面白かったです。途中いやいや?とツッコミを入れそうになりながら、甘々で微笑ましい溺愛っぷりでした
Posted by ブクログ
ヒロインのキャラが最高。仕事への取り組みかたもいいし。そして、ヒロイン視点のストーリーもいい。最初から最後まで楽しく読めました。番外編も読めてよかったです。
ヒロインめちゃいいキャラ
中身オッサンなヒロインが、めちゃかわいい。外見はお嬢様なのに、ガッツあってし、芯の通ったー女性です。ヒーローはお約束の俺様、かなり意地悪。テンポよく楽しく読めました。好きな作品の一つです。
満足です!
いつも楽しみにしている白石先生の小説。
こちらの作品は漫画から読みはじめたのですがやはり小説も読んでじいました(^^)いつも彼編を読むのも楽しみにしてます!
翻弄されているのが面白い
蓮司が乃梨子のことが大好きで、結局のところ振り回されて翻弄されているのが面白いです。
乃梨子に触れたいのに、乃梨子の初めてを大切にするのが惚れます。自分の欲で手にいれるのではなく、心が通じないのなら諦めるつもりだった蓮司。そうでなければ、一度しかない初めてが辛く悲しいものになる。それだけはしたくないと、必死に耐えるなんて、素敵です❗結局のところ、ベタ惚れなのね。
さっぱり読めました
仕事に自信とプライドと柔軟性をもったヒロイン。
前向きにがんばるとこは魅力的。
お嬢育ちだけど、ちょっとオヤジ入ってるとこに親近感がわきました。
同棲に至るとこは少し無理を感じましたが。
甘々シーンは特にないけど、充分堪能できました。
ヒーローの何気ない優しさもいい感じです。
ジメジメしたとこがないから、読了感が清々しい。
うーん
同居に至った経緯がイマイチ分からなかったかなぁ。ホテル内部のお話はおもしろかったから余計に。これ、普通だったら橘さん一択だよなぁ。同居の理由がホントに分からないままだったから、なぜこの状況でこっちの人を好きになるの?!と最後まで納得できませんでした。