深沢美潮のレビュー一覧
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ネタバレ「トラップハウスからの挑戦状」は、本編ともリンクしていて、パステル達の会話にもちょくちょく登場する。でも今回の話は他のシリーズとリンクすることはないみたい。
リミテッド2は、リミテッドの短編「静かな湖畔のモンゲーナ」兼、フォーチュンクエストTRPGルールブック。
どうやら、JBがゲームマスターになってコボルト達とゲームしながら作り上げた話…という設定みたい?トラップが心なしかいつもよりパステルに優しめだったのも、みんないつもよりほんの少し戦闘に積極的だったのも、中の人がコボルトだったからかも。JBとコボルト達がFQTRPGで遊んでいる様子もちょっとだけ収録されている。みんな一生懸命に遊んでいて、けっこうかわいい。 -
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本屋で見かけて、思わず買っちゃった。
毎回新刊が出るたびに『これで最後にしよう』と思うのだけれど、結局また買っちゃうんだよな。
もう、中学生の頃からずっと読んでるからなぁ。
あの頃は年上だったパステルも、いまやこんなに年下に。
あこがれから共感になり、バカじゃねーのという長い嘲笑期間を経て(笑)、もう大人になった今は母親目線というか(笑)。
恋愛っぽい雰囲気が出てきてからちょっと…と思ってたんだけど、思ってても読みたくなるのはパステルがほんとがんばっててパーティがみんないい奴らだからだろうなぁ、と思う。
パステルの悩んでいることは、立場や形は変わるけれど子供から大人までみんな持ってる悩みなんじゃないかなと思う。
それを乗り越えよう乗り越えよう、ちょっとダメかもだけど乗り越えよう!とがんばっている姿がなんだかこっちまで元気になるんだよね。
話の中は、いつも通りドタバタ冒険小話。間に謎解き(というかパズル)があったり料理があったり、そらもういつも通り。最近トラップが露骨なのもいつも通りに思えてきたし(笑)。
最近こういうの、珍しいんじゃないのかな?
どろどろしたもの、ダークなもの、殺伐としたもの、スタイリッシュなものが多いような気がする昨今。たまにはこういうのがあっていいんじゃないかなー。ほのぼのしてるコメディでも、結局人がいて悩んでいるのは一緒なわけだけれど。
新ドラゴン登場。
この世界のドラゴン、地味に好きなんだよー。ほのぼの。
これだけドラゴンと知り合いなパーティってすごいんじゃねーの、と思うのだが。あくまでへっぽこ家族的なままなのがいいなー。 -
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ネタバレ冒険7 人形たちの踊る夜
ブラック付喪神の巻。古いうち捨てられた人形たちに意志が宿って、子どもたちを誘拐する。
冒険8 おじいちゃんの竜退治
健気なメイドを連れて、ドラゴンのようなカラスを退治する。
冒険9 闇の彼方の敵
リプレイには吸血系のモンスターが多いな。
アンジェリカ王女って冒険者なの?特殊能力テレパシーってすごいな。ていうかかわいい。プリキュアみたいだ。
それにしても、リーザ国の宝物庫にはマジックアイテムがいっぱい!ところで、報酬は?
みんな揃ってレベル5になった。リプレイのシステムでは、戦闘に参加した人全員に同じだけ経験値が入るんだ。リプレイシリーズと本編のクロスオーバーって、この先ホントにあるのかな。こんな事後書きで書かれたら、リプレイを読み続けるしかないじゃないか。 -
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“未来の王子様というのは、渋沢拓斗といって、同じ楓陽館に通う男子生徒。六年生だから、未来たちの一個上である。
とはいえ、その整った風貌といい、落ち着いた雰囲気といい、とても小学生には見えない。背も高く、すでに百七十近くある。
ずば抜けた洞察力、推理力がある反面、学校一の変わり者でもあった。
恋する少女である未来の目には、すべてがすてきに見えるのだが、他の人たちから見れば理解しがたい部分も多い。
普通に道を歩いていたのに、ふと立ち止まり、そのままそこにしゃがみこんで、地面に何やら指で書き始めたこともあった。
その時はさすがの未来も驚いて、いったい何を書いてるのか聞いたが、拓斗は「いやぁー、ちょっと解けない数式があったんですが、ようやく解けましたよ!」とニコニコ笑った。
そういう人物なのだ。”
神隠しの終わりがちょっとオチきれてないような。
てっきり兄さんに説明でもするのかと。
“「そっかぁ。あのおじいさん、占い師としては、いい線いってたんだろうねー。なんで、そんなだますようなことしたんだろ」
夏子も同じことを考えたらしい。
「うんうん。占い自体、悪いことじゃないと思うんだ。もちろん、占いにばかり頼ったり、こだわりすぎちゃうのはどうかと思うけどね」” -
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“「え?」
夢羽は驚いたように目を見開いた。
大きな澄んだ瞳がさらに美しさを増す。
ボーッと元が見ていると、元に向かって、
「民宿はわかるけど、海の家って......何なんだ?」
と聞いた。元はあわてふためき、ゲホゲホと咳きこんだ。”
夏。海の家での話。
“みんなでワッセワッセと料理を運んだ。
今日の献立は、揚げたてのイワシのフライとザクザクに切ったキャベツ、これをパンに挟んで食べるというもの。
冷え冷えのオレンジジュースもついてきた。
ウスターソースをイワシに、ちーっとかけ、はふはふ言いながらむしゃぶりつく。
油断すると、ソースが手首を伝わってくるし、キャベツもぼろぼろ落ちてくる。
「うわぁ!」
「あぶなっ!!」
みんな必死だ。
いつもだったら魚のフライなんか、「ふーん」って感じの元や瑠香たちも、今はこれ以上ないってくらいにおいしく思えた。” -
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“「わ——、小林く——ん!!」
「きゃーきゃーきゃー!!」
女子たちの黄色い歓声である。
何事か?とふたりが振り向いて見たが、なんてことはない。タキシードを着こなした小林が、ただステージに登場しただけだった。
なんだよ、なんだよ、あれは。
ついさっきまで完璧無視だったのに!
むーっとしている元だったが、ステージ上の小林はたしかにすごくかっこよくて、まるで本物のマジシャンのようだった。”
小林くんは本当羨ましいなぁ。いい性格してるし。
桐山亨がさらりとイケメン。
“「中西とちゃんと話してみればいいのに」
瑠香がぽつりと言った。
みんなが黙っているので、
「だ、だって、ちょっとした誤解かもしれないじゃない?そんなに仲良しだったんなら。話してみて、わかり合えることかもしれないし」
と、付け加えた。
「たしかにそうかもしれないけど、なかなかね。むずかしいもんだと思うよ。言いたいことがうまく言えない人もいるし」
小林が言う。
元も同感だった。昔、仲が良かった友達ならなおさらかもしれない。言いたいことはいっぱいあるだろうけど、それをうまく伝えられない。そうやってくうちに、どんどん時間ばかりが過ぎていって、ますます話づらくなっていく。
そういうこともあるだろう。” -
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“「どう?不思議だろ?」
「ああ!すごいなぁ。どうやるんだ?もう一回やってみせてくれよ」
「うーん、それがね。母ちゃんが言うには手品は絶対二度やっちゃいけないそうなんだ。それから、もちろん種明かしもしちゃいけないってね。でもなぁ、どうしようかなぁ......元だし、ここは特別にいいかなあ?」
大木は後ろ頭をかきながら身をくねらせた。
本当はもう一度やりたくてしかたないという顔だ。
「わ、わかった。じゃあさ、オレにはしなくていいよ。小林にやってみてくれよ!」”
マジック。
表紙のムーが可愛すぎた。
“「す、すごい......」
小林も目をまん丸にしている。
彼よりも上をいくマジックをするところが、さすが夢羽だ。
その上、夢羽はにっこり笑って言った。
「だって、瑠香。喉がかわいたんだろ?百二十円ないとジュースは買えない」
す、すごい!
なんてカッコイイんだ!そして、気がきいてるんだ!
そんなセリフ、一度でいいから言ってみたい。” -
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ネタバレ海洋冒険編ということで、やっぱり旧の7巻、8巻とくらべてしまう。
思い出補正かもしれないけど、旧のほうがテンポもよくてスピード感もあって、おもしろかったな。
カシアスが美形になって出てきたのにはびっくりしたけど。
しかしなんでこうトラップさんは態度が悪いんだ……。カシアスの不信感は、彼のそれまでの冒険の話を聞けば納得できるけど、トラップさんのは八つ当たりというかなんというか。
安定しちゃったぶん、わくわく先を読ませる展開じゃなくなったなあと思いました。それはわたしが大人になったからかもしれないけど。
たぶんカシアスだってクレイだって生きてるんだろうなと思ってしまった。
次巻も買います。こうなったら最後までお付き合いさせていただきます。 -
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“「チーム戦だそうですよ。未来くん、もちろんいっしょに出てくださいね」
「ええええー!?で、でも、わたしなんか戦力にならないですよ」
「いえ、いいんです。だって……」
「だって?」
思いっきり期待して待っていたのに。みんなも拓斗が何を言うんだろう?と注目していたというのに、彼はこう言った。
「だって、他にいないので……」”
迎さんの描いたムーも可愛いなとかなんとか。
タクトとムー以外の出場者の容姿が衣装に似合って無さ過ぎて可哀想なんだけど。
“みんなが口々に感嘆の声をあげ、ため息をつく。
なにしろ、女の子用の楽屋から現れた夢羽は、白い大きな襟が印象的な真っ赤なドレスを着ていたのだから。
髪もそのドレスに合うよう、髪の一部を後ろにやって赤いリボンをつけている。
ふくらんだ袖の袖口にも白いレースがついているし、スカートの下にはいている白いふくらんだずぼんの裾にも白いレースがついていた。
白いソックスにもレースがついているし、真っ赤なエナメルの靴はツヤツヤ光っているし。
恥ずかしそうにたたずむ姿は、まるでフランス人形のようである。
夢羽がそんな格好をしていることなど、ほとんどない……というか、瑠香たちも初めて見る。
だから、驚きは大きかった。
それに、まるでヨーロッパ貴族のような格好の拓斗と並ぶと、みんな言葉もなくしてしまうくらい、さらに驚き、感心した。
似合いすぎる!!”