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Posted by ブクログ
“「え?」
夢羽は驚いたように目を見開いた。
大きな澄んだ瞳がさらに美しさを増す。
ボーッと元が見ていると、元に向かって、
「民宿はわかるけど、海の家って......何なんだ?」
と聞いた。元はあわてふためき、ゲホゲホと咳きこんだ。”
夏。海の家での話。
“みんなでワッセワッセと料理を運んだ。
今日の献立は、揚げたてのイワシのフライとザクザクに切ったキャベツ、これをパンに挟んで食べるというもの。
冷え冷えのオレンジジュースもついてきた。
ウスターソースをイワシに、ちーっとかけ、はふはふ言いながらむしゃぶりつく。
油断すると、ソースが手首を伝わってくるし、キャベツもぼろぼろ落ちてくる。
「うわぁ!」
「あぶなっ!!」
みんな必死だ。
いつもだったら魚のフライなんか、「ふーん」って感じの元や瑠香たちも、今はこれ以上ないってくらいにおいしく思えた。”
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