小坂恵理のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今後、巨大な富と権力が欧米(西)からアジア(東)へと移り、新たな時代を迎える。西側諸国の衰退とアジア新興国の台頭によって錯綜する、今の世界の姿を描く。
1490年代の大航海時代の幕開け以降、数世紀にわたってヨーロッパ諸国が、そして第2次世界大戦後はアメリカが世界を支配してきた。だが、過去50年の間に、欧米によるグローバル経済の支配は衰え、アジア各国が台頭した。
アジアの経済発展は、まず1960年代に日本で始まり、70年代に韓国、台湾、東南アジア諸国の一部に波及する。80年以降に中国が、90年代になるとインドが成長を遂げた。そして2014年には、中国が世界最大の経済国になった。
アメリカは -
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Posted by ブクログ
脳科学の見地から相手に伝えたいことや行動してもらいたいことをいかに記憶の中に埋め込んでいくかを述べています。
話の進め方は少し理屈っぽくて理解しやすいとは言えませんが、要旨は丁寧に叙述されていますので少し我慢しながらも読み進めていけば日常生活に使える考え方やテクニックは豊富にあります。
書かれていることをいきなり全て実行するのは無理でしょうから出来そうなところからまず実行して自分のものにしていこうとおもいます。
著者の中にも「他人の解決策を暗記しようとするよりも自分で解決方法を見つけて記憶する方が容易い」とも書かれていますしね。
人間忘れる動物で、人から言われた事の10%くらいしか覚え -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 記憶は目的のための手段である
第2章 記憶へのビジネスからのアプローチ
第3章 相手の記憶をコントロールする
第4章 注目を集める
第5章 驚きのパラドックス
第6章 甘い期待
第7章 メッセージを繰り返させる
第8章 目立てば記憶される
第9章 「シンクの上で日記を書いてみる」
第10章 どの程度なら「多すぎる」のか?
第11章 能はどのように決断するのか?
第12章 忘れられること権利と意図的な記憶
<内容>
脳科学の特に「記憶」に関して、ビジネスレベルでどのように活用していけば、プレゼンやCMや購入に際し、有利に働くかを論じたもの。ちょっと小難