小坂恵理のレビュー一覧

  • 予測マシンの世紀 AIが駆動する新たな経済
    端的な具体例を多く並べつつ、章毎にキーポイントをまとめてくれているので、とても分かり易かった。
    AI/予測マシンを活用する時に意識すべき具体的な要検討項目や、キャンパスツール、トレードオフについて書かれている本。
  • 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで
    数ヶ月前にビットコインが暴落した時に貨幣について興味が湧いたので、読んだ。筆者が貨幣について調べたありとあらゆることが書いてある。
    大変勉強になった気がするが、いかんせん色々な教科書をたくさん抜き書きしてる感じで、いささか退屈なで読み進めるのが辛い時もあった。けど、当初の目的はかなり達成されたので、...続きを読む
  • 平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学
    ・平均的な人間はいない。個性にはばらつきがある。
    └観点によって何が平均的かが異なり、多面的に物事を見る必要があるため。
    └行動特性は、ある程度は性格の影響を受けるが、多くは文脈や状況の影響を受けるため。
    └ゴールにたどり着く道は一つではなく、たくさん迂回路があるため。
    ・個性を重視した企業で成果を...続きを読む
  • 平均思考は捨てなさい──出る杭を伸ばす個の科学
    冒頭での掴みが良くてのめりこんだ。確かに平均はディテールを失う。

    なるほどと思うところはいくつもあったんだけど、思ったより深みを感じられなかったのが少し期待外れだったかなと。

    歴史的に平均の考え方が生まれたいきさつに何十ページも、自分としてはいらなかった。
  • 人は記憶で動く 相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方
    脳科学の見地から相手に伝えたいことや行動してもらいたいことをいかに記憶の中に埋め込んでいくかを述べています。

    話の進め方は少し理屈っぽくて理解しやすいとは言えませんが、要旨は丁寧に叙述されていますので少し我慢しながらも読み進めていけば日常生活に使える考え方やテクニックは豊富にあります。

    書かれて...続きを読む
  • 人は記憶で動く 相手に覚えさせ、思い出させ、行動させるための「キュー」の出し方
    <目次>
    第1章  記憶は目的のための手段である
    第2章  記憶へのビジネスからのアプローチ
    第3章  相手の記憶をコントロールする
    第4章  注目を集める
    第5章  驚きのパラドックス
    第6章  甘い期待
    第7章  メッセージを繰り返させる
    第8章  目立てば記憶される
    第9章  「シンクの上で日...続きを読む
  • [新訳]武士の娘
    このJK感じ悪くね?と、私の中に潜む(十年以上昔の)JKが囁いていましたが、当時を知る資料としてはとても興味深かったです。
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏
    アメリカ史の、冷戦終了後から、現在まで。
    イラク戦争、フセイン、タリバン他テロリストに対する、アメリカ政府の対応が、一部の人々のために行われてきた、その側面を語っています。そしてそれを引き継いだオバマ政権が、何も出来ていない現実。非常に衝撃を受ける内容です。
    どんな人々、政権にも、良い面と悪い面があ...続きを読む
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史1 2つの世界大戦と原爆投下
    オリバーストーン監督による輝かしいアメリカ史の裏側。冷静な目でそのときアメリカはどうだったのかについて書かれています。この1巻では2つの世界大戦と原爆について。冷静なアメリカ人の目線の内容があり、今までの日本人としての目線で見ていたものに新しい気づきを与えていただけました。とはいえ、おおよそ想像のつ...続きを読む
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏
    「オリバーストーンが語る…」全三巻を読み通した。
    第一次世界大戦から始まる二十世紀=戦争の世紀から二十一世紀のオバマ政権まで、世界においてアメリカの果たした役割でありながら、アメリカ国内における歴史認識とはいささか異なる面を語る。

    日本人にとってわかりやすいのは、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下の話だ...続きを読む