青木創のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お久しぶりのウィンズロウ二冊目は、緊迫のミリタリー・サスペンス。すべてを失った男が元兵士の友人たちとともに、自らの手でテロリストに鉄槌を下すというストーリー。
序盤は面白かったが、チームと合流してから冗長に思え、退屈に感じることもしばしば。テロの真相にひねりがあるわけでもなく、謎解きはシンプルに終了し、そこから先はとことんアクション。各国から集められた傭兵のスペシャリストたちに注目しようにも、人数が多くて把握する気が失せ早々に諦めてしまった。
ハイテク武器とかクールなアクション・シーンが満載なので読み応えは抜群だが、私はそれを楽しめる読者ではなかったということでしょう。不完全燃焼が悔しいな -
Posted by ブクログ
内容はそれなりに面白いのだけど、文章が読みにくくてなかなか頭に入ってこない。読むのにとても難儀した。私はこの手の本が大好きで、『予想通りに不合理』も『明日の幸せを科学する』もガツガツ喰いつきながらよんだというのに、本書はページをめくる指が重かった。というわけで読み終わるまでに一月近くかかってしまった。
青木さんが翻訳したのにおかしいな、、、と思っていたら青木さん違いで、こちらは青木創、あちらは青木薫。な〜んだ。改めて青木薫さんを素晴らしいと思った。
やっと本の中味の話し。
著者は物理学者から転身した社会学者というユニークな立場。「社会科学が科学的であるとはどういうことか」についてとても丁寧に -
Posted by ブクログ
本書「偶然の科学」を、数ある「常識を疑え系」の一冊として読むことは当然可能だ。そう読んだとしても本書の元は確かにとれる。
オビより
アップルの復活劇は、ジョブズが偉大だったこととは必ずしも関係がない。
VHS対ベータ戦争で敗れたのも、MDの失敗も、ソニーの戦略ミスではない。
給料を上げても、社員の生産性はかならずしも上がらない。
JFK暗殺も9・11も、可能性が多すぎて、事前の予測は不可能。
歴史は繰り返さない。したがって歴史から教訓を得ることはできない。
フェイスブックやツイッターの大流行は、人々のプライバシー観が変わったからではない。
ヒット商品に不可欠とされる「インフルエンサー」は、偶