HIMAのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最初は取っ付き難い印象が非常に強かったのだが、100ページを超えた辺りからそれなりに読めるようにはなった。電撃大賞<大賞>受賞作品。
ネットツールが進化し国民誰もが首に『ニューロリンカー』と呼ばれる携帯端末を装着している近未来が舞台。主人公のハルユキはその太った容姿から虐められてばかりの無能少年だった。しかし、ある日黒雪姫と呼ばれる生徒会副会長から声を掛けられる。それが少年を変えていくきっかけとなっていく・・・。
最近ではオンラインゲームを舞台にした系統の作品ではネット上の出来事が現実に影響して、やれ死ぬだとかやれ昏睡状態に陥るとかそんな類の設定が多いように思えるのだが、本作ではネット上に広がる加速空間での出来事は一切現実には影響しない。あくまでもちょっと過激なオンラインゲームとして扱われている(同著者の別作品では上記の様な設定が使われているが)。そういったストイックな部分は私的に評価したくなってしまったりする。
この作品で扱われている『加速』。これにも上手い設定が使われている。超高速的に動こうものならその後は疲労状態で連続使用などできないという設定が他の作品では見られるが、本作ではポイント制となっており、ポイントがある限り何度でも加速が使えるようになっていることは驚きだった。だから絶対に失敗したくない時などは遠慮無く『加速』すれば出来ないことなどなくなってしまうのだ。一度でもこの美味しさを知ってしまえばおいそれと手放すことはできなくなってしまう。だからこそ、ここでポイントを得る為の設定が上手く活きて来るのだ。
ライトノベルでは珍しい太っちょで虐められっ子という設定には当初どう反応すればよいのかと戸惑っていたのだが(特にこいつがなぜかモテてしまっていたりとかな!)、中盤辺りからの形振り構わず誰かのために頑張りたいというスタイルを発揮してからは素直に共感できるような魅力あるキャラクターに変貌していたのは驚き。
ただ、登場キャラクターのほとんどが中学生以下というある意味閉鎖的な世界観の中でどれだけ広がりのあるストーリーを持たせられるかは疑問だけれど、そういった点も含めて今後も注目していきたい一品と思えた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回もメタトロンたん表紙キタコレ!!
っつーわけで、正ヒロインの座を席捲せしめたメタトロンたんですが
今回も大活躍可愛い感じで素晴らしかったです。
そして今回長かったISSキットに纏わる一連の事件が、
一応の解決を迎えます。
まあ、要するにいつもみたく裏切りの待て次巻でなく、
ひとつイベント終わらせて終了ってこと。
個人的にAWに関してはバトルの良し悪しってあまり期待していないので
(フルフェイスアバターで表情云々とかってのがイマイチ慣れないのもある)
その辺のことはわりとどうでもいいのですが、
”AA”や”CC”に関連する話題など、物語の根幹に関わる情報が
今回のお話は小出しにされていて、
続巻への期待が個人的には高まりました。
あと最後のとこの件ですが、
良い悪いで言えば個人的には良いんですが、
別作品で似たようなこと2回くらいやってるからちょっと萎えたのも本音。
このことだけじゃなく、ちょっとワンパ感が出ることが多くなってきた気がしますよ川原さん。
まあ、こんだけの勢いで書いてたら仕方ないのでしょうが、
大事なシーンぐらいは使いまわしネタでなくスマートに書いてほしいなと思います。