宇野利泰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
他の作品の評価見るに、ジョンルカレの作品では一番面白いんじゃなかろうか。「我らが背きしもの」とか割りと早い段階で挫折したし。
そこまで場面の切り替えや登場人物の視点入れ替えは激しくない。ほとんどリーマス一人の視点に寄ってるから話が分かりやすい。のかもしれない。
カーラは登場せず。変なリアリティあって何か凄い。TTSSよりこっちを映画にするべきでは?
最後のネタバラシは外事警察を思い出させる。
ラストは「人狼」みたいな感じ。まあ、そうなるよな……あの女が脱出出来た時点でそもそも存在している事がサーカスにとってのリスクだし。
「はかがいかない」ってどこの方言なんですかね… -
Posted by ブクログ
7編収録の短編集。
前半の4編は軍人のテナント少佐が活躍する
短編。架空の国が舞台で将軍の圧政や革命など
ところどころ不穏なその国の空気が描かれている
のが上手いです。
またテナント少佐の軍隊の権力や派閥に縛られず、
自分の正義と思考に愚直に行動する姿がとても男前
です。
テナント少佐ものがこの短編だけなのが残念…
この国の政治をもっと掘り下げた長編があったら
間違いなく名作になりそうな予感がします。
他3編は歴史ミステリにブラックユーモア、奇妙
な雰囲気のものとバリエーションが豊か。特に自分
が好きだったのは、
被告の無罪を勝ち取った弁護士がその友人の
大学教授に被告 -
Posted by ブクログ
中盤まで主役を務めるマープルの登場はないが、故に警察官の活躍が際立つ。
ここ最近放送されていた、深夜のミステリチャンネルでのTV版では二時間で解決されるという仕様だったので、所々不明が残ったものだが、こうして文字を追ってみると、犯人が判明した際に、成る程。と思うところが多々あった。
要するに、TV版よりも文字の方が、時系列がはっきりと覚えていられる。
覚え書き。
投資信託会社を経営する男が、自社の社長室で毒殺される。その男の上着のポケットには、ライ麦が一杯に詰められていた。
その後、男の若い後妻、屋敷に勤めていたメイドが連続で殺害され、このメイドの行儀見習い先の主であったミス・マープルが新 -
Posted by ブクログ
これがヒロイック・ファンタジーの原点なのか。ふむふむ。
第三者の感想など挿入していないところが、まるで遠い昔から言い伝えられてきた神話や物語のような冷淡・残酷・不可思議がつまっているように感じました。
付録にあたるのか、後半のハイボリア時代については理解できるような
できないような別世界で実感がいかなかったのですが
BBCで制作されたメソポタミア黎明期からラムセス2世・3世あたりの
ドキュメンタリーを見て、はじめて得心がいきました。
猿まで退化したり、大陸の形が変わるほどの天変地異は
ないですが、ずーっと日本は日本だった国の者には想像もつかない
国々、民族の移り変わりが実際にあったのだ