宇野利泰のレビュー一覧

  • ポケットにライ麦を

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    読む前から、マザーグースの一節のタイトルが気になっていた一冊。
    最後の締めくくりがとても切なくて印象に残る。

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    2014年12月28日
  • ラヴクラフト全集2

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    全集2巻目は3作品が収録。世界は安定したものではなく、辛うじて危ういバランスの上に存在している。ふとしたきっかけからそれを認識してしまう恐怖と絶望。この世界観は好きだけど、文章が華美でくどいのよね。あと7冊?読めるかな。

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    2014年09月15日
  • ラヴクラフト全集2

    Posted by 読むコレ

    前巻より読み易かった。
    今巻の秀逸な点は、悪魔や怪物という人外の存在を題材にしているにも拘らず、実際に怪物そのものや残酷な描写が少ない点でしょう。
    あくまでも扱っているのは興味と恐怖と狂気の境界線におけるせめぎ合いという人間らしい部分であり、故に容易に想像が可能であり怖気を誘います。
    中でも「チャールズ・ウォートの~」は珍しく長編で、それだけに主人公の狂気への過程がじっくりと描かれ、読み手の中の恐怖も醸成させられる体で世界観を堪能できます。
    にしてもラスト付近の老医師の胆力には脱帽。
    僕なら瞬間発狂ものでしょうね…

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    2014年07月05日
  • Yの悲劇

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    こちらも本当に久し振りの再読。内容完全に忘れてた。当時はセンセーショナルな内容だったのかもしれないが、現代では十分起こりえるレベルか。Xのほうが個人的にはミステリーとして出来がイイと思う。

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    2014年04月27日
  • 華氏451度

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    ネタバレ

     西尾維新『恋物語』の新聞全面広告から。『ひたぎサラマンダー』の「サラマンダー」のわけも読んでみて分かった。しかしガハラさんの言う通りこれをボーイミーツガールとは読めない。クラリスは凄く好きになっただけに出番が序盤だけだったのが残念。
     焚書について扱った小説。『1984年』、『沈黙の春』とかと同じ系統になるのか。1950年代から見た未来で現在だと違和感があるところも。管理体制が甘さが現代からみると考えにくい。車の延長線上の高速マシンはあるが、監視カメラがまったくない。携帯のような端末もなくラジオがポータブル化したものがあるだけ。これは作者の予想が間違っていることを指摘するものではなく現実にお

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    2014年09月04日
  • ラヴクラフト全集2

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    クトゥルフ神話大系の長、ラヴクラフト全集の2冊目は、今なお映画の原作モチーフとして用いられるホラーの名作『クトゥルフの呼び声』の他、傑作短編でショートホラームービーのような『エーリッヒ・ツェンの音楽』。ラヴクラフトとしては珍しい長編小説であり、話の中盤の途中がやたらと中弛みして退屈になる所などは、かの怪奇カルトムービー映画の父ロジャー・コーマンの演出風味そのまんまの展開が有る意味で味わいの深い『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』を収録。今にすれば恐怖、怪奇というよりも奇異な物語はかえって新鮮に感じられる。

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    2013年10月26日
  • 思考機械の事件簿1

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    サンドイッチが食べたくなったので用意しておくと良いと思われる。ありえないことを嫌う性格は好感が持てるが、情景描写がやや雑。

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    2012年10月15日
  • 黒い海岸の女王

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    これがヒロイック・ファンタジーの原点なのか。ふむふむ。


    第三者の感想など挿入していないところが、まるで遠い昔から言い伝えられてきた神話や物語のような冷淡・残酷・不可思議がつまっているように感じました。

    付録にあたるのか、後半のハイボリア時代については理解できるような
    できないような別世界で実感がいかなかったのですが
    BBCで制作されたメソポタミア黎明期からラムセス2世・3世あたりの
    ドキュメンタリーを見て、はじめて得心がいきました。

    猿まで退化したり、大陸の形が変わるほどの天変地異は
    ないですが、ずーっと日本は日本だった国の者には想像もつかない
    国々、民族の移り変わりが実際にあったのだ

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    2012年09月20日
  • Yの悲劇

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    初読みエラリークイーン作品
    評価が高いのはわかるけど、探偵が終始白黒はっきりしてくれなくてイライラした
    意図的なんでしょうが、訳が問題なのかクイーンの文章が好みじゃないのか・・・

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    2012年05月04日
  • ポケットにライ麦を

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    推理小説らしい推理小説だった。
    日本人にはこのライ麦の歌がなじみのないものかもしれないけど、それに沿って、入念に考えられた殺人が起こる。
    やっぱり犯人は意外な人物。
    今回のお話では頭のいいおばーちゃんがどんどん謎を解いていってくれた。

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    2012年05月02日
  • ラヴクラフト全集2

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    「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」、過去の奇怪な事件とその調査を行っていた子孫の身に起こる事件。壁の下から発見される肖像画、先祖と容姿がうり二つであること、謎の言語の文書、儀式…とじわじわ恐怖心を盛り上げ得る要素が満載。真相に近づいていく怒濤のクライマックスに魅せられる。
    「クトゥルフの呼び声」、「エーリッヒ・ツァンの音楽」はベタだけど楽しい。

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    2012年02月29日
  • Xの悲劇

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    本格というのはこういうものかという感じで、ほほうと納得しながらも、翻訳のせいなのかわからないが、読みにくさもある。

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    2011年08月28日
  • ドルリイ・レーン最後の事件

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    これは最初から予想できたし根拠にも気付けた。難易度はかなり低いと思う。
    しかし、うーん、ある身体的特徴が犯人断定の決定的な要素になるわけだけど、これ実は論拠としては不十分なのである。というのも、真犯人と同じ身体的特徴と動機を持っている人なら誰でも犯人になり得るためだ。
    その辺の弱さが気になったが、しかし相変わらず読後の鮮やかさは見事で、さすがエラリークイーンと言ったところ。
    クイーンの小説って読後感が肝だと思う。

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    2011年07月11日
  • Zの悲劇

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    前作2つにくらべると平凡な感じがする。

    楽しめるが心に残る内容ではなかったし、驚きも少なかった。

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    2011年03月08日
  • Xの悲劇

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    NYの混雑した市電の中で仲間と一緒に乗り込んだ株式仲買人が殺された。コルクにさした毒物をひたした無数の針により。警察は元シェイクスピア舞台俳優のドルリイ・レーンに捜査の助けを借り捜査をするが、第2第3の殺人が起こる。

    ちょっとばかし古めかしい感じはやっぱりするけど、確かにいわゆる「本格派」という感じではある。ドルリイ・レーンが最初から犯人がわかってるくせして言わないとこなんて、いらだたしいしまどろっこしい。
    東急百貨店のブランド「Drury Lane」ってここから来てるのかな?

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    2010年08月15日
  • 犯罪カレンダー(1月~6月)

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    消化不良になってしまう作品が
    散見されます。
    特に面白いのは大統領の宝を探す
    「大統領の5セント貨」か「くすり指の秘密」かな。

    後者はエラリイが最後にしてやられてしまいます。
    珍しいケースですね。
    彼の苦々しい表情が思い浮かんできそうです。

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    2010年06月26日
  • Yの悲劇

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    日本ではXよりも断然Yの方が人気があるのだそうだ。
    それは多分、閉鎖された空間、陰湿な一族、血の狂気と言った犬神家的なものを日本人が好む傾向にあるからではないかと勝手に予測。

    当時としては衝撃であろう真犯人とラスト。
    そしてX以上に使えないサム警視。
    レーンを引き立たせないといけないのは分かるが、いくらなんでも無能すぎるだろ。

    東野圭吾の「名探偵の掟」を読んだ後に読むと、サム警視の哀れさが際立つ事間違いなし。

    しかし発表からあまりに時代が経ちすぎたから、気になる箇所が出てきただけであって、やはり名作である事には変わりはない。
    古典を知る上で読む事は重要だけど、今のミステリと遜色なしといっ

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    2010年04月11日
  • Xの悲劇

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    あらすじ
    ニューヨークの市街電車の車内にて、株式仲買人が上着のポケットに入った奇妙な凶器で殺害される
    密室状態の車内には、被害者に悪意を抱く者が大勢いた
    警察は元俳優の探偵、ドルリイ・レーンに事件の解決を依頼するが、第2、第3の殺人が発生するに及び、事件は意外な様相を呈し始める…


    クイーンは国名シリーズは読んだのだけれど、こちらのシリーズはよく考えたら読んでいなかったなと思い購入
    このシリーズはXからきちんと読まないと面白さが目減りするらしい
    いきなりYを読んじゃダメって事ですね

    ドルリイ・レーンシリーズが日本に初上陸したのが「紙魚殺人事件」
    1936年の事なのだが、この「紙魚殺人事

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    2010年04月11日
  • ギリシャ棺の秘密

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    謎も論理もなかなか面白い。
    最大の不満点は、論理を裏の裏にしすぎで根拠が全く無く崩壊しているところ。
    それと、やっぱり文章が退屈です、ロス名義やローマ帽子に比べるとましですが。

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    2010年03月30日
  • 思考機械の事件簿1

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    シャーロック・ホームズのライバルたち、というコピーがついているように、ホームズを彷彿とさせる探偵です。どんな怪事件も思考機械の手にかかると、論理的に整頓されていきます。ただ、人の心には踏み込まないんですよね。なので、犯罪の手口は解明しても、その動機までは解明されないものもあるので、ちょっと不満かなあ…

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    2010年03月19日