宇野利泰のレビュー一覧
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他の作品の評価見るに、ジョンルカレの作品では一番面白いんじゃなかろうか。「我らが背きしもの」とか割りと早い段階で挫折したし。
そこまで場面の切り替えや登場人物の視点入れ替えは激しくない。ほとんどリーマス一人の視点に寄ってるから話が分かりやすい。のかもしれない。
カーラは登場せず。変なリアリティあって...続きを読むPosted by ブクログ -
TRPGで有名らしい「クトゥルーの呼び声」を筆頭に収録。
他の巻に比べ、怪異に直接対峙している(というか、対峙している描写が比較的正気のまま書かれている?)作品が多いのが特徴。幻想的な雰囲気を楽しめる「エーリッヒ・ツアンの音楽」がこの間の中ではお勧めか。Posted by ブクログ -
ううう。ううう。
レーンを好きになれそうでなりきれない、、、のは訳のせいなのか、そういうものか。。。。
同じ判のXの悲劇が無い。。。のでカドカワのを購入。ちょっと時間あけて読もう。Posted by ブクログ -
小林泰三さんの著書「玩具修理者」の解説を読んでから“クトゥルー神話”とは何ぞや?と思い、手に取りました!知的好奇心ならぬ知的恐怖心とでも云いましょうか。考えれば考える程、恐怖心が掻き立てられる作品群。でも、やはり翻訳モノだから今一つ読みにくい・・良かったのは『闇に蠢くもの』かなぁ^^Posted by ブクログ
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ぞっとした。
政府によって本の所持が禁止され、イヤホンから流される放送と壁一面のテレビと『家族』に夢中にさせられて、考える時間を奪われた人たち。
今、現実の世界で私たちは、自ら読書を避け、インターネットやスマートフォンの世界やゲームにのめり込み、自ら考える時間を放棄している。
ほんと怖いです。Posted by ブクログ -
7編収録の短編集。
前半の4編は軍人のテナント少佐が活躍する
短編。架空の国が舞台で将軍の圧政や革命など
ところどころ不穏なその国の空気が描かれている
のが上手いです。
またテナント少佐の軍隊の権力や派閥に縛られず、
自分の正義と思考に愚直に行動する姿がとても男前
です。
テナント少...続きを読むPosted by ブクログ -
全集2巻目は3作品が収録。世界は安定したものではなく、辛うじて危ういバランスの上に存在している。ふとしたきっかけからそれを認識してしまう恐怖と絶望。この世界観は好きだけど、文章が華美でくどいのよね。あと7冊?読めるかな。Posted by ブクログ
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人間外が出てくるホラー小説。
SFとはまた違って、現代の中に
宇宙人が潜りこんでる的なお話しです。
個人的には『死体安置所にて』が
シンプルなホラーで面白かった。Posted by ブクログ