古賀茂明のレビュー一覧

  • 断罪

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    なんかねー。安倍さんを嫌いな二人で盛り上がっている感じ。
    抽象論に終始。古賀さんには期待したいが、経済産業省以外の話になると、一般論、浅い提言になっている印象。村上さんに至っては、昔話が多くて、説得力ないな。

    【提言・期待】
    ・官僚も政治家も、国民の信頼を取り戻すために徹底的な情報公開(領収書のすべて、会議のすべてにいたるまで)#オードリータンがやっているやつ
     ⇒公文書管理法、情報公開法
    ・内部告発(防衛省日報、もりかけ、ともに内部告発で露呈)

    【知識】
    ・国家予算100兆円 特別会計を含むと250兆円

    【METIの歴史】
    ・過去は圧倒的な情報力や対外的な交渉力が権力の源泉であった(国

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    2021年05月05日
  • 日本中枢の崩壊

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    古賀さんは

    ① 永田町と霞が関の機能障害と機能不全を事例を挙げて解き明かし
    ② いかに民主党政権が官僚、とくに財務省に取り込まれていったか
    ③ 首相がリーダーシップをとれば変えることができる例を、橋本政権、小泉政権を事例に説明
    ④ とはいえ、規制勢力、利権勢力と闘いを挑むのは並みの胆力と技術ではできない
    ⑤ そんな中で古賀さんはいかに敗れていったか。

    という軸で書いています。そのうえで最後に古賀さんなりに日本をよくする提案をいくつもしています。

    強大な権力と敗れた人が、なんでこんな提案を残すんだろう?って考えたのですが、古賀さんは真の日本のために働く強力なリーダー、首相の誕生を期待して、

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    2020年01月27日
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    反安倍政権、反集団的自衛権の人であるが、多少感情的すぎるきらいがある。同じ反安倍であれば同時期に読んだ植草氏のほうが論理的かもしれない。

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    2019年06月27日
  • 信念をつらぬく

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    【ノート】
    ・他の本でも古賀さん書いてたけど、政治は国民が少しでも関心を持って行動することが大事。その具体例は、1000円でもいいから献金して、何をやってるかちゃんと見るということ。複数の著書で繰り返して言ってるってことは、結構有効なことなんだろう。

    ・また、本書では、官僚も政治家も結構普通の善良な人だという当たり前だけど曇りがちな認識を示しているのもよかった。自分もステロタイプな悪役責任論に陥りがちなので。

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    2018年10月28日
  • 官僚の責任

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    国家を動かす官僚の実態を赤裸々につづったもの。経験者の愚痴?前段は筆者の思いのたけを勢いよく綴ってある。共感できたのは3章以降。賛同できる提案もあった。多くの人に一読を勧めたい。

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    2018年10月20日
  • 官僚の責任

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    ここに書かれていることが事実であるならばエリート官僚ってのは、私利私欲のために働いていることになる。また、「連立」も民主党、自民党の両党の支持者に対するバラマキと、その財源を調達するための消費税増税なのか?

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    2018年10月12日
  • 官僚の責任

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    霞が関の省益に群がる役人の実態を披露。東北震災でも省益を一番に考える役人には幻滅。公務員改革など夢のまた夢。日本の先行きは暗いな〜。

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    2018年10月20日
  • 日本中枢の崩壊

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    官僚組織とお付き合いがある方は,読んで損はない.霞ヶ関の特殊性が良くわかるが,その特殊性が力の源でもある.ルーティンワークと政治的判断が求められる事案は分けて考えるべきかな.変える勇気変えない勇気両方必要.

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    2018年10月09日
  • THE 独裁者

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    安倍が独裁者というイメージはなく、本書のタイトルには違和感がある。
    安倍はもう使えないとなると、取り巻きは直ぐに離れていくでしょう。
    ただ、「それはアウトでしょ」という政治権力の私物化をうやむやにしてしまう現政権はある意味スゴイ。
    野党が非力すぎるから選挙で負けない。勝ち組にいる自民・公明の議員たちも見て見ぬふりをする。
    ならば、強引にもっとできることがあっただろうに、社会保障や過疎化対策、将来を支える産業基盤づくりなどは結局進んでいない。
    国難を呼ぶ男!という意味では、情報操作に関わる法律や無理を重ねた円安・株高誘導の副作用が今後の日本に閉塞感を与える原因になるだろう。

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    2018年05月06日
  • 日本中枢の狂謀

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    古賀茂明氏が、マスコミ等で話している内容をまとめた書籍。
    登場人物は実名で書かれているが、実名で行動し、マスコミに出演している内容なので、そのことによる驚きや目新しさはない。

    普段ニュースに関心のない方が、一部マスメディアが報道しない(全てのメディアが報道しないわけではない)ニュースに接するという意味はある。

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    2017年11月06日
  • 日本中枢の狂謀

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    以前(今から2年前の2015年)古館一郎氏がキャスターをしていた報道ステーションに出演していた「古賀氏」によって書かれた本です。日本についても問題点が、7章に分けて述べられています。

    日本のメディア(新聞、テレビ)の問題点については今までに他の論者からも聞いていたものでしたが、私にとって一番印象に残ったのは、第五章の内容でした。

    エコカー制度の導入は、その対象者が9割以上になってしまうような、事実上の自動車業界を守るためのような制度であった、電気自動車時代に活躍するであろう「3Dプリンター」において、さらに電気自動車時代を見据えた法整備において、欧州や中国・インドよりも意識が低い点を指摘し

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    2017年07月16日
  • 日本中枢の狂謀

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    原発や農業についてなど随所にいいことを言っているが、9条信者なのが著者の限界かな。「改革はするけど戦争はしない」とは意味が分からない。

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    2017年06月30日
  • 日本中枢の崩壊

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    元経産官僚の古賀茂明氏が、官僚時代の最後に現役官僚として出した本であり、官僚主導による「日本中枢の崩壊」を告発し、公務員制度改革の必要性を訴えている。
    官僚が省益にとらわれた内向き志向になっていることが問題であるという指摘など、著者の官僚批判は一面で真理をついていると思う。また、著者が中小企業視察の出張で知ったという国の政策の問題点(弱者保護政策が経済の新陳代謝を阻んでいるなど)も納得がいくものだった。
    一方で、著者の官僚批判には思い込みに過ぎないような部分もあるように感じた。また、著者のような「自分が正しい」ということを前面的に打ち出すようなキャラクターは、組織ではうまくいかないだろうなとい

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    2016年11月05日
  • 官僚の責任

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    元経産官僚の古賀茂明氏が、官僚在職の最後の時期に執筆した、官僚の行動心理を具体例をもとに解説しながら、霞ヶ関の実像を紹介するということに主眼が置かれた本。
    自身の経験に基づく官僚論は、こういう考え方もあるのだと一読の価値はあると思うが、ちょっと内容に主観的な部分が散見され、著者の思い込みに過ぎない部分もあるのではないかと感じた。
    日本の財政再建に必要な処方箋として、「ちょっとかわいそうな人は救わない」という考え方を打ち出したことについては、非常に共感した。

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    2016年10月21日
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    安倍政権が目指す右よりの改革に危機感を表明。
    安倍総理の改革は日本を戦争がないと生きられない国家にしている。
    アメリカよりは問題。アメリカはベトナム、イラクなどでこれまでも多くの間違いを犯している。
    もっと改革を目指すハト派政党ができてもよいのではないか。
    戦争を抑制するには、核や武装の充実ではなく、国際世論を見方にすること。
    日本らしさを世界にアピールすること。

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    2015年05月30日
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    古賀さんの本は好きだったのだけど、これは読んでてイライラする。
    官僚の考え方の批判はその通りだと思うし、日本をダメにしてる最たるもんだとも思うのだけど、国民を馬鹿にしてんのは古賀さんも同じなのかと感じた。
    安倍さんのやり方が全部正しいのかどうかは判んないが、こいつだからこう考えてんだよ、みたいな論の進め方は不愉快だ。
    あってるかどうかは、知らないよ。
    だけど不愉快。
    この人も、所詮官僚なのだと思わせていたただいた。

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    2015年01月04日
  • 利権の復活

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    古賀さんはきっと優秀なんだろうし、この本は日経新聞読むよりずっといいと思うけれど、なんか小役人って印象が拭えない。経産省でも両極端の評価のようだけど、出る杭は打たれるけど、出過ぎる杭は打たれないと思うし、もっと強いエネルギーを感じたかった。うちの父は、古賀さんをただの評論家と言っていたが、世間の認知度はそんなもんよね。もっと強いエネルギーとブレーンがいれば、元官僚にいろんな泊がつく気がする。。でもいいヒントもありましたよ。頑張って欲しいとも思っています!

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    2014年04月01日
  • 日本中枢の崩壊

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    著者は「守旧派v.s.改革派」や「若手v.s.シニア」の世代格差とステレオタイプに分けてしまうところが多々見受けられました。具体的に守旧派ってどんな人たちのことを言うのか?改革派って何?若手の定義は?などをもう少し丁寧に論じて欲しいと思いました。そこらあたりはちょっと知恵足らずに見えてしまいました。本当はちゃんと考え抜いている方だと思うので、ちょっともったいない。あとは、自民党も民主党もだめなのだとすると結局誰が政治を変えるのだろうかと改めて頭真っ白になりました。みんなの党や国民新党って訳でもないだろうし。あとは、市場原理が働かない産業もなんとかならんものか。大きなところでは電力。その他は補助

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    2014年03月02日
  • 利権の復活

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    原発・TPP・憲法改正・アベノミクス・外交と、官僚と族議員の利権の復活に警鐘を鳴らす。
    古賀氏の内部告発的内容は納得できる面も多いが、TPPの章における結論は、新自由主義的規制緩和ということだとしたらちょっと残念。

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    2014年01月24日
  • 日本中枢の崩壊

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    著者は優秀で、まじめで、国家・国民のことを一生懸命考える合理的官僚であったらしい。そのことは、本書やその後の著者の行動からよく分かる。
    そういう人の書いたものであるから、傾聴すべき意見は多い。ただ、本書の執筆時期によるのかもしれないが、公務員はすべてダメといった十把一絡げ的な書き振りが所々見られることが残念だったし、提言にしても、よいものが多いが、中には、もう少し検討してから書いた方がよかったのではないかと思われる点があるのが惜しい気がする。
    官僚時代の著者と知り合いたかった。

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    2014年01月15日