古賀茂明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テレビでもお馴染みとなった古賀さん
国家公務員改革の旗本となるべき重要人物であるが現在は官僚を離れ外野の位置から日本を良くしようと考えている
「中学生にもすらすら読める一冊」としてわかりやすさ重視で書かれているので政治に興味のある学生にも読んで欲しい
そして国を動かす政治家と官僚の現在を知ってほしい
そんな願いを感じる内容です
良いことをすれば出世(褒められる)する仕組み作りこそが日本を復活させる第一歩なのかなぁ~?
予算を使い切ることが仕事ではなく予算をいかに抑えたり予算内でどれだけ国益になるのか・・・など
改革案って実は子供の学級会レベルの答えすら正しいのかもしれない
その常識が国家 -
Posted by ブクログ
内容はタイトルそのまま。
元官僚である著者が、官僚と呼ばれる人たちの実態を語りつつ、
制度をどのように変更し、国民としてどのように振舞えば、
より良い状態になるかを提言する。
体験談も交えた具体的なエピソードが多く、平易な語り口なので、読みやすい。
ここ数世代の内閣のなかでどのような動きがあったのか。
政治家の言動に対して、官僚はどのように振舞うのか。
そういう話が書いてある。なかなか面白い。
胸が痛むのは、若手でやる気のある人が、どんどん辞めていくという点。
やはり制度的に問題があるのだろうと思うし、
国民もきちんと目を光らせる(政治を通じて)ことが重要なのだろうとの思いを新たにした。
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Posted by ブクログ
なんかねー。安倍さんを嫌いな二人で盛り上がっている感じ。
抽象論に終始。古賀さんには期待したいが、経済産業省以外の話になると、一般論、浅い提言になっている印象。村上さんに至っては、昔話が多くて、説得力ないな。
【提言・期待】
・官僚も政治家も、国民の信頼を取り戻すために徹底的な情報公開(領収書のすべて、会議のすべてにいたるまで)#オードリータンがやっているやつ
⇒公文書管理法、情報公開法
・内部告発(防衛省日報、もりかけ、ともに内部告発で露呈)
【知識】
・国家予算100兆円 特別会計を含むと250兆円
【METIの歴史】
・過去は圧倒的な情報力や対外的な交渉力が権力の源泉であった(国 -
Posted by ブクログ
古賀さんは
① 永田町と霞が関の機能障害と機能不全を事例を挙げて解き明かし
② いかに民主党政権が官僚、とくに財務省に取り込まれていったか
③ 首相がリーダーシップをとれば変えることができる例を、橋本政権、小泉政権を事例に説明
④ とはいえ、規制勢力、利権勢力と闘いを挑むのは並みの胆力と技術ではできない
⑤ そんな中で古賀さんはいかに敗れていったか。
という軸で書いています。そのうえで最後に古賀さんなりに日本をよくする提案をいくつもしています。
強大な権力と敗れた人が、なんでこんな提案を残すんだろう?って考えたのですが、古賀さんは真の日本のために働く強力なリーダー、首相の誕生を期待して、