古賀茂明のレビュー一覧

  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    1.日本版NSC
    2.特定秘密保護法
    3.集団的自衛権
    恐怖の3点セット
    確かに何か我が国は危ない方向に
    向かっているような感じがしてたが
    それが確信となるような1冊でした。

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    2015年01月04日
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    今日の朝刊の一面に『「自民300」予測衝撃走る』の見出しが躍る。自民党はこの衆議院選挙に大勝し、そして16年の参議院選にも勝って長期政権を我が物にするのであろうか。そうなると首相の構想と夢は確実に実現されるのであろう。果してそれで日本は平和で豊かな世界の国々から称賛される国になるのだろうか。それにしても、今回の選挙で選挙民の一番の関心事が景気回復にあるのは、これで良いのかという感想を持つのですが。本当にこれで良いのか?悲しい気持ちでいっぱいです。

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    2014年12月05日
  • 日本中枢の崩壊

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    東大法学部を出て経産省に入省した古賀茂明氏の本。
    王道を歩んできた人だと思うが、勇気のある人だと思う。
    官僚組織や政治の世界を全く知らない立場からは、内部の様子を知ることができるこの本は貴重だ。

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    2014年11月20日
  • 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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    安部政権に対する辛口の評価。

    集団的自衛権や特定秘密保護法案など、キナ臭い法案が多いということは感じますし、憲法9条の改正の話も、個人的には誰も傷付いていないのだから改正しなくても良いのではと思います。この本にあるように死の商人を目指すというなら言語道断だと思いますが。

    むしろ、経済面をしっかりやってもらいたいと感じました。消費税も上がり、景気をきちんと見極めていけない時期だと思いますし。

    それにしても、既得権益の問題は誰がやっても解決しないかなと思う。そして、平均寿命世界一と言うことは素晴らしいと思うが、それだけ頭の固い長老が居座ることにもなるので、この点も喜んでしまって良いものか。

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    2014年10月19日
  • 利権の復活

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    安倍政権およびアベノミクス、TPP、原発問題、汚染水、橋本知事、憲法改正等をテーマに、「国民は実はこんなふうに騙されている」という詐術の手の内を著者が明かす。
    この本のベースにはきっと膨大なデーターがあるに違いなく、多くの国民にこそ読んでもらいたいはずなのに、ここでも取り上げられていないのは怖いものを感じる。
    無知でしたでは済まされないと思うけど。

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    2014年01月04日
  • 原発の倫理学

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    ネタバレ

    元経産官僚の古賀さんが、主に福島事故後の原発問題について書きためたメルマガの内容を再編集した内容。
    自分は安全性が確保されればあと10年位は、既存の国内の原発の再稼働はすべきという立場で、古賀さんの即時ゼロとは異なりますが、いかに経産省・東電がべったり癒着してきたかを整然と論破しています。内容は2012年初頭の記事も含まれますが、事故処理がなかなか進まない背景を時系列で読むことができる価値ある一冊だと思います。
    ・東電破綻処理を拒み、無責任に国民負担を増やす政府、経産省、東電、メガバンク(1~3章)
    ・国会事故調の提言を無視した骨抜きの原子力規制委員会(4章)
    ・現場の実態を無視した除染指示(

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    2013年12月31日
  • 官僚の責任

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    内容は「日本中枢の崩壊」に重なる点が多い。
    とりあえず、どっちか一冊読めばいいかな。
    個人的には、賛成する点が多いが、何とか内部で頑張って欲しかった。
    官僚の自己浄化も望めない、政治家にも期待できない、となると、頼りは外圧だけ?

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    2013年08月16日
  • 日本中枢の崩壊

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    ネタバレ

    官僚システムの問題点について書いた書ではあるけど、この本に書かれている課題なり問題点は、日本全体にもあてはまるものなのかなぁと。

    官僚の課題もさることながら、官僚システムにものすごく大きな問題があるという話。

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    2013年08月11日
  • 日本中枢の崩壊

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    古賀氏の分析も主張も頷ける点が多い。とくに、日本人の組織力が欧米に比べ、決して優れてない点など、新鮮であった。

    しかし、なぜか素直に肯定できない気分もある。
    古賀氏が、あたかも、国民の声の代弁者で、内部で改革に邁進した結果、殉死した(追い出された)かのような側面が強調されすぎてるのかも。

    過去にも、此の手のものはあった。
    厚生省(名は失念)、外務省の天本氏など。
    比べると、提言の鋭さでは、古賀氏が抜けてると思う。

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    2013年07月15日
  • 官僚の責任

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    日本の最高行政府であるはずの優秀な官僚が、どうして堕落してしまうかについて書いた一冊。

    元官僚だけあって、その内容は説得力があった。
    具体的な施策も色々と書いてあったが、どれも自助努力を必要とするもので、言うは易し行うは難しと感じた。

    結局、黒船や敗戦のような国難級の外圧によってのみしかかわることができないのか……。

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    2013年06月03日
  • 官僚の責任

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    現在の官僚制が抱える問題に対する分析および改革案について書かれている。

    現在の官僚組織の構造的な欠陥について、著者の個人的な体験をふまえて書かれている部分に関しては説得力があり、危機感が読者にも伝わってくるような構成になっている。
    ある意味では、越権的な人事組織がある中国共産党の方が優れている部分もあるのかもしれない。

    ただ、改革案については、実現のためにどういう立場の人が何をすることが必要なのか、もう少し掘り下げて可能性の吟味を行ってもらいたかった。

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    2013年05月06日
  • 官僚の責任

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    官僚批判で一貫した文体。読んでいてスッキリした。国を豊かにするために、官僚が手を加えないという施策は新たな視点で興味深かった。組織の改変、改革がなければ、国益ではなく省益になってしまう。

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    2013年05月01日
  • 信念をつらぬく

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    経済産業省をはじめ、国の政策に関わるプロジェクトや組織に積極的に関わっていた古賀さんの自伝といってもいい本。本の中でも言っていますが、古賀さん自身は信念を貫くという目的で今まで進んできた意識はなく、振り返ってみればそうだったなと思えるとのこと。
    文章は非常に柔らかい語り口調で、著者の性格がにじみ出ているかんじがして非常に読みやすかった。
    この本を読んで、正しいことを行う・伝える、ということの大切さ、自分自身を偽らないことの重要性を感じました。政治の嫌な面も忌憚なく書かれていて政治に対して嫌なイメージも出ましたが、それでも関わって伝えて変えて行かなければいけないと、自分の中に火を灯されるような本

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    2013年03月28日
  • 官僚の責任

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    元官僚が、官僚の実態をズバッと切る。読んでいて切れが良く面白い。ただ、最後の章では自分自身の官僚時代の考え方がわかり、ちょっとその考え方はどうかと思うところがある。

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    2013年02月18日
  • 日本中枢の崩壊

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    東日本大震災の前後の状況を交えつつ、政治と官僚ってこんなことやってるんだよ~って本です。個人的には「官僚」自体は悪くないとは思ってます。「官僚を官僚たらしめているシステム」が悪いのだろうな~。と。
    天下りなんかも、能力のある人が正当なポジションで正当な業務を行っていれば文句なしなんですが。現実はそうでないよね。ということがとてもよくわかる本でもあります。

    でも、結局のところ、国民一人一人が日本の行く末を考えないとだめなんだろうな。と思う本でもありました。

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    2013年01月07日
  • 日本中枢の崩壊

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    これは官僚が書いた官僚の実態だが、同じような事が政治や企業等あらゆる場面に広がっているのが、今の日本の衰退に繋がっていると思う。身近な所でも垣間見ることが多く感じる。危機の本質はそこにあるような気がする。

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    2012年12月25日
  • 日本中枢の崩壊

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    今の日本の危機状況を的確に表していると思う。
    社会保障制度なども同じだが、焼け野原からの復興に機能した仕組みのすべてが老朽化してしまっているのだろう。
    戦後レジュームの変革に挑んだ小泉、安倍政権に取って替り、時代錯誤のおバカな社会主義を志向した民主党政権が、さらに制度疲労を加速してしまった。
    国のあるべき姿をしっかり語ってくれる政治家の出現に期待したい。
    そして、国民も意識を変える必要があるだろう。最後は自分で自分を守ると。
    ところで、子供のときから、頭のいい子の代表の官僚が、
    どうして”犯罪者”のようになってしまうのか?
    同じように、勉強ができる代表格の弁護士も正義面して国や人を売ってやしな

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    2012年10月06日
  • 日本中枢の崩壊

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    官僚組織のあまりにもの堕落ぶり、それを変えられない政治、そして変えられない政治家しか選ばない国民。では誰がこれを変えられるのか?無力感、脱力感しか残らない。無論、それは本書のせいではない。

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    2012年09月18日
  • 官僚を国民のために働かせる法

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    この法律、採用、施行してくれないかな。官僚制度は制度疲労起こしてて、完全に日本のガンとなってるよな。まともに、国のため、国民の為に働いて欲しい。

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    2012年09月02日
  • 官僚を国民のために働かせる法

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    現存する国家公務員制度や官僚の実態をわかりやすく紹介し、その問題点を挙げ、最後にそれらに対する解決法を提示し国家公務員制度改革を訴える。官僚批判の最先端を走る著者の主張は、悪く言えば偏りがあるように感じられるので、保守的な意見や違う角度からのアプローチなども気になるところ。未来の官僚達の啓蒙書たるべき一冊と言ってもいいのかも知れない。

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    2012年07月01日