ヤマグチノボルのレビュー一覧
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ハルケギニアは地球で魔法が使えた《マギ族》が避難してきた異世界。ハルケギニアの大陸隆起から避難するため故郷である地球へ帰る(侵略もやむなし)というのがヴィットーリオの真の目的。聖地に魔法装置があるのではなく聖地から地球へ帰るというわけだ。
ルイズは始祖の書に故郷に変ってブリミルの目的を達成すれば虚無は消えサイトの命は助かる、と知り教皇に手を貸すことにした。
サイトは邪魔をしないように監獄島に幽閉されるが仲間が助けだしてくれて脱獄に成功。6千年前の夢で知った、聖地の精霊石を消し飛ばせばハルケギニアの大陸隆起は防げるという事実を伝えにルイズの元へ向かう。
虚無の魔法《生命》を唱えるルイズの -
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大団円
前巻まで読んできた読者であれば必読です。
賛否はあるかもしれませんが自分としてはまったく違和感無く読めました。
ただただ、よくぞここまで、と書かれた方、編集の方皆さんの熱意が強く感じられ、半ばからは不思議と涙止まらず巻末まで一気に読み進めました。
期待を超える最高の読後感でした。
非常にアフターが読みたいところですがそれがあり得ない事だけがもの凄く残念です。 -
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ふたつの月が空を彩る異世界ハルケギニア。そこでトリステイン魔法学院に通う少女・タバサには秘密があった。彼女の母国ガリアから彼女に与えられた地位は騎士(シュバリエ)。中でも極秘裏に任務を行う「北花壇警護騎士団」の一員なのだ。胸に秘めた目的のため、タバサは使い魔である風竜・シルフィードとともに任務に向かう……。ある日、タバサに与えられた任務は、ガリアのとある村での「先住の民」の討伐だった。さっそく向かったタバサだが、村でのもめ事は単純な「先住の民」との諍いだけではないようで――。大人気「ゼロの使い魔」シリーズの神秘的な少女・雪風のタバサの活躍を描く番外編、いよいよ登場!
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問題解決はなんか雑
確かに、最近の社会ではこういう「ただ話し合ったら解決できる」コンセプトが流行っていますが、なんか釈然としません;ー;。
自分の大切なものが壊れて > ああ、どうしよう、新しいものを使いたくない > 使わない > イケメンに誘われて外に出た > 二人きりになった > 誰もが知っている知識を話した > 気が変わった > ああ、使おうじゃないか > 使えるようになった
でも、「ワールドウイッチーズ」の世界観を知りたい方はやっぱりおすすめです。
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2006年の時とは違う作品
書くスタイルが違うから、期待通りにはなりませんでした。ただ、「ワールドウイッチーズ」を応援している人にとってはいいと思います。
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シリーズ最終巻。原作者のとつぜんの逝去という思いもかけない出来事がありながらも、足掛け13年におよぶ長い連載を経て、ようやく完結となります。
ハルケギニアを救うために、教皇は才人たちの暮らす地球を侵略する計画を明かします。アンリエッタをはじめとする才人の仲間たちは教皇の指図を受け入れまいとしますが、才人の身に起こる運命を知ったルイズは彼のために大きな決断をくだすことを、心のうちに秘めます。
フーケやジュリオなどサブキャラクターたちもそれぞれの立ち位置にふさわしい活躍を見せ、これぞ最終巻といった絢爛たるストーリー展開で大団円を迎えます。原作者のヤマグチノボルがどの程度詳細なプロットをのこして -
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シリーズ完結を目前にして逝去した原作者のプロットにもとづいて書き継がれた続編です。
同様の試みに栗本薫の「グイン・サーガ」シリーズがありますが、あちらは代筆者の名前が最初からクレジットされていたのに対して、このシリーズでは著者名は「ヤマグチノボル」となっており、しばらくのあいだ執筆者は明かされていませんでした。原作のファンのあいだには賛否両論があるようですが、個人的には違和感なく読むことができましたし、なによりもルイズや才人たちのその後の活躍が読めるということで、十分に満足しています。
ストーリーは、エルフたちとの戦いが中心です。もはやのこすところもあと1巻ということで、物語の舞台であるハ -
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1巻をオーディオブックで聞いて、続きが読みたくなって本を手にとった。2巻ではアンリエッタの命でアルビオンへ才人とルイズが行く冒険もの。あとがきに才人を通じてファンタジーテーマパークのアトラクションを楽しむ、と作者の解説あり。
王家と貴族の対立によって国同士が争い政略を巡らせる背景の中、ストーリーは比較的単純。この本の一番良いところはキャラクターの魅力だ。ルイズとサイトのやりとりから生意気でプライドが高く純情で一本気な少年少女の姿が見て取れる。読んでいてちょっと気恥ずかしくなる。
この2巻を読み終えたところではアンリエッタのことや貴族同盟・ハルケギニアの今後など全く解決していないので、続きも読も -
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