河内遙のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ花屋の若後家店長と、店長に惚れている若いバイトと、元旦那の幽霊の話。 最終巻。
普通に健康な男である私にとっての主人公は葉月くんになる。
本来の対象とすると、男二人から思われて揺れる店長が移入対象なのだろうけれど、異常な状況に置かれた3人それぞれの心情が丁寧に描かれていて、それぞれの幸せを願いたくなる。
いじましくも一途な葉月くんは報われて欲しくなるし、
健気で可愛い店長は幸せになってほしいと思うし、
島尾くんの心残りも、それはそれで納得できるし。
島尾くんと店長がそれなりの納得をして、葉月くんがちゃんとそれを助けた実があって、可愛い六花ちゃんを得て幸せになったのが、喜ばしいと思える、良い -
Posted by ブクログ
島尾くんが消えなかったのは、幽霊話ではないからだろうか。単にどんな事があっても六花の傍にいたい、と言うのが島尾くんの望みで、葉月と生きて行く方を選んだ六花の気持ちではなく、自分のエゴを取った、それも愛なんだろうか。六花が幸せになろうと、自分以外の人間に渡したくないから成仏出来なかったんだろうか。きっちり「こう言う事です」と理解しなくてもいい、と解ってはいるんだが、私は男女モノを読み解く力ないなぁ…。正直言ってしまうと、島尾くんの絵本の世界に閉じ込められて…って下りで、それが誰のどういう感情や思惑でそう言う描写になるのか、ってのがまず解らなかった…あの絵本の世界の下りがなくてもこの物語の筋は描け