あらすじ
目つきの悪い花屋のバイト青年・葉月(はづき)が一途に恋するのは、店長の六花(ろっか)。しかし六花の部屋には、彼女を愛してやまない男の霊がいた。その幽霊・島尾(しまお)の正体は六花の亡き夫で--。低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊の三者が紡ぐ純情三角関係。描きおろし番外編も収録。TVアニメーション化作品!
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Posted by ブクログ
感動には様々な形があるがひさびさにトラウマ級。書店で偶然見かけ全四巻一気に読んだ。翌日余韻を引きずったまま起床。すぐに読み返したが未だ気持ちの整理がつかない。できることなら一晩語り明かしたい、そんな作品。
切ない三角関係
好きになった人の、仕草や細やかな特徴も、好きになっていく。素敵。
男っ気はないと断言していた彼女。まさかの事情。
まさかの状況?!(まさかのファンタジー)
この三角関係は、切ない。
ゴースト3角関係
上手い!やられた!という感じの漫画です。
未亡人と未亡人に恋した男と未亡人の元旦那(幽霊)の奇妙な三角関係。
設定が奇抜すぎて面白過ぎる。
ヒューマンドラマとして深く、
恋愛物として胸キュン、
そして男同士?の醜い争い。
ハマります。
懐かしい
何年前だろう、アニメを見ていた。
きれいな絵で好きだった、漫画を読んで内容を思い出した、でもどう終わったか思い出せない。
続きが気になる。
過去、未来、そして生と死と花
忘れられない過去とこれから進んでいく未来、生と死が、花屋を通して登場人物で表現されている、大人向けの漫画です。人間をよく描写しているなと思う。
島尾くん
亡くなってしまった旦那島尾くんが、最初は見た目通りの優男、というか気弱な人だったのかな?とか思わせといて、ちょこちょこ(一方的に)邪魔するあたり、なかなかの曲者。先が楽しみです。
切なくて愛しい
切なくて切なくて、誰の気持ちを考えても愛おしくて、全巻(番外編まできっちり)一気買い。最終巻ではボロボロ泣きました。後の方の巻になるほど、窒息しそうになるくらい美しく描き込まれた植物がまた...
ええ話やなあ・・。
人の死に向き合う仕事なので
この手の話にめっぽう弱い・・・。
いい話や・・・。
是非読んで欲しい。
作者の他の漫画を、大人買いして、本棚に山積みしていたことを後悔
今夜読みます。
Posted by ブクログ
繊細な美しい絵、丁寧に紡がれた台詞
漫画なんだけど小説のような、でも映画みたいにするすると流れていて、不思議な感覚でした。
綺麗なこの世界感に涙があふれました。
読み終えると花屋で花を買いたくなる。
(……BGMにはドビュッシーの月の光をお勧めします…)
表紙に惹かれて
表紙の生き生きとした植物に惹かれて読んでみたら、なんとも切ない恋物語で、一気に漫画の世界観に引き込まれました。大人かわいい店長に惹かれて花屋にバイトに入った若い男の子の葛藤から、予想外の恋敵が登場してびっくり。そして綺麗な花やかわいい多肉植物が合間合間に入って読んでいてときめきます。
Posted by ブクログ
花屋の女店長と、バイト君と、店長の夫(死んで幽霊になってる)の不思議な三角関係。わがままや、未練などもありながら、決してどろどろしていない関係がいい!
Posted by ブクログ
花屋の店長に恋するバイトの葉月くん。しかし店長の傍には亡くなったはずの旦那が幽霊としてついていた。
こんな三角関係もあるのか、というのがまず。なんとも初めてな感じでした。
物語の中を流れるゆるくふわりとした空気がとても心地よい。
でも旦那の幽霊の前で奥さんを口説いたりとか、他の男に言い寄られている奥さんを見ないといけない旦那の気持ちとか、なんかもうその時々の登場人物の気持ちを考えると読んでて落ち着かなかった。
私にはこの物語にあるような経験がなくて、共感とかはできなかったけど、でも、もしすごく好きだった人とかすごく大切だった人が亡くなったら自分はどうするだろう、というのはすごく考えました。どうすることが一番いいんだろう。私にとって。相手にとって。
いろいろ考えさせられた作品でした。
Posted by ブクログ
子供みたいな大人たちが可愛かった。
死を扱っているけれど悲しいというよりは切ない。寂しい。苦しい。
ところどころ泣いてしまったけれど、でも、幸せなお話だった。
Posted by ブクログ
登場人物少ないけどほぼ全員に感情移入して胸いっぱい。
一人分しかない「パートナー」の席をどうするか。
「不在」と「空席」の違いを三者三様に、
切なくも丁寧に克服していく姿を描いています。
花屋が舞台で、表紙をはじめとてもきれいで心地よい存在感の花達が
物語とテーマに吹いてしまいそうなすきま風を和らげています。
読んで以来、花屋を通りかかるとふと店員さんを見てしまう。
Posted by ブクログ
涙をながしっぱなしで読みきった。
旦那(島尾くん)ひっくるめて彼女を受け入れると言い切った葉月くんに、そりゃ勝てっこないな、と思う。
でも島尾くんのもどかしさ、やりきれなさが胸に刺さった。
最後、自分の遺品と骨を処理しようとする島尾くんが切なくて切なくて。
今まで六花に贈った花たちを部屋いっぱいに再現したシーンと、葉月くんに体を借りた島尾くんが六花と海でキスするシーンが切なくて胸に残る。
特に後者、六花は島尾くんに気づかないで(島尾くんもそれを教えない)キスをするんだけど、島尾くんは「多分僕以外は全部正しい」って少し諦めるんだ。・・・あー、思い返すとまた泣けてしまう!
死に別れた人が幽霊になってまた現れるのって結構王道なストーリーだと思うけど、登場人物たちが御伽噺みたいな100%善人!ってわけじゃなかったから面白かったんだと思う。皆、狡さだったり弱さだったり強かさだったりを愛と天秤にかけてゆらゆらするもんだから目が離せなかったし、惹かれたんだろうなぁ。
ラストはさらに色々考えさせられる。あの部屋を丸ごと残すなんて、「旦那ごと六花を受け入れる」を葉月くんは本当に実行したんだろうなぁ。葉月くんと六花は幸せに寿命をまっとうするわけだけど、島尾くんが結局成仏してないんだよ!葉月くんと六花の孫に「おじいちゃんって呼んでもいいんだよ」って言うなんて、さすが捻くれていらっしゃる(こういうの嫌いじゃないけどね!むしろ大好きだけどね!)
Posted by ブクログ
若い未亡人と死んで未練を残す夫、その残像を感じながら未亡人に恋する青年、三人の気持ちがどれも手に取るように分かる。もう一歩踏み込めない距離感の息苦しさ、建前、ヤキモチ、駆け引き。アニメも素晴らしかった。
Posted by ブクログ
表紙がとにかくキレイ。
私が花が好きなのもあるけど、とにかく配色、構図どれとっても好き。
夫に先立たれ、一人で花屋を切り盛りする島尾六花に一目惚れした葉月。バイトとして花屋で働くことに。
ところが、六花のそばにはいつも旦那「島尾くん」の幽霊がいて、葉月には彼が見えてしまう。
六花の心を掴みたい葉月。
大好きだった六花をの心を離したくない島尾。
前に進みたいような、進むことで島尾に罪の意識を感じているような六花。
複雑な三角関係。
特に島尾の切なさにぐっときた。六花に触れたくても触れられない、泣いていても何もしてあげられないもどかしさが辛く切ない。
Posted by ブクログ
三角関係といっても、ただの三角関係じゃないのが好きなところ。
旦那の死を乗り越えている途中の店長が、生涯二番手でもいいなんて言ってくれる若い男の子の熱意に惹かれるのは仕方ない。
でもそんな自分をうまく許せない、なんだか行き違った恋愛。
かたや、相手が幽霊だと、簡単そうに聞こえるけど、
倒そうにも倒せないというのも(肉体的にはもう倒れてるし)なかなかハードな恋愛。
かたや、いろんなことを諦めて、命が尽きて、最愛のひとが暮らすのをすぐそばで見ながらなにもできないのも、辛い。
店長視点はもちろん、葉月くん視点で見るのもよし、島尾視点もよし。
結末が気になって、すぐ全巻読みたくなる。
Posted by ブクログ
アニメは原作を忠実かつ丁寧に描いていたことを知った。
六花ちゃんが風邪で倒れているのに、それが自分の目の前で起こっているのに、何も出来ない。
そして、自分の最愛の人が、自分ではない人に介抱され、言い寄られ、惹かれていく。
島尾くんの非常に複雑な気持ちを考えると辛い。多分死んでいない自分には100%理解しきれない感情なんだろうな。
Posted by ブクログ
ああもうせつない。
亡くなった旦那の気持ちも、残された店長の気持ちも、店長が好きなのに旦那の幽霊の姿が見えてしまう葉月君の気持ちも、どこか共感できてしまうから、どの登場人物も愛おしい。
面白かった。
Posted by ブクログ
他界した旦那さんが幽霊になって奥さんの周りを浮遊している。
逆説的ではあるが、旦那さんの死を経てどこか達観し淡々と生きる、ある意味、浮世離れしながら現世に生きる六花。
が、彼女の時間は当然止まらない。
六花に一目惚れし、彼女の営む花屋にバイトとして入った葉月の存在が日に日に大きくなっていく。
幽霊の島尾はそれを阻もうとする。
置き去りにした者とされた者の痛み。
その傷を知りつつも沈黙を奪おうとする者の痛み。
すごい三角関係。
これ、本当に面白い。
若くして亡くなった島尾くん。
死後もなお、大好きな妻六花ちゃんの側で浮遊している。
そこへ現れたバイトの葉月くんには島尾君が見えて・・・。
この先どうなる?
奇妙な三角関係
バイト青年と花屋の店長と彼女の元夫の幽霊という奇妙な3人が織りなす切ない三角関係のラブストーリーの第一巻。
主人公の葉月亮介(はづきりょうすけ)は花屋でバイトをする22歳の青年。
彼は花屋の店長で8歳年上の島尾六花(しまおろっか)に片思いをしている。
彼女に近づくために花屋に通いつめてバイトを始めるくらい好きな葉月はある日、店舗の上にある六花の自宅に行ったときに上半身裸の男がいるのを見かける。
六花はそれに対してうろたえるわけでもなく普通にしているが葉月からしてみれば彼女から聞いた浮いた話はないという言い分を信じていたのに男がいるなんて裏切られた気分になる。
しかしその後その男は幽霊でしかも六花の亡くなった夫だということが発覚する。
葉月はそれからというものの六花の夫の幽霊を見えるよになってしまったのだ。
夫である篤は葉月が六花に対して好意を持っていることに気づいているためにそれからというものの二人の邪魔をするようになる。
いい雰囲気になっても篤の邪魔によって気がそがれてしまいそうになる葉月。
しかし勇気をもって彼女の結婚していた時の話を聞くなどして少しずつ距離を近めていくようになるのだった。
篤が亡くなって3年しか経っていない六花にとってはまだ恋愛とか考えていられないと思っていたが葉月の猛攻によって意識し始める。
しかし篤の邪魔にイラついた葉月が彼に対して言ったことを六花は自分に対して夫を侮辱したと誤解していしまい仲がこじれてしまう。
亡くなった配偶者のことをどの段階で過去にして次のステージに進むかは人それぞれであるが六花と葉月が今後どうなっていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ
無料アプリ。花屋でバイトをする葉月。葉月は店長を想い、店長は亡くなった夫が忘れられず、亡き夫は葉月の前に現れるという複雑な三角関係。絵柄は苦手なはずなのに何故か引き込まれてくストーリー展開。主な登場人物は3人。でも1回読んだだけでも3人それぞれの切なさや葛藤がぐっとわかる。扱ってる設定が設定なだけにわくわく感とかウキウキ感はないけど、大人の恋愛としてはすごく共感できる部分がある。あと島尾の邪魔の仕方がどうしようもなく面白い。触れたりできないからね、出来うる限りの事はするんだろうね。置き去りってした方とされた方どっちのが苦しいんだろう。ずっと愛する妻を近くで見ていて毛布掛けられなかったり、他の男といい感じになってるのを見てるのって辛いだろうな。六花が熱を出した時に、葉月に口頭で色々伝えて助けを求めることしか出来ないのも切ないなぁと思った。でも最後の展開は恐怖。ラップ音とか怖い。先の展開に不安を感じつつ次巻楽しみにしてるとこある。
Posted by ブクログ
ねぇ 六花ちゃん 僕ずっとしあわせだった
大好きな女の子といっしょになれて
人生のおしまいにふたりきりでいられて
あの時 呼び止めてくれたから僕
もうどこにも行かないって決めたんだ
整えすぎて嘘くさい感じや
奇抜さばかりが目立つものとは違って
あなたの目指してる様子は
散るも枯れるもその美しさを肯定してくれて
私は心底ホッとした
健やかなる時 病める時 喜び 悲しみ
富み また貧しき時 女房なめんなよ
生きてるだけで丸もうけ
Posted by ブクログ
ノイタミナでアニメ化された、feel young連載作品の第1巻。花屋の店長の死別した旦那さんが、幽霊(背後霊?)として取り憑いている、というお話し。全4巻なんで、早く買い集めてサクッと読んでしまいたい。
Posted by ブクログ
無駄なコマがないというか、各コマ一つ一つに伝えたいものがしっかり込められていて、響く。葉月くんは低体温な印象を受けるのに、結構しつこくて、なんかすごいドキドキする。六花ちゃんもかわいいし、島尾くんも子どもっぽくて一生懸命で、くすぐられる。
Posted by ブクログ
一巻のみ読んだ。
全く期待していなかったけど、予想外におもしろかった。2巻以降も読みたい。
画が淡白というか簡素なところが、登場人物たちの切ない思いがそれでも爽やかに表現されている一役を担っていると思った。読後感が重くない。
フジテレビでアニメ化もされていたらしい。
Posted by ブクログ
2013/05/18
【やや好き】アニメ見たあと読もうと思ったまま放置してた…。 装丁の配色が美しくお気に入り。 低温一途青年:葉月×花屋を営む未亡人店長:六花×草食系執着霊:島尾の三角関係ラブ。 店長:六花が葉月に告白されて舞い上がっているのは解るのだけど、葉月の事が何故「恋愛対象として有り」なのかまだよく解らない。 今のところは、好きと言われたから意識してるレベルかな。 押され次第で簡単に流されそうだけど…(笑)
Posted by ブクログ
実はアニメ見て大人買いしていっき読みした。
幽霊とか、ちょっと現実離れした設定なのに、葉月くんや店長がリアリティーがあるせいかちっとも現実離れしてないように感じさせる。引き込まれる。
不思議な魅力のある作品。
Posted by ブクログ
関根君の恋に続いて読んだコミックス。
自分の中での世界観はなんだか一緒。
ありふれた日常での一コマにお化けが加わった感じ。
人間性に溢れてると思う。読破。大好き。アニメ化にショックをうけたものの、キャストに満足。
Posted by ブクログ
もう色恋沙汰とは無縁と思っていた店長が、葉月に口説かれ触れ合ううちに、人のぬくもりを思い出して葉月に気持ちが傾いていく様が良かった。
と同時に、いつまでも成仏できず奥さんのそばにくっついてる島尾の、コミカルだけど悲しい姿に切なくなりました。
Posted by ブクログ
未亡人の花屋店長、バイトの年下青年、元夫の未練幽霊。
そんな三角関係。
ゆったりとした生活のリズムと清涼な空気感が心地よい陶酔を誘います。
この雰囲気作りの上手さがせつなさと胸キュンを感じさせるのかなと思います。良い恋愛漫画です。
でもコミックスの値段が高い...。