あらすじ
「私も葉月くんが好き」葉月から体を借り、最愛の妻・六花と生身での再会を果たした幽霊・島尾。しかし六花は中身が亡夫とも知らず、葉月の想いに向き合おうとしていた。過去にとらわれた往生際の悪い島尾と六花、葉月の恋の行方は!?低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊による純情三角関係…に異変アリの第3巻!
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Posted by ブクログ
島尾が憑依した葉月に、葉月を好きだと告げる六花。
六花に話しかければ答えが返ってくる、ただそれだけで嬉しかったはずなのに。
葉月の身体である以上、近づけば近づくほど、心を葉月に寄せさせてしまう。
島尾自身が何をしたかったのか、わからなくなる。
最初から、現状に抵抗したって仕方ないことはわかっていた。
思い出してほしいけれど、思い出の墓場をつくろう。
第3巻はそんな感じ。
愛しい人を残して
愛しい人を残して先に死んだ旦那さん視点が描かれていて、どんなに無念だろうと同情してしまった。最初は往生際が悪い、バイト君にさっさと店長を譲れと思っていたのに憎めなくなりました。
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哀しいです。島尾くんの想いが、もう絶対に叶わない、どうやっても届かない、六花の気持ちが変化していくのをどうにかしたいのにどうにもできない、それが伝わってきてもう泣けてきて。。
店長と島尾君の思い出が少しづつ明らかになっていくのもよけいに切ない。
海辺で泣きながら六花とキスするシーン、店内にこっそりアレンジした花を贈る場面はとくに泣けました。
Posted by ブクログ
自由な肉体を手に入れた島尾くん、けど相変わらず切ない…
六花の好きは自分に向けられていないけど、声が聴きたくなる。触れたくなってしまう。
けど、それをすればするほど葉月と六花の距離が縮まっていく。そんなジレンマがじりじり痛い。
Posted by ブクログ
切なさも淡々と進むので、いきなりの島尾くんの走り方に吹いてしまった。私は葉月くん派だなあ。若いのにいろいろ考えてるんだなあ…と葉月くんより年下のくせに思ってしまう。六花ちゃんが羨ましくなるくらい!島尾くんは体が葉月くんで、六花ちゃんのことが大好きで、とられたくないって。経験したことないのに寄り添ってしまう。
Posted by ブクログ
2013/05/19
【やや好き】あぁやはり人は今を生きてるんだな。生身には勝てないか(笑) 六花は葉月のことが好きになる。 葉月の体のまま島尾は涙するが…やることやってるし(笑) 自分の首を絞めるのが解ってても引き返せないことってままあるよね、うん。 ここまできてようやく島尾が何か決着をつけようとして思い出の山に登るが、異変に気づいた六花が後を追い見つける。 この巻で劣勢だった葉月は片思い中の番外編で盛り返してた…多分。 つくづく六花は愛されてるなぁ。
Posted by ブクログ
待ってた3巻ー。思ったより今の状況が長いのでそろそろ元に戻って皆円満になってくれないかなぁと思う。
島尾くん目線→「多分僕以外は全て正しい」
島尾くんのやってることは暴挙かもしれないけど、彼の気持ち考えたらなんとも言えない…。どうしようもないことは確かにある。それを受け入れるまでの工程は遠回りだとしても必要なのだと思う。
葉月くん目線→「何故絆創膏?」
好きになると、相手のほんの些細な事が気になって、お互い少し距離が縮まって、その些細な事の些細な理由がわかった時、それだけで人は、「心臓破裂しそう」な程に嬉しく思うなんて、恋もまた、どうしようもないね…。
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葉月くんが髪を切ってしまってとてもショックだった。
短髪眼鏡は好みじゃない。あのぼさぼさ頭がよかったのに。
でも河内さんは短髪眼鏡が好きなのかな。関根くんも短髪眼鏡だし。
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花屋の店長と、彼女に惚れて店員になった青年と、心を残して死んだ旦那の幽霊の奇妙な三角関係の話。 3冊め。
この巻からは、アニメを先に見てしまっている。
若く健康な体を手に入れた島尾くんと、その行動に振り回される2人、というような流れ。
未亡人六花ちゃんがまた可愛い。
異常な状態に置かれた三人が、好きな人に対する思いと、自分の欲っぽいもので揺れる動きが、突飛な状態だけに細かく描かれていて、腑に落ちる。
次は最終巻だ。
Posted by ブクログ
店長とスケッチブック。自己主張をはじめた元夫。
展開が若干遅めだけども、まぁこれはこれでアリなんじゃないかと。
少しずつ世界観に統一感が出てきた。