河内遙のレビュー一覧

へび苺の缶詰

河内遙

なかなか何だか良かったです。最近の関根くんとかも好きだけど。

アックスに載ったのってこれのやつとデビュー作以外にないのかな…
まとめてみたいなああ

ケーキを買いに

河内遙

　ヘンタイの森へようこそ！っていきなり引きずり込まれたカンジでした。表紙がかわいいし本屋のおススメコーナーにあったので、何の予備知識もなく手に取った私ですが、私は作中第三話の「スイートポテト」の委員長的な人間に近いので、生々しくて気持ちわる、、、？でもなんかかわいいような、感想がまとまらない、っていうまんま委員長的な感想です。色々生々しいのが想定外で、やや食傷気味でしたが、第二話の「理性の左手、、、わが名はアシタカって云ってごらん」には噴きました。第二話も彼氏をどうにか怒髪天にしようとする過程がすごく面白いんだけど、女の子がチチだし続けてる時点でなんだか、生々しさがまさって、逆にエロさが半減する感じで、要するに萌えないカンジです。

真空片戀パック

河内遙

この人はいろんな作品が描けるなぁ。はてなの花と縁側ごはんは合わなかったけど、これは好きです。他のエロが際どい作品に比べると、普通の恋愛ものなんだけど、そこに描かれる思いの密度が濃いです。

はてなの花

河内遙

読み終わって表紙の意味を知る
地味に｢ごどっこ　どっこ　どっこ｣っていう擬音が上手いなあと思った。そうそうこんな音するよね洗濯機。個人的にはマホさんの恋が少しでも報われたらいいなと思う。（無理そうだけども）

ケーキを買いに

河内遙

「女子向けエロス」って帯に書いてあったけど、まことの女子向けエロスでした！！ほどよくエロスな感じが好きです！ケーキとエロスの相性が抜群。

ケーキを買いに

河内遙

……なにこれえろい。

へんにいやらしくなくって、ふしぎに下品ではないのだけど、ひたすらに卑猥で、えろい。

ただストレートにえろす。


＊＊＊＊＊＊引用＊＊＊＊＊＊


ドン引きされるから
絶対云わないけど

一度しかない死因
どうせなら

好きな男の子に
殺されるのも
悪くない

ある日
ただの肉の塊に
なった私を
あなたは解体して
挽き肉にして

パイを焼いて
食卓でムシャムシャ
召し上がる
なんてステキ


―― 『スポンジ』 p40-41

はてなの花

河内遙

夫婦っていうのは色々あるんだな～と感慨深かった。
表紙を見たら気づくのだけど帯があるので中身を見るまで
その特殊な夫婦の状態に気づかなかった（笑）

縁側ごはん

河内遙

河内遥さん初読み。まったりほのぼの具合が好み。
まさに縁側！って感じです。
雨に濡れたロッタちゃんのポスターに吹くｗ
あとおでんの具をめぐる姉弟のやりとりで力関係が如実に表現されていて面白かった。

縁側ごはん

河内遙

ほとんど情報がないのにキャラクタたちがしっかりと立っているのが見事です。（最後まで姉ちゃんの名前分からずじまい）

おでんを目の前にしてオアズケを食う姉ちゃんの気持ちが痛いほど良くわかります。
それにしても、レタスをおでんに入れるのは寡聞にして初めて聞きました。

ケーキを買いに

河内遙

普通のオシャレ本かと思ってたまたま目についたので購入し、帰りの電車で読んでびっくりしましたｗでもなんか心に残るエロ。特に関根くんが良い。

へび苺の缶詰

河内遙

話自体は、切なくはないけどほろ苦いストーリーでとてもよかった。
でも読み終わってもどこか消化しきれない感じだったね。
全然不愉快だったわけじゃないけど、後味があまりよくなかった。
まぁ、それがへび苺っぽくてまたいいかもね。

へび苺の缶詰

河内遙

力のある線で描かれた絵柄、ひねているようで「真っすぐ」が隠れているセリフ回し。どことなく懐かしいような、そうじゃないような世界観でした。

へび苺の缶詰

河内遙

店頭ポップにひとめぼれをして衝動買いしてしまったのですが、コーラス本誌で表題作は読んでいたので、これあのまんがの人だったのか！とびっくりしてしまいました。時間軸的にはあの話が一番後の話になるんですね。全部読み終わった後にそう考えると実にこう…いいなあ…

涙雨とセレナーデ（３）

河内遙

ただの過去にタイムスリップするお話かと思いきやここにきてミステリー要素も出てきて続きがきになります。
ひなは行動力があるな〜

涙雨とセレナーデ（２）

河内遙

孝章さんがなんかいけ好かない〜と思っていたけれど、顔に気持ちがあまり出ないタイプなだけで意外と人間味があって好きかも…

涙雨とセレナーデ（１）

河内遙

現代から明治時代にタイムスリップ
じぶんそっくりの〝ひなこ〟はひいおばあちゃんなのかな？
〝ひな〟と〝ひなこ〟の価値観とかどう影響しあっていくのか楽しみです。

ムサシノ輪舞曲（５）【電子限定特典付】

河内遙

[いちご]

うーん…

初めの頃はこの三角関系を楽しめていたのですが、ある程度進展はしているけどまだずっとウダウダモダモダしておる…。この作者さんの作品は好きなのですが、ちょっと長く感じてきました。まだこのテンションで作品が続きそうなので途中で断念しそう↓ときめきとかじゃなくて何か終始気まずい笑。早く先が知りたいです。

＃ドロドロ ＃じれったい

ムサシノ輪舞曲（３）【電子限定特典付】

河内遙

衣笠さん、ほんと上手い、ほんとズルい。
でも、実のところ別にそんな余裕なわけじゃない。
くぅーーーー！！ズルい。

で、なんか結局誰も応援できない。でいる

ムサシノ輪舞曲（３）【電子限定特典付】

河内遙

一流になれなくても自分なりに
自分自身に寄り添ってバレエを続ける方法は見つけられる。
それは環もどこかで挫折して辿り着いた
考え方なのだろうか。
咄嗟にバレエで喩えて環にわからせるあたり、
やっぱり龍は環のことをよく理解しているなと思う。

一生懸命攻めてはいるもののあまりにタイミングが悪く
龍が不憫に感じてしまった。

ムサシノ輪舞曲（２）【電子限定特典付】

河内遙

環が罪悪感で龍の気持ちを受け入れにくい描写が
まともな大人はそうだよなと思う。

やっとデートに漕ぎつけて、一生懸命
気持ちを伝えようとする龍は応援したい気持ちになるし
環が戸惑う気持ちもそれはそれで理解もできる。
わざとではないのだろうが、ギャップというか
自分はもう大人だ、ということを龍が伝えるのは
正しいと思う。
幼い時を知られているというだけで
男として見てもらえないのはフェアではない。

しかし、彼を対象に見ようとすると
少女の私が傷つくという言い方はとても詩的で
納得するものだった。