高野悦子のレビュー一覧

  • 二十歳の原点

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    ネタバレ

    とても興味深い本だった。

    この本は19歳の誕生日に母からプレゼントされた本だった。今現在私は20歳5ヶ月ほどになり急に思い立って読んでみることにした。作者の高野さんは私の祖母と同い年であり、当時の大学生ということもあり、親近感かつ新鮮感という不思議な印象を持った。

    高野さんが綴る日記は、今の私と重なる部分もありつつ、やはり私が考えてもいないようなことを考えていたりして、とても面白かった。

    今このように私が綴る文章は小学生のようで大変稚拙であるが、高野さんが今の私と同じくらいだとは信じられない。私はAIに頼りすぎて、難しい文章を読み、自分でよく考え、自分の考えを書き起こすという作業を怠って

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    2026年03月23日
  • 二十歳の原点

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    何故私は自殺をしないのだろうか。権力と闘ったところで、しょせん空しい抵抗にすぎないのではないか。何故生きていくのだろうか。生に対してどんな未練があるというのか。死ねないのだ。どうして!生きることに何の価値があるというのだ。醜い、罪な恥ずべき動物たちが互いにうごめいているこの世界!何の未練があるというのだ。愛?愛なんて信じられぬ。男と女の肉体的結合の欲望をいかにもとりつくろった言葉にすぎぬ。しかし、私はやはり自殺をしないのだ。わからぬ。死ねぬのかもしれぬ。

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    2026年02月21日
  • 二十歳の原点

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    正直最初は読むのを諦めようかと思うくらい理解することができませんでした。詩人になりたかったようで文章が詩的ですし、そもそも学園闘争ってなんぞや?と
    しかし、高野さんの背景、そして自殺という結末を知りながら読み進めることでこれは彼女の心の叫びであると私の中で理解しました。
    アンネの日記と似ているなと思いました。いつナチスの親衛隊に捕まるか分からない。明日命がなくなるかもしれない状況下でアンネは常に前向きに日記を書き続けましたが、そんな中でも隠せない心の不安。
    高野さんのノートにも闘争への意気込みや自分が自分であるための高い志が書かれていますが、いざ現実世界に戻ると何もできない自分への絶望。そんな

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    2026年02月05日
  • 二十歳の原点

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    ネタバレ

    良かった。
    感情の言語化や紡いでる言葉が眩しい。
    死を目前にしてる文章だから評価とかじゃなくてずっと眩しい文章だった。カッコイイデスネ

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    2026年01月15日
  • 二十歳の原点

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    去年古本市でふと目に止まって購入した本。二十歳を目前にして読むべき本だった。出会えて良かった。
    特に「独りであること」について彼女は何度も思考を巡らせている。考えることは苦しい。それでも考えることをやめない、向き合うことをやめないこと、それが彼女を支えて、やがて追い詰めたのか…。学園紛争の最中、この本の時代の大学生、大学の様相は今とはあまりにも違う。彼女が綴った日記は正直で、赤裸々で、理想と現実の狭間でもがいている。読んでいるこちらも苦しく、恥ずかしく、彼女の感情の波に飲まれていった。ときおり挟まれる美しい自然の詩は、現実を離れ、心の羽を伸ばしているようだ。
    自分について、大学について、孤独に

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    2024年04月29日
  • 二十歳の原点

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    ネタバレ

    青春というものは如何なるものかを思い出させてくれる本。読んでいると、自分が生きていること、存在していることに不思議な自信が湧いてくる。
    全共闘の時代に自殺した大学生の手記。終始灰色なトーンで日々の生活や心情が綴られている。理想と未熟な自分のギャップに悩み、自分の弱さをいつも反省している。
    一方で、時々に綴られる詩や自然の描写はとても美しい。純粋無垢な心を持ちながら、仄暗い自己批判を続けているアンバランスさが愛おしい。

    漠とした不安を抱きながら、形のないものに真剣に悩む経験こそが青春だと思う。
    そして、自分もこのような経験を持っていることを時折思い出す必要があると思う。
    年を取ると青春を経験で

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    2024年03月05日
  • 二十歳の原点

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    当時の情景と心情がアリアリと綴られた内容はどんな小説や映画よりも1969年のことを深く知れた。
    価値観もイデオロギーも違う時代の人なのに、不意に自分とリンクする瞬間がある。そんなリアルさがあって生身の人間の日記を見てる罪悪感と背徳感が入り混じった感情を味わえるのは、本当に唯一無二の作品なのではと思う。

    てか文才どうなってんだよ。

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    2022年10月20日
  • 二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記

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    ラジオで、紹介されて読みました。
    十代の今、読んで良かったなって思います。

    彼女は、孤独に殺された

    そのように感じました。

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    2013年10月13日
  • 二十歳の原点

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    もし今も彼女が生きていたら、
    普通に就職・結婚し、子どもをもうけ、
    「ウフフ、若かったわね」なんて笑うだろうか。
    死を選ばなかった、同年代の人たちのように。

    甘すぎたのか、あるいは厳しすぎたのか。
    幼稚だったのか、あるいは大人すぎたのか。

    読むたびに相反する感想を持ってしまう。
    ただ、私が二十歳の頃はここまで悩み多くなかった。

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    2023年04月11日
  • 二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記

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    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト、そして学生運動との狭間で、自己を確立しようと努める。考え、迷い、悩み、叫び、行動を起こす。喫茶店「シアンクレール」で思案にくれ、あるべき自分を模索し続ける日々。

    時として、その終着点は「死」に向けられた。しかし多くの場合、彼女は「生」への強い想いを抱き続ける。明るさとせつなさを交錯させながら、強

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    2011年07月13日
  • 二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記

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    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト、そして学生運動との狭間で、自己を確立しようと努める。考え、迷い、悩み、叫び、行動を起こす。喫茶店「シアンクレール」で思案にくれ、あるべき自分を模索し続ける日々。

    時として、その終着点は「死」に向けられた。しかし多くの場合、彼女は「生」への強い想いを抱き続ける。明るさとせつなさを交錯させながら、強

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    2011年07月13日
  • 二十歳の原点序章 [新装版] 十七歳から十九歳の日記

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    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト、そして学生運動との狭間で、自己を確立しようと努める。考え、迷い、悩み、叫び、行動を起こす。喫茶店「シアンクレール」で思案にくれ、あるべき自分を模索し続ける日々。

    時として、その終着点は「死」に向けられた。しかし多くの場合、彼女は「生」への強い想いを抱き続ける。明るさとせつなさを交錯させながら、強

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    2011年07月13日
  • 二十歳の原点ノート

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    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト、そして学生運動との狭間で、自己を確立しようと努める。考え、迷い、悩み、叫び、行動を起こす。喫茶店「シアンクレール」で思案にくれ、あるべき自分を模索し続ける日々。

    時として、その終着点は「死」に向けられた。しかし多くの場合、彼女は「生」への強い想いを抱き続ける。明るさとせつなさを交錯させながら、強

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    2011年07月13日
  • 二十歳の原点序章

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    「独りであること、未熟であること、これが私の二十歳の原点である」

    1969年6月、立命館大学の学生であった高野悦子が自ら命を絶った。享年20歳。『二十歳の原点』は彼女が書き残した日記である。1969年1月2日、20歳の誕生日からそれは始まる。

    立命館大学文学部に入学した後、彼女は読書やアルバイト、そして学生運動との狭間で、自己を確立しようと努める。考え、迷い、悩み、叫び、行動を起こす。喫茶店「シアンクレール」で思案にくれ、あるべき自分を模索し続ける日々。

    時として、その終着点は「死」に向けられた。しかし多くの場合、彼女は「生」への強い想いを抱き続ける。明るさとせつなさを交錯させながら、強

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    2011年07月13日
  • 二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記

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    20歳と6ヶ月の若さで自ら命をたった高野悦子の14歳から17歳までの日記です。僕がこの本に書かれた年齢のころはバカなことばっかり考えていました。





    この書評を書くためにもう一度、この本を読み返していました。これは、多感な年頃といわれる14歳から17歳までの3年間を高野悦子がつづった日記です。

    自分自身の中学、高校のころを考えても、これだけ厳しく自分の内面を見つめたことはありませんでしたので、正直、『中年の門』が目の前に差し迫っている身の上としては読んでいてかなり息苦しゅうございました。

    時々勉強を怠けたり、感情的に不安定になる箇所が見受けられるのは思春期特有のものなのでしょう。そし

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    2011年07月08日
  • 二十歳の原点 [新装版] 二十歳、最後の日記

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    「独りであること、未熟であること、それが私の『二十歳の原点』である」この言葉を残して、貨物列車に飛び込んだ女子大生、高野悦子の手記です。読んでいてあまりにも純粋で、そして痛々しかったです。

    「独りであること、未熟であること、それが私の『二十歳の原点』である」
                                     高野悦子



    いやぁ、やっと読み終えた。これは、有名なのでさらりとしか書かないけれど、二十歳で鉄道自殺を遂げた大学生の十四歳から亡くなる直前までのころを綴った手記である、僕がこれを知ったの

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    2011年07月04日
  • 二十歳の原点序章 [新装版] 十七歳から十九歳の日記

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    彼女が高校三年生からの立命館大学二回生までの三年間が記されております。このころから「自殺」という言葉がノートの中に散見されるようになってきます。彼女の時間は永遠に時間がとまっている事実が重いです。





    この本を読んだのは確かもうずいぶんと前のことで、今回ここに書評を書き下ろすために読み返したのですが、彼女の「穢れのない」魂に向き合うのは正直に申し上げて非常にしんどかったです。

    これでしばらく彼女の言葉に向き合うのはこれで少し距離をおきたいと思っています。さて、高校三年生の彼女は立命館大学と明治大学を受験し、立命館大学に合格した彼女は京都へと赴くことになります。

    当時は学生運動がピーク

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    2011年06月30日
  • 二十歳の原点序章 [新装版] 十七歳から十九歳の日記

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    彼女の日記を3冊すべて読み終わって思うのは、もっと生きて、たくさんの言葉を残していてほしかったというその身勝手な一点。
    原点序章が一番共感できたなあ。

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    2009年11月10日
  • 二十歳の原点ノート [新装版] 十四歳から十七歳の日記

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    新装版でない、古いデザインの方を購入。
    強い自意識のもと、言いようの知れない焦燥感を抱く筆者の心情が赤裸々に(日記なので当然ではあるけど)しるされている。常に自らに問いかけ、自らを駆り立てさせる生き方に考え込まされる。

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    2009年10月28日
  • 二十歳の原点

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    同じ学生として、孤独感や無力感に共感した。今は学生運動のようなかつての活気は無いが、それがなくとも理解者が居ない孤独と物理的な孤独は違う。
    詩人は短命というが、彼女は最後の最後に詩人になれたのだろうか。

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    2026年03月25日