藤田麗子のレビュー一覧

  • あの人ひとりが この世のすべてだった頃

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    ネタバレ

     どれも素敵な詩ばかりでしたが、昔の友人になかなか会えない私は「遠くで咲く」に書かれていた『どこかぼくの知らない場所で 見えない花のように笑っている、君ひとりによって世界にまた まぶしい朝がやってきて  どこか君の知らない場所で 見えない草の葉の様に呼吸している、 ぼくひとりによって 世界にまた 静かな夜がやってくる  秋だ、どうか元気でいてくれ』が私の気持ちに1番近かったです。

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    2023年11月20日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    エッセイが好きでよく読みます。
    韓国の方がこんなにも日本の本を読まれている事を初めて知りました。
    言葉は違えど、同じ本を読んで良いなって思える価値観は一緒なんだなと思うと、何だか嬉しい気持ちになります。

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    2023年11月02日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    韓国の日本文学翻訳家によるエッセイという聞くだけでときめいてしまう本だった。
    肩の力が抜けた文章で読んでいて心地よく、家から出たくない運動したくない電話したくないの筆者の気持ちにとても共感し、素敵なキャラクターの娘さんが微笑ましく、終始やわらかで穏やかで、そして嬉しい気持ちにさせてくれる本。
    日本文学の翻訳エピソードは外から日本を見る体験でとても新鮮だった。小川糸さんのハンコの話で泣きそうになった。
    この人の他のエッセイも邦訳されたらいいのにな。

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    2023年07月23日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    翻訳家のあるあるや日常、娘さんとの距離感や仲の良さなどありのまま自然体なスタイルがホッとさせてくれる。そうよねと思わず深く肯く。そしてユーモラスな文章も楽しい。

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    2023年06月09日
  • 悩みの多い30歳へ。

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    Googleでもみんな不安なんですね。
    これを分かち合えたなら世界が広がります。
    自分をコントロールすることだけを専念したいです

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    2023年05月31日
  • 悩みの多い30歳へ。

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    GoogleのUXデザイナーによる仕事や転職への向き合い方について書かれた本。

    全体を通して「準備が整う日は来ないからとりあえずやる」ということが強調されていて、行動が遅い自分にとっては反省させられる内容だった。

    上に通ずる話として、積立投資のように挑戦の頻度を上げる。準備できる日は来ないし準備している間に自分の価値はそんなにない。
    答えを決めてから問題を解こうとすると間違える確率だけが高まる。という下りがあり、説得力があるな、と感じた。

    その他、印象に残った言葉
    ・留学したいがどうすればいいか、という悩みに対して、まずは願書を出してから考える。なにもしないうちはなんの選択権もない

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    2023年05月28日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    ネタバレ

    隣人が書いているエッセイ感に溢れている。
     良い意味で、まったく違和感が無い。
     逆に、それだけに韓国の現在は感じにくいのかもしれない。むろん、それは悪いことではないが。

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    2023年05月06日
  • 悩みの多い30歳へ。

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    傷ついている人は社内に1人じゃない。
    必ず散り積もって変わっているから、今日を一生懸命に生きてほしい

    前半読むと不安が溶けていく一冊

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    2023年05月01日
  • 悩みの多い30歳へ。

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    Google、サムスンなど世界でも有数のキャリアを築いてきた著者が共感の目線で綴る、ビジネス書ともエッセイとも自己啓発本ともとれる内容盛りだくさんの本書。

    英語に対してコンプレックスをもつ彼女が本書を執筆するに至るまで、いかに時間がかかってしまったかを書いた序盤の内容は誰しもが共感する内容だと思う。

    そのほか、Googleでの仕事の進め方や独特な人事評価制度。苦手な英語の勉強をいかにモチベーションを保って行うか、そしてどういう経緯でGoogleトップデザイナーに上り詰めたキャリア形成などその内容は多岐にわたる。

    特に印象的だったくだりは、「仕事は1週間にある40時間のうち4時間楽しめれば

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    2023年04月29日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    "もちろん孤独だ。孤独だが、気楽だ。気楽だけど、後ろめたい。 こんな生き方をしていてもいいのだろうか? 眠りにつく前に自問自答してみるが、朝になって陽が昇ればまた、後ろめたくて気楽な孤独を選んでいる。"(p.176)

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    2023年03月18日
  • 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

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    心を優しく包み込んでくれるような、あたたかい言葉が綴られたエッセイ。
    自分を肯定してあげられない、心が悲鳴を上げている、そんな人や状況におすすめな本です。
    心身のコンディションが良く、自己啓発本を読み漁ってる今の私にはあまり響かなかった…

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    2025年11月23日
  • 翻訳に生きて死んで

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    解釈と翻訳の違いはとても興味深かった。言い回しや文化の異なる日本文学をどう自然な韓国語で表現するか、依頼がどうやって入ってくるか、仕事のスタイル、契約周りの悩みなど翻訳本がどう企画され出版されるかの流れも面白い。

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    2025年11月19日
  • 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

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    つらい時に気を張らずに読めるぐらいのテキスト量でいい。
    「誰かを好きになったら、あえて少し距離を置こう。たとえどんなに好きだとしても。~ずっとそばにいようとせずに遠くから一緒にいる練習をしてみよう。」っていうのが良かった。

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    2025年10月16日
  • 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

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    以下の文が特に印象的だった。
    とりあえず目標を減らして、
    うまくやろうと思わずに肩の力を抜いて
    自分ができる分だけ一つずつ挑戦して成功体験を積んでいきたいなと思う

    ーーーーーーーーーーーーーーーー
    焦りすぎて、
    うまくやらなきゃという気持ちにとらわれて
    すごく多くのことを一気に解決しようとしていた。
    たくさんのことを成し遂げなきゃいけないと思っていた。

    若い頃はそういうものよ。
    足りないものが多いから、
    早く何かを成し遂げなければならないと思って、
    自分が考えられること以上に、
    自分が努力できること以上に
    はるかに多くのことを考えて努力することになる。
    そしてすぐに疲れてしまうの

    目標を

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    2025年10月07日
  • 翻訳に生きて死んで

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    韓国一日本の翻訳家の人生。ほんの一握りの人だけど、ひとりの人間。苦労した時代があって、いろんな縁に助けられて、子どもとの日々があって。
    のぞき見できておもしろい。

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    2025年10月02日
  • 悩みの多い30歳へ。

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    悩んでるくらいだったら動け

    ポールをいっぺんに
    たくさんの方向になげておく

    物事は準備をしてからでは無く
    はじめてからなんとかする。

    ポイントは粘り強さ。
    コツコツと毎日やることだ。

    1年以上何かを続けられたら凄いことだ

    会社と自分の間に適度な距離を置くこと
    不必要な感情の消耗や感情的な失敗を防ぐ

    現代に求められるリーダーの力は共感だ
    リーダーの役割は人を動かすことだ
    適材適所に人員を配置して、相性の良いメンバーでチームを構成し、衝突の多い部下同士がなるべく顔を合わさずに済むように


    30歳をもう少しで迎えるにあたって
    漠然とした不安があった。
    人から見れば、順風満帆に見えるかも

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    2025年09月21日
  • 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

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    誰もが直面する「大丈夫じゃない」シーン。

    わたしだけじゃない、だから「大丈夫なふり」はしなくていい。
    心の叫びや涙を受け止めてくれる、セラピストみたいな一冊です。

    手に取る機会が減ればいいな。

    でも、「大丈夫じゃない」時でも、この本との対話で、心が「大丈夫」になる、軟膏みたいな存在です。

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    2025年07月23日
  • ひとりだから楽しい仕事

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    数多くの日本の小説を韓国語に翻訳してきたクォン・ナミさんのエッセイ
    以前読んだ小川糸のエッセイでこの人の話が出てきていたから、「ああー!あの時の!」と驚きました。笑

    翻訳の仕事のシステムの話や必要なスキルなど、その職業ならではの話が面白かった!
    1冊訳すのに半月、買い切り制の報酬契約、タイトルの訳は出版社のマーケターが決めるから原題と意味が異なっていても翻訳家は口出しできない、などなど…
    特に原題の話が印象的で、そう思うとこの本のタイトルも原題のままなのかな?と疑問に思いました
    本書の中に翻訳は1人だからこそ楽しいと受け取れる部分はなかったし…

    ほんわかした娘さんとのエピソードにもほっこり

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    2025年06月24日
  • 大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをした

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    冒頭から引き込まれた。大事な選択をするときは、たくさんの人のアドバイスをもらってから、コンディションがいいときに散歩しながら答えを出すといい。

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    2025年06月16日
  • あの人ひとりが この世のすべてだった頃

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    願いが叶っても叶わなくても、人を愛することの素晴らしさが語られていた
    可愛い絵と相まって、穏やかな気持ちになれた

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    2025年06月04日