清涼院流水のレビュー一覧

  • キャラねっと完全版 愛$探偵ノベル

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    題名からは考えられないくらい作り込まれた文章。当時には考えもつかないアバター殺人事件。先見性という意味ではやはり流水さんはすごいと思います。

    内容もとても充実していて流水作品とは思えないくらいキレイに終わります。最後の最後まで楽しめる、何気に流水作品の中でも傑作の部類に入ると思います。

    ただ秘密室ボンは認めないよ!池丸大王はココで終わりで良いの!

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    2010年09月12日
  • ジョーカー

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    コズミックもすごいけどこれもすごい。むちゃくちゃなんだけどミステリーしてる感もある。てゆーかミステリーを詰め込み過ぎて飽和したと言うか…。

    キャラ立ちしてるからあまり言われないけど相当作り込まれていると思います。なんだかんだ言って流水さんは好きです。

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    2010年09月12日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    こういう発想ができるのが単純に凄いと思った。

    最後の方でのイニシャルトークが小賢しいというかなんというか。

    面白かった。

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    2010年07月10日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    清涼院流水、この本読んだの2度目だけど、嫌いじゃない。言葉遊びがふんだんに使われているのは個人的には好き。メタミステリだけど。

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    2009年10月07日
  • ジョーカー

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    清涼院の、JDCシリーズで、多分コレが一番読みやすい。
    とても好きなシリーズなんですが、分厚いかったり、本自体に仕掛けがあったりとだんだん読みにくくなるので薦めにくいシリーズ。

    ミステリ小説をモティーフにしたホテルで、ミステリ小説の作家や評論家達が奇妙な殺され方をしていく。居合わせた探偵、呼び出された探偵。名探偵が多すぎる状況で、黒衣の探偵と作家の間にはぐくまれる友情……。

    作中作も、ゲームブック調の仕掛けもなく、ギリギリ難とか、自力推理が可能、らしい(友人に一歩手前までいけた子がいた)
    ただ、「コズミック」からよむか「ジョーカー」から読むかで、濁暑院氏の印象がかなり違います。(文庫版だと

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    2009年10月04日
  • とくまでやる

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    やっぱり…やっぱりか、流水さんよぉ…なミステリー(たぶん…)。

    冗長な文章、話の展開など、悪い意味で清涼院流水らしい。
    あの決着はずるいと思う。

    何が書きたかったのかがわからない。
    特馬と新悟の心情変化が主題だったとしても弱すぎる。

    っていうか、いい歳した社会人が女子高生に好意を寄せるなよ。

    この物語は四人の関係性の変化・進行を描いただけなのだろうか。

    後は、双子姉妹の両親が竜宮城之介の両親に似ているな、と感じたぐらい。

    ただ、二ページで一日が描かれるという構成は面白かったし、評価はたぶんできるかな…
    どうだろう…?
    この構成にぴったりな物語の内容として、このストーリーを作ったんだ

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    当時12歳だった私は「すごい作家が出たもんだなぁ」と思ったりした訳です。でも蓮見桃衣(好きだった)で漫画化されて物理的物語的な厚さが無くなってしまったりとどんどん残念な方向に・・・・。
    ラノベに向いてる作風だとは思うけどもう若くないので若者向けの作品作りはやめた方が良いのでは。
    個人的に面白い木村さんシリーズと平行して、今後も『大説』を書いて欲しいです。
    カーニバル三部作読んだ後にキャラねっととか読むと泣きたくなる。このままだと私の中で流水さんは「残念な作家」に分類されそうです。とか言いつつ惰性であれこれ読んでいる(桐切)

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    『今年、1200個の密室で、1200人が殺される。誰にも止めることはできない』―1994年が始まったまさにその瞬間、前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。1年間―365日で1200人を殺そうと思えば、一日に最低3人は殺さねばならない。だが、1200年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の秘密を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場はきまって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている…。


    う〜ん。たしかにそれはアリですが・・・。う〜ん。

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    内容すごい。これはミステリーの域なのかどうなのか。でも(私の中では)笑って許せる範囲でした。(笑)なんかこう、実際に読んでる最中に何度か笑った。「こんなのありかよー」っていう類の笑い。十九の美青年ぶりが異常で素敵でした。失神するほどってどれほどだよ。なんか色々楽しませていただきました。とりあえず、推理小説として読んだらいけない気がする・・・。名探偵コナンよりももっともっとファンタジー。ドラえもん並。

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    清涼院流水のデビュー作。

    「ジョーカー」とつながりがあり、両方読んで一つの話になる。
    突拍子もない犯行に突拍子もない推理、そして突拍子もない犯人が次々と飛び出す。
    結末には驚きを通り越して呆れてしまった。
    作者が解説で語るように、これを推理小説であるといってはいけないのかもしれない。

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    『今年、一二〇〇個の密室で、一二〇〇人が殺される。誰にも止めることはできない』―一九九四年が始まったまさにその瞬間前代未聞の犯罪予告状が、「密室卿」を名のる正体不明の人物によって送りつけられる。
     一年間―三六五日で一二〇〇人を殺そうと思えば、一日に最低三人は殺さねばならない。だが、一二〇〇年もの間、誰にも解かれることのなかった密室の謎を知ると豪語する「密室卿」は、それをいともたやすく敢行し、全国で不可解な密室殺人が続発する。現場は決まって密室。被害者はそこで首を斬られて殺され、その背中には、被害者自身の血で『密室』の文字が記されている……。
     狙っているのは誰か?そして、狙われている者は

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    2009年10月04日
  • ジョーカー

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    最後の最後まで気の抜けない緊張感がたまらない。JDCの面々の特異なキャラクターなども見所。
    最後の真相はドキッとした。

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    2009年10月04日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    メフィスト賞
    第0回、姑獲鳥の夏
    第1回、すべてがFになる
    立て続けにベストセラーを続け、そして新本格
    そこに現れた第2回世紀末帝王、コズミック
    なお、第3回は笠井潔さん曰くたんなるゴミこと
    悪夢のダジャレ本、六枚のとんかつ

    犬神夜叉の不眠閃考だの九十九十九の神通理気だの必殺技が出てくる上
    1年で1200個の密室で1200人が殺される
    数百ページに渡り人が死に続け、ここまででメタ系かなと思いきや、きちんと犯人がいる

    この本を読んで様々な感想の方がいるだろうが(さすがに全面的に肯定する人はいないと思う)
    正直、この設定から舞城王太郎が大傑作書いちゃったので僕もある程度肯定する
    今読むとそうい

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    2025年09月18日
  • ジョーカー

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    面白いんだけれど、小説というよりはよくできたクロスワードパズルをやらされたような気分なのです。新本格の推理小説を読むと時々そんな気分になっていたんだけれど、『ジョーカー』はそれがいささかぼくには重かったです。チャンドラーやパーカーを愛読していることでも判っていただけると思うのだけれど、やはり推理が面白いのと物語が面白いのでは、後者が大事だと思うわけなのだ。名探偵も密室も大好きなんだけれど、それをメインにしてあると何だかなあと思ってしまう。法月綸太郎の『頼子のために』とか島田荘司の『暗闇坂の人喰いの木』とかは好きなんだけどなあ。だから新本格だからどうこうじゃないのだ。そうだ、動機ですよ、動機。こ

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    2025年02月26日
  • 三日坊主でも英語は伸びる

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    私の考えと全く一緒だったので、
    逆に新たな気づきは無かったな笑
    私の取り組んでることは間違いではない、
    のだろうけど、
    実際の今の自分の習得度はなぁ…
    まあ、信じて続けるしかないですね。

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    2024年12月18日
  • 感涙ストーリーで一気に覚える英単語3000

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    頭に入ったかは別として、
    この本のおかげで英単語に触れる機会がぐっと増えたので結構良かったと思います。
    特筆すべきは、
    ストーリーが大変面白かったということ。
    『感涙』は大袈裟な気もしますが、
    思わぬ繋がりが交差して描かれている面白い作品でした。

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    2024年07月17日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    ネタバレ

    真面目に読むと壁本だが、最初からエンタメとして読むと割りと楽しめる。ジョーカーに比べると文章にしつこさは少ない。
    歴史とは必ずしも真実とは限らず、書物に記録されたものであるということを逆手に取り、密室殺人という狂言を行う密室教信者が犯人というのは画期的なアイデアではないか。
    ただ、真犯人(黒幕)が曹操→卑弥呼→松尾芭蕉というのは全く意味が分からない。

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    2024年06月16日
  • どろどろの聖人伝

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    著者の本業は小説家で最近カトリックの洗礼を受けた人。「どろどろシリーズ」と言って良いだろうか?著者によるキリスト教を紹介する新書は、本書で3冊目になる。カトリック教会で聖人に認定された人たちを時代順に軽く紹介する内容。一人当たり2・3p程度なのでサクサク読めるのも良い。キリスト教への悪意ある質問の一部への返答となっている「あとがき」も読み応えがあった。

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    2024年02月22日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    清涼院流水コズミック世紀末探偵神話
    読みまして、左ページを見ると出版社と著者のふりがな、よくよく見ると

    せいりょういんりゅうすい さんでした。

    はじめまして初版1996年より27年たちまして、読みました。
    こんな感じでしたか!事前情報がよくなかったので入手してから時間たちました。
    でも、、、面白かったです。
    題名はいまいちです。しっくりしません。
    日本探偵倶楽部 読んでいて恥ずかしいかも。
    九十九十九 ライトノベルみたい。

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    2023年08月17日
  • コズミック 世紀末探偵神話

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    ネタバレ

    キワモノ出たーーーーーー!!
    まじめくさって読むと大けがします。
    本スローイングした人もいたそうな(笑)

    まあ、真相部分はあれですね、
    あれ。
    あれなんですよーとしか言えない代物です。

    その代わり探偵メンバーに関しては
    面白いのでそこだけ重点的に読んでいけばいいのでは

    まじめに読むものじゃないわ。

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    2023年06月21日