清涼院流水のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まずタイトルが好き。このダメなやつでも大丈夫どうにかなる元気出せ底意地見せたれ感がホント好き。三日坊主⇒いろいろなモノに着手しやすい、というメリットを存分に活かしている。合わないやつは手放して別のものにトライする。そうしていく中で続くやつを大事にする、というのが大まかな手法だ。
三日坊主の権化という筆者。あれこれ試してきたのだろう。個人的には、自分の英語力をチェックするために試験を受ける、というのが好感だった。だいたいの人は試験(TOEICとか)ありきで英語を勉強する。そうではないのだ。英語学習するにあたって自分がどうなりたいかを考え、それに必要なものを勉強すればいいという思考に惹かれた。本 -
Posted by ブクログ
昔ミステリで読んだことのある清涼院流水さんが、toeic会の重鎮になっていたのがびっくり。
内容は、テクニック的なものもあるが、メンバーのtoeic試験にかける熱い思いが多い。でもコレがなかなか良い。
toeic勉強がマンネリ化してきたときに読むと鼓舞されること間違いなしだと思う。実際、私も参考書を新しく買って勉強を再開した。
以下メモ
自分で発音できない音は聞き取れない という絶対法則=正しい発音も練習するべし
単語と文法を100%理解している英文の音声を早い速度で聴く(英文を理解してから聞く必要がある、わからない文章を聞いても効果は無い。)
カンニング英訳とスムーズ暗唱
日本語訳を -
Posted by ブクログ
聖書の世界では、神に愛された者が王となり
また救世主と呼ばれるなどして
人から敬われることになる
つまりこれは、神様のエコヒイキである
ずるいんである
おれだって王や救世主になってちやほやされたいんである
と、まあ、みんなだいたいそう思うので
ヨセフは兄弟に殺されかかったし
モーセは民衆の不満に悩まされたし
ソロモンは迎合的リベラルというか
異教を認めまくって神の不興をかうことになった
ひでえ歴史である
どろどろだ
この本は、聖書のそういうどろどろの部分ばかり抜き出して
ダイジェストに仕上げたもの
作者の清涼院流水は、90年代に活躍したミステリ作家である
当時は宗教に懐疑的な立場というか
オウ