あらすじ
夏休み開けの2学期早々、フレアとクレア、双子の姉妹の通う名門女子高・聖光女学院の生徒が連続で自殺した。
その週末、近くのビデオ屋で働く出有特馬の周囲でも、不可解な連続自殺がスタートする。毎日、必ず1人ずつ自殺する。
この異常な事件は、本当に自殺連鎖なのか、それとも連続殺人か?特馬は、相棒の山本新悟や双子姉妹と事件の真相を探るが…。
デュアル文庫に参上!大説家・清涼院流水が贈る「生誕30周年」メモリアル文章。
ページをめくるたびに事件がカウントされる、衝撃のノン・ストップ・ミステリー。
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Posted by ブクログ
やっぱり…やっぱりか、流水さんよぉ…なミステリー(たぶん…)。
冗長な文章、話の展開など、悪い意味で清涼院流水らしい。
あの決着はずるいと思う。
何が書きたかったのかがわからない。
特馬と新悟の心情変化が主題だったとしても弱すぎる。
っていうか、いい歳した社会人が女子高生に好意を寄せるなよ。
この物語は四人の関係性の変化・進行を描いただけなのだろうか。
後は、双子姉妹の両親が竜宮城之介の両親に似ているな、と感じたぐらい。
ただ、二ページで一日が描かれるという構成は面白かったし、評価はたぶんできるかな…
どうだろう…?
この構成にぴったりな物語の内容として、このストーリーを作ったんだろうけど…。