周防佑未のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3巻目。相変わらず言うこと聞かない珪華で、祥の命令で旅を共にしてた雷牙もかなり苦労したでしょう。雷牙と珪華がちょっといい感じだったんで、それにヤキモチやいてる祥に、ニヤついちゃいました。
祥は珪華一筋で、珪華はフラフラして自分の気持ちに全然正直じゃないけど、意外とモテてるところは、前作「赤き月の巡るころ」と同じ感じもします。
ニセモノの宝玉の話で殷陽にやってきた一行の前に、珪華の幼馴染みの景舜が現れ、彼の正体は玄陽の息子。珪華にも祥にも悪意を持っている感じで、最後には佑の元にも現れ、なんかまたきな臭い予感です。
はや、次巻で最終巻みたいですけど、ちゃんと終われるのか疑問。
最後はやっぱ、笛と宝玉が揃って・・・ってことでしょうけどね。
次巻は3月。またちょっと待ちです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ医療雑誌の編集をしている司は、執筆依頼をするために訪れた大学の医学部で、偶然かつての恋人・繁晴と再会する。
繁晴との関係は、司が浮気をしたように見せかけたことで終了し、繁晴は司に恨みを抱いていて当然だった。
けれど、司には彼には言えない事情があって、そうせざるをえなかったのだ。
数年が過ぎても、未だに繁晴のことを引きずり続ける司は、彼が自分のことを憎く思うならできれば目の前に現れたくない、と考えたけれど、仕事の都合上そうはいかない。
そうこうしているうちに、繁晴が手術を担当した患者が手術中に亡くなってしまい、その遺族が繁晴のことを訴えると言い出した。
常々、遺族が行き場のない感情をぶつけるのが法廷しかないのはおかしい、と考えていた司は遺族との間に入り、何とか遺族も執刀医であった繁晴も傷つかずに済ませる方法はないのかと、動く。
という話でした。
司は別れた繁晴と再会したものの、再会するまでは自分がひどく繁晴を裏切った自覚があるので、よりを戻したいなんて考えてもおらず、できることならばなるべく繁晴の目の前をうろうろしたくないと考えていた。
けれど、仕事は仕事なので、そういうわけにも行かず、ほどほどの距離を保っていた。
そうこうしているうちに、過去のことが繁晴にわかってハッピーエンド。
本当はどちらも今もお互いのことが好きで、忘れられてなくて――という感じの話です。
作者さんはあとがきで、人魚姫が幸せになる話を書きたかったとおっしゃっているので、そういう意味ではまさしくそうなんだろうな、と思います。
司は見返りも求めずに、決して繁晴のためだけじゃなくて、遺族のためにもその方がいいことだから、と遺族の気持ちを前向きにするように仕向けていった。
まさに見返りを求めず、その人のことを本当に思って行動するなんて人魚姫ですよね。
そして最後は、司が本当は隠していた真実を繁晴も知ってハッピーエンド。
まさしく人魚姫が報われた形でした。
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