竹内一正のレビュー一覧
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二人の偉大な伝説的な経営者を、様々な角度で比較しています。著書を読めば、二人とも個性的で非常識な方法で会社を創り上げたことが分かります。
そもそもこの二人を比較することに意味はあるのでしょうか。二人とも個性的過ぎているので、相対比較であると何がどう優れているというのは無いと思います。
むしろ、著書のポイントはそこにあるのかなと思います。世界に残る何か特別なことを成し遂げようとしても、すべての能力で平均点以上であってもダメであって、極端すぎて通常の物差しでは測定不能な能力が必要なのかもしれないと。なので、偉大な経営者になるために、二人を真似ても意味が無いと思います。真似たところで変人扱 -
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惜しまれつつこの世を去ったスティーブ・ジョブズ。
最近、「スティーブ・ジョブズ」」という名前の書籍もベストセラーになっていますが、今回手軽によめる文庫のこの本をとりあえず読んでみました。
スティーブ・ジョブズがアップルを創業してから、追放され、ピクサーでの成功をきっかけに復活するまでの軌跡をジョブズのエピソードやスピーチなどを織り交ぜつつ書かれています。
ジョブズの完ぺき主義や周りの社員たちとの関係など、日本の会社ではありえないような仕事の進め方、交渉術。
ジョブズのような経営者は時代の変わり目には必要かもしれないけど、一緒には働きたくないし、少なくとも上司にもしたくない感じです。
やはり、経 -
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こんなにわがままな人だったのね。
Apple製品はとても好きだけど、この人は好きにはなれない。一緒に仕事したくない。
身近な人で、二人ほど顔が浮かんだ。まさか、この人を真似て…
どのくらい真実に近いのかは分からないけど、ジョブズの人となりが分かった。つもり。
様々なジョブズの変人ぶりの事例が載ってて、読みやすく、楽しく一気に読めた。
ただ、交渉力というほどその力量を深く分析したものではない。書かれているのは交渉のポリシー程度。
自分はジョブズがどんな人か知りたかったので、この本を読んで目的は達した。
交渉力を学びたい人にはお薦めしない。
iPhoneで一冊通して読んだ初めての本。それがジョ -
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ジョブズの学生時代、企業時、追い出されたとき、復帰したときのいろいろなエピソードに驚いた。人を引きつける力が圧倒的と思った。
ipodのように無駄を省いた製品は「もっとも重要な決定とは何をするのかではなく、何をしないかを決めること」という考えのもと徹底して製造のプロセスにも直接関わったからこそできたものだった。
以下の筆者の考え方には今後自分自身注意していきたい。
・あれもこれもは無能な上司の定番ゼリフ
・ビジネスの世界は結果で判断される。だが結果がでたときはすでに遅いのであって、結果がでるまでのプロセスでどこまで力を尽くし、考えぬいて努力をしたかが重要
・社内の都合で物事を決め、内政にば -
Posted by ブクログ
ジョブスに関する本を初めて読みました。
改めて、ジョブスという人の印象は、天上天下唯我独尊の極み!と感じました。
まさに「周囲がどうあるべき?ではなく自分自身がどうあるべきか?」の典型的なタイプ。
そしてなによりも「stay hungry, stay foolish」と発言しているように次から次へとやりたいことをやる!
と信念みたいなものを感じました。
正直、会社で週80~90時間も労働させられたら…と思ってしまいましたが、それ以上の何か?を与えてくれる機会があるなら個人的にはいいジョブスのような人間の下で働くのも一度きりの人生だし、やってもいいなと思いました。
やっぱり人のやらないこと