竹内一正のレビュー一覧
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ネタバレ【総合点】7.5/10点
ホリエモンもリスペクトしているイーロン・マスク本。確かに人物的には凄まじいものがある。「人類に必要なのは地球の次に住むところ、火星だ!」という発想が凄いし、またそのための行動力も並外れたものがある。
気になったのは作者がことあるごとにイーロン・マスクをヨイショするところ。ちょっとした崇拝臭を感じたのが気になった。ジョブズ本でも似たものを感じたことがある。作家の印象で評価落とすっていうのは何とも。
イーロン・マスクは早熟の天才系なのだろう。子供の頃から物理学に傾倒。知識量も物凄そう。それは電気自動車、ロケットを作る際に存分に生かされることになる。まさしく点が線に -
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スペースXやテスラ・モーターズなどの事業で有名なイーロン・マスクの事績を追ったもの。イーロン・マスクがこれまで取り組んできた事業について詳細に(やや専門的過ぎるくらい)記してあり、彼の事業についてよく理解できる。
イーロン・マスクはビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズほどの知名度はないが、いずれ日本でもマスク・ブームが沸き起こることだろう。彼が情熱を注いでいる宇宙事業にしろ、電気自動車にしろ、彼が主導となって先の先を見据えた取り組みを行っているからだ。
恐るべきは彼の仕事に対するエネルギーである。狂っているのかと思われるくらいの情熱と執着心。シリコンバレーのベンチャー起業家にはそうした特質を -
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イーロン・マスク関連2冊目。さすがに今の人間なので内容は前の本と似ているけど、こっちのほうが新しいのでアップデートが入ってます。
車をソフトウェアとして捉えて、トラブルが合った際にもリコールよりも、ソフトウェアをアップデートすることで迅速に対応するって発想はなかった。しかし、インターネットとソフトウェアにはハッキングとバグが付き物。それを如何にしてこれから克服していくんだろうか。気になる。
大きな失敗の中から小さな成功を見つけるという考え方はリーダーとしてチームを率いる際には必須の考えだろうね。ポジティブなチームは強いと思う。
そして、何より驚きだったのがイーロンがAIを恐れているというこ -
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「リーダーが意気消沈していては、部下たちまで下を向いてしまう。」
イーロンマスクがどのような事業を手がけてきたのかについて書いてる本。
ペイパル、スペースx、テスラ、どの企業を見ても、これからをわくわくさせる企業だ。インターネットでキャリアを始め、そこから自動車やロケットの分野に挑戦したのが面白い。それも専門知識がない状態から。
イーロンマスクの目的は、火星移住。そのためにも、まずは地球を長生きさせなければならない。だから、電気自動車を作る。分かりやすい。また、コスト削減に始めから力を入れており、資源を大切にしている。他からの事実誤認に関する批判も、すぐに反論し、つぶされる前に自己防衛す -
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ネタバレ「火星に人類を移住させる。」
イーロン・マスクの資産は80億ドル。
ネット関連企業の売却で得た1億7000万ドルの資産を元に2002年にSPACE Xを創立。
火星移住への第一歩が、従来の1/10でロケットを打ち上げること。
「ロケットを量産する。」
ロケットの材料費は開発費全体の2%でしかない。
コスト意識のない業界にFALCON1の打ち上げ費は670万ドルと発表。
1億ドルを使った3度の打ち上げ失敗。4度目で成功。
2010年12月、宇宙船DRAGONを載せた2段式のFALCON9が成功。5400万ドル。NASAのDELTAⅣの1/6。
設計をシンプルに。
ATLASが3種のエンジンに対 -