あらすじ
ジョブズ亡き後に世界初の1兆ドル企業となったアップルの成功の秘密とは。社内外に数々の問題を抱えながら後継者ティム・クックはどうアップルを操縦しているのか。そこに死角はないのか、その真実に迫る!
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Posted by ブクログ
ジョブズがいなくなり、CEOがティム・クックとなったAppleはどのようになったのか。新しいものを生み出すイメージの強いAppleだが、ティム・クックの功績も素晴らしいことが分かる。今後Appleがどのように発展するのか、はたまたその反対となるのか・・楽しみになる本だった。
Posted by ブクログ
アップルの収益向上はブランド力だけではない。
クック氏によるサプライヤーの強化に尽きる。
特技である無駄を無くすという縁の下の力を発揮しての結果。ジョブズ氏がイノベーションの天才なら、クック氏は構造の徹底したスリム化の天才。
しかし、今後はアップル独自の揺るぎない製品が必要。他と一緒では限界がある。
Posted by ブクログ
Appleに関する本は、これまでどうしてもジョブズが中心になる印象だった。 そんな中でクックに関する話をこれだけ書いた本というのが、まず珍しい。 内容、著者の主張は概ね同意。 今のAppleについて、良い点も悪い点も出しつつ卑下する内容になっていないのが、個人的には良いと感じた(ネット記事などは、ディスってるのばかりだし)。
著者と同じく、今後のAppleの動向を追っていきたいと思う次第である。
Posted by ブクログ
iPhoneやiPadなど今や私たちの生活に欠かすことの出来ない製品を生み出すApple社のスティーブ・ジョブズが居なくなり、ティム・クックの元での同社の歩みとこれからについてITジャーナリストの著者が書いた一冊。
本書を読んでコンパックからやって来たティム・クックがオペレーション部門で徹底した在庫管理を行ったことが評価され、現在のCEOとなるまでの経緯やジョブズとクックの方針の違いも明確に知ることができました。
また、中国での製造工場での問題や環境への取り組み、個人情報保護など多岐にわたり同社との関わりや同時期に台頭してきたGoogleやFacebookとの関係やについて書かれていて勉強になりました。
そんな本書の中でも個人情報保護の観点から見るAndroid端末とiPhoneとの違いは印象に残りました。
本書を読んで同社がイノベーションを起こし、他に類の見ない商品で私たちの生活を再度激変させてくれることに期待したくなる一冊でした。