あらすじ
各界の成功者の30代にスポットライトを当ててみると、面白いことがわかる。スティーブ・ジョブズが自分の会社をクビになり、本田宗一郎は「人間休業宣言」をして休養。盛田昭夫は会社の反対を押し切って大口受注を断り、松下幸之助は恐慌のなか大リストラを迫られた。これらはみな、彼らが30代のときのエピソードだ。立ちはだかる壁を前にして、あの人はどう行動したのか? そこには必ず、いまあなたが直面している問題を解決するヒントがある。第1章 米山稔――度重なる不運を上昇の糧とする第2章 松下幸之助――理念を語るに若すぎるということはない第3章 チェスター・カールソン――周囲から敬遠されるほどの情熱を第4章 本田宗一郎――30代は、「運」と出合うための準備期間第5章 小林一三――転機にためらわず思い切って決断する第6章 渋沢栄一――不本意な境遇でも力を養う第7章 盛田昭夫――信念は常識をも変える
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Posted by ブクログ
■意思
A.仕事はどうにも、慣れてきたところで足元をすくわれるものである。
B.繁栄は滅亡の前触れであり、ピンチは繁栄へのチャンスである。
C.石橋を叩くやつがあるか。石橋だと思ったら叩かず、どんどん渡っちゃえばいい。
D.企業活動は時間との戦いであり、決断力がなければどれほど知識があっても成果を出すことはできず、役に立たないと思い知った。
E.ビジネスは、いい時より、悪い時にこそ腕を発揮できる面白いものだ。
Posted by ブクログ
成功者は逆境でどう行動したか?
→四六時中そのことについて考えて考え抜いた人にだけ、道端に転がるヒントが輝いて見えるようになる
失敗しても、そこから数多くのことを学びその後に活かせるかどうかが長い目で見て成長し続けることができるかを決める
30代は知識と経験の根っこをしっかり広げておくことが大事
何をやってもうまくいかないときこそ、普段の時のようにやるべきことをやり続ける
Posted by ブクログ
8人の企業人のエピソードをもとに、どういう意識をもって生きるか。仕事に取り組むか。壁を乗り越えるかを、企業人・著者の視点から書かれている。
ひとつひとつは短く、読みやすい。また各章の終わりにまとめているため、理解も容易で即効性が高い。
きっかけは、20代の生き方は学んでいるが、今学んでいることを将来どう活かすのか?活きてくるのか?を知っておきたかったため。