安野モヨコのレビュー一覧
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ネタバレキューティコミック連載時もぼんやり読んでいたんだけど、
大人になって再読。
恋って何?愛って何?
その正体はなんだ?
っていうのがテーマかな?
「恋」っていう、よく考えても、経験しても
正体がよくわからないものを、
人間のわがままさ・エゴ・生理的な感情と一緒に
描ききった!って感じがする。
特に、みんなを傍観しながら時にコントロールするキャラとしてのハミオの描き方がすごい。
宙に浮いてても、魔術を使っても、いきなりイケメンになっても、
全然違和感が無く、物語がシラケるどころか、盛り上がるのは、
やはりハミオのキャラクターに
しっかりとしたリアルを感じるからだと思う。
そこが、本当にう -
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ネタバレ【概要・粗筋】
週刊『JIDAI』の編集長・梅宮の過去と現在を描いた第八話「今も昔も働きマン」から、弘子が通うエステサロンのセラピスト・白川の仕事に対するこだわりを描いた第十五話「こだわりマン(後編)」を収録。
【感想】
スイッチを入れて働きマンに変身するというコミカルさは、この巻あたりから影を潜めはじめた模様。アニメを先に見ていた私としては、それはそれで特に問題はない。
第十二話「逃げマン」の野島がいうように、報われることなんてそんなにない。出版社では裏方であろう営業は特にそうなんじゃないかと思う。だから、たまには報われてもよいよな、と思わせる第十話「報われマン」がよかった。
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ネタバレ【概要・粗筋】
男性向け週刊誌の編集部を舞台に、編集者・松方弘子やそこで働く多種多様な人々の仕事に対するスタンスやこだわり、悩みなどを描いた漫画。「仕事をしたなーって思って、死にたい」と仕事に打ち込む松方弘子を描く第一話「女の働きマン」から、男とぶつかるのではなく避けて仕事をする野川由実を描いた第七話「お嬢さマン」を収録。
【感想】
現在放送中のアニメがなかなか気に入ったので、原作コミックにも手を出してみた。
大手ゼネコン勤務で、現在現場監督をしている弘子の恋人・新二の第五話「あやまりマン」がよかった。感情を表に出さず何を考えているのか判らない新二が、実は仕事に打ち込めない自分に -
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ネタバレ【概要・粗筋】
週刊『JIDAI』の張り班・菅原と少年漫画誌の西田が交換トレード(異動)が慣れない職場で奮闘する第十六話「知らないところに来ちゃったマン」から次期総裁最有力候補・丹波代議士とその地元の産廃問題を取り上げた第二十三話「オヤジマン」を収録。
【感想】
弘子と新二はついに別れてしまった(第十九話「ずぶ濡れマン」にて)けれど、予想通りなので特に驚かなかった。ただ、第二十二話「帰ってきた働きマン」で弘子はボロボロになっていたけれど、二人の過去がほとんど描かれていないから、説得力がない。
編集部一やる気のない田中が、実はファッション雑誌で勝負したいと野心を抱いていたり、スクープ