大森望のレビュー一覧

  • リメイク

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    (アメリカの特に古い)映画へのオマージュに溢れた小説。
    引用や言及が200作を優に超えている。
    映画好きとは言えない自分が理解できるのは10分の1程度か。
    こんな小説を読むと、もっと映画を観ておきたかったと思う。

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    2011年09月21日
  • アジャストメント ディック短篇傑作選

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    ディックには評価が甘いかもしれない私。
    だがこの文庫本という意味において★3。
    だってまあ買った私が悪いんだけど、
    あまりに映画アジャストメントアピールが強くて
    何話かの訳があまり好みではなくて
    既に知っている短編が入っていて
    字が大きい今時の文庫だったから。
    なので★4ではなく3なのはディックのせいではない。
    あくまで出版社と私の嗜好の問題。

    いずれの作品もディック的世界が堪能できてよろしい。
    現実とはあくまで自身の認識に基づいているにすぎない、
    ということを改めて感じさせる。
    でも『凍った旅』は怖かった。
    『アジャストメント』はどこをどうやったらああいう映画になるんだ。

    そんな感じ。

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    2011年08月29日
  • NOVA1【完全版】

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    読みやすいモノと読みにくいモノの差が激しすぎる。ここらへんがSFが人気が出ない原因かもなぁ。ちなみに私のお気に入りは「忘却の侵略」と「エンゼルフレンチ」。それにしても絶筆の「屍者の帝国」は大傑作になりそうな気配がするだけに、惜しすぎる。

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    2011年02月09日
  • リメイク

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    古き良き時代のハリウッド・ミュージカルネタがてんこもりに出てくる。
    フレッド・アステアにジーン・ケリー。そして「掠奪された七人の花嫁」は歴史に残る名作。この本で読んで観た。

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    2010年09月06日
  • NOVA1【完全版】

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    SFアンソロジー
     伊藤 計劃の絶筆「屍者の帝国」(未完)収録。
     面白いか?と問われるとウーン???となります。言葉遊び、が過ぎるかな。ある意味トンガッてる作品が多いです。
     シリーズものなのですが今後の傾向が気になります。同じ雰囲気が続くようなら、きっと読まないでしょうね。

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    2014年05月01日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    「犬は勘定に入れません」を読んだ時、同一設定の話があるということだけ知って、いつか読んでみようと思っていた。
    「犬は…」の細かい筋立ては忘れてしまったけれど、勢いがあってとにかく面白かった印象。なので、この「ドゥームズデイ・ブック」(最初は黙示録系パニック映画のノベライズか何かかとおもった、このタイトル)は割合悠長な筆の進みながら、辛抱して後半の展開を待つ。
    二十世紀も中世も、今のところなかなか思わせぶりなまま…

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    2010年05月30日
  • 文学賞メッタ斬り!

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    会社の先輩から借りた本

    直木賞、芥川賞とかとかの舞台裏と、各文学賞の位置づけが分かります。

    後大物作家をメッタ斬りにしてる辺りが面白かったです。
    テルちゃんとか、じゅんちゃんとかとか。。。

    もっと色んな本を読まねば!って思わせてくれる作品。

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    2009年10月07日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

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    パンデミック×タイムトラベルという不思議な組み合わせ。
    21世紀のオクスフォードから、14世紀の中世へ、歴史学者の卵の女学生がタイムトラベルするところから話ははじまる。
    ただでさえ、黒死病、チフスが蔓延する中世。女学生キブリンは、ワクチンを打ち免疫機能を高め万全の体制をとる。
    しかし、21世紀ではギブリンを送り込んだ、タイムトラベル技術者が突然の感染症に倒れる。
    一方14世紀のギブリンも時を同じくして?同じ感染症に倒れる。
    21世紀で巻き起こるパンデミックと、14世紀に熱病に冒されつつ残された少女の2人の展開がパラレルになって物語りは進む。

    特に大事件が次々起こるわけではないが、意見の入れ違

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    2009年10月04日
  • リメイク

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    設定はSFですが物語は恋愛小説の王道、ボーイ・ミーツ・ガールです。ミュージカル映画に詳しい方が読めば面白さ倍増でしょう。

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    2011年08月17日
  • 文学賞メッタ斬り!

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    超〜〜おもろかったんですけど!!!これは貴重な本。いや〜重宝です。そっかやっぱB春の賞はKYなんだ〜wI原さんの選評を嫌いでいいってのは安心した。エイミーのこともハルキのこともほめてくれて嬉しかったv

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    2009年10月04日
  • ドゥームズデイ・ブック(上)

    Posted by ブクログ

    上巻は読む必要なし。冗長すぎるよ!
    上巻は本当に、21世紀側はウイルスによる隔離騒ぎだけだし、14世紀側はほとんどキヴリン倒れっぱなしだし。
    SFというわりにはネット理論とか全然出てこないので読みやすいといえば読みやすいけれど、このタイムトラベル以外は全然未来っぽくありません。
    携帯電話もなくて、連絡取るのに苦労してるし(テレビ電話になったくらい?)。
    でも下巻からは一気に読めるようになります。
    21世紀側ではキヴリンが手違いで黒死病(ペスト)の時代に送り込まれたことが判明し、14世紀側では実際、黒死病患者がキヴリンの助けられた村に襲い掛かります。
    つか、このへんは読んでいて辛かったです。

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    2009年10月04日
  • 航路(上)

    購入済み

    長い!

    臨死体験を科学的に分析するという、興味深い小説だが、同じような話の繰り返しで、展開が遅すぎる。かなり忍耐と時間がないと読みきれない。わたしも下巻に行こうか否か、迷っている。

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    2015年02月02日