向田邦子のレビュー一覧

  • 寺内貫太郎一家

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    大好きな向田邦子作品の中でも大好きな作品。
    登場人物全員がクセがあるも憎めず。。
    泣けて笑えて、唯一無二だけど昭和のどこにでも転がっていそうな貫太郎一家。もっともっと、この家族に会いたかったなぁ。

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    2022年06月24日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    原作・向田邦子さん、文・角田光代さん、絵・西加奈子さんという豪華な顔ぶれの絵本が出たと知ったときから手に取りたかった一冊。
    ストーリーは知っていましたが、どんな絵になるのか、装丁になるのか興味しんしんでした。
    西さんの絵が温かみがあってしみじみ佳いです。

    厳しくて怖いお父さんが、小さなかぼちゃを取ってしまったらいつもは怒るお父さんが、小さくなった小さな妹をだきしめて、おおんおおんと泣くシーンは何度読んでも涙が出ます。
    悲しみややりきれなさ、戦争に対する理不尽さも込められた泣き声なのではないでしょうか。
    読後、表紙の可憐なたんぽぽにまた涙が誘われてしまいます。

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    2021年10月16日
  • 父の詫び状

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    読み終えるまでに何ヶ月もかかった。それだけこの世界観に浸っていたい、終わってほしくないと願ってしまったのだ(実際は長い放置期間を挟んだ)。彼女の目や心を通して観る昭和初期の風景、家族の営みが、決して派手ではないけれどささやかなユーモアに満ち満ちている。断片的なのにしっかりテーマとリンクした思い出の数々は、時々ゾッとするものもありつつ、けれどそれらを見つめる眼差しはあたたかい。彼女のような文章を書けるようになりたいと素直に思う。そして彼女にとって大切な、身も心も移り変わる時期を過ごした鹿児島が、わたしにとっても「転」の地であることを誇りに感じた。

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    2021年08月29日
  • 字のないはがき

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    ネタバレ

    戦争時代の向田さん家族の話。普段、家族の前では弱いところを見せないお父さんが妹の無事をとても心配されていて「おうおう」と泣かれた場面に、読んでいる私も涙が出ました。戦争が終わってからその葉書の事は思い出される事はなかったのですね。思い出したくない辛い日々だったのだと思います。戦争は嫌ですね。

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    2021年08月12日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    何度読んでも好きな本のひとつ.
    この本が好きな人とは、気が合うと確信している。実際
    好きな友達はこれが好き。

    丁寧な生活
    私欲への感謝など、親しみやすい.徳な昭和な人たちにとっては!ら

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    2021年07月28日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    「手袋をさがす」にとても共感をしました。
    納得いかないことが色々あります。妥協できない欲深い自分を反省するのはやめて、それが自分だと潔く認めて生きていこうという清々しさをかんじました。

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    2021年05月09日
  • 寺内貫太郎一家

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     ゴールデンウィークに入る前、髙島屋の月刊誌で、この本についての太田光のエッセイを読んだ。昭和50年に刊行され、ドラマ化もされたこの小説。今から40年以上も前に書かれたのに、未来を予見していたかのように現在の社会の様子を描き出している、と太田は言っていた。

     具体的には、「祭りばやし」という章で、町の人々が祭りに浮き足立っている様子を、お手伝いさんのミヨ子が冷ややかな気持ちで眺めるシーン。ミヨ子は母親を一年前に亡くしており、祭り当日が命日だったので、一緒に楽しめる気分ではなかった。でもみんなの雰囲気に水を差してはいけないとずっと我慢してきた。それでも態度には出てしまい、それが原因で一家と喧嘩になってしまう。自分の態度を責められ、ついに我慢できなくなったミヨ子は、母の命日であったことを告白し、同時に、みんなが祭りに浮き足立って、先に解決すべき問題の数々から目を逸していると怒りをぶつける。

    「みんなから寄付を集めて、そのお金で飲んだり食べたり騒いだりーーーバカバカしいと思わないんですか。道だって凸凹だし、街灯だってついてなくて暗いとこだってあるのに、町内会の人が酔っ払うのにお金使って」
    「朝からドンドンピーピーお囃子流してーーー病気の人だって心配ごとある人だっているのにーーー非常識だと思います!」
    「幸せな人だけが楽しんでるんです!私、お祭りなんて大嫌いです!」

     40年も前に書かれたこのセリフが、今、オリンピックをどうにか開催しようと躍起になっている一部の日本人を表しているかのようだ、と太田は言っていた。時代を超えて真実を描き出す力がすごいなぁ、と私も思った。

     大変なこと、未解決の問題があるから、楽しいことをするのは良くない、という自粛の精神は好きではないけれど(3.11の翌日だった結婚式を延期せざるを得なくなり、結局一年半「自粛」した十年前を思い出している)、大事なのはバランスなんだろうなぁと思う。楽しいことを挟んで、明日からまた頑張ろうと思えるのであれば、建設的で有意義なのだけれど、「楽しいこと」そのものが目的になってしまうと、未解決の問題はそのまま置いてけぼりになってしまう。オリンピックはどう考えても、後者に見える。問題(コロナの感染者が減らないこと、それに伴って医療従事者の負担が増えたり、飲食業についている人々の収入が不安になったりしていることなど)はいったん置いておいて、の「いったん」が長くなりすぎるし、オリンピックの開催期間中も人々の暮らしは続いているわけで、その保証はどうするのだとか。「とりあえずオリンピックで楽しんで、テンション上げて、終わったらまたコロナ対策とかいろいろ頑張ろうぜ!」というレベルのイベントではないと思う。

     こうやって書いていると、私はオリンピックに反対なのだな、と感じる。これまで明確にどちらのポジションも取ってこなかったけれど、書いていてしっくりきているというきとは、そういうことなのだろう。

     私が反対しようがしまいが、世の中は変わらないし、オリンピックはきっと開催される(あるいは私の意見とは全く関係ないところで中止が決定される)。でもきっとそうであっても、自分の立ち位置みたいなものを持っておくことは必要なように思える。口論するつもりもなければ、違う意見の人を論破しようとするつもりもない。ただひとつの芯のようなものとして、自分の立ち位置を決めることにする。そしてその芯のようなものは、柔軟であったほうがいいと思う。事実に基づく柔軟さを持ちたいと思う。その場の感情や、社会から読むことを求められる「空気」に惑わされない、事実に基づいた柔軟さを身に付けたいと思う。

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    2021年05月06日
  • 新装版 眠る盃

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    大好きな向田邦子さんの「眠る盃」を久しぶりに手に取る。
    冒頭に「潰れた鶴」という話がある。ずいぶん若い頃に初めて読んで以降、頭の片隅にずっと残っている。仕事中ふと蘇っては、自分のことだと戒めになるのだ。

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    2020年08月03日
  • 父の詫び状

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    すごい。読み進むうち、目の前に、昭和の生活が生き生きと再現され、路地裏の音が、生活の匂いが、さては、戦時中の光景までが、浮かんでくるようです。まさに生活の昭和史と言っていいのでしょう。
    昔のことなんですが、読んでいて、全然違和感なく、引き込まれていくのは、いかに向田邦子氏が、すごい作家であったことの証なんでしょう。

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    2020年04月29日
  • 新装版 夜中の薔薇

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    感動したんですよ。好きで書き留めた言葉がいくつもありました。
    今、Pairsのプロフィールに書いているのが「七分が粋で、三分が野暮」です。すみません、実際の俺は「七分が野暮で、三分が粋。いや、それ以下か」なのに。

    この装丁と相まって、ほんと永遠に残したい一冊ですね。
    そうしみじみと読み終えようとしたところ、解説が太田光さんでした!私は太田さんが大好きなのですーーー。

    確かに、太田さんが向田邦子さんファンというのは、何かで見たことがありました。でもね、もう自分が向田さんのエッセイで感動していた矢先に、自分が好きな太田さんが子どもの頃から温め続けている向田さんへの思いを綴った解説を読むとね。もう二度おいしいというか、もう昇天してしまうわけです。

    なんだろう。人と、しかも好きな人と、感動を分かち合えることの喜び!!!

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    2020年04月29日
  • 父の詫び状

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    幾つかの違う記憶がタイトルに収束され、最後の数行で一つの作品として立ちあがる様が、ホントに素晴らしい。記憶にどっぷりと浸かりたくなる。自分自身の忘れているささやかな記憶を、なんとか思い出して愛でたくなる。

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    2020年03月10日
  • 字のないはがき

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    「字のないはがき」、向田邦子さんのエッセイ「眠る盃:1979年」で既読ですが、本書は直木賞作家3人のコラボの絵本です。向田邦子(1929~1981)原作、角田光代(1967~)文、西加奈子(1977~)絵です。豪華です。戦時中、田舎に疎開した一番下のまだ字が書けなかった妹の和子さんへの家族5人の思い、特に厳格だったお父さんの優しさが胸を打ちます!

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    2020年02月08日
  • 男どき女どき

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    ネタバレ

     向田邦子 著「男どき女どき」、1985.5発行(文庫)。小説4編とエッセイ21篇、向田さんの最後のメッセージともいえる作品ではないでしょうか! 小説では「鮒」と「ビリケン」、エッセイでは「若々しい女(ひと)について」「独りを慎む」「ゆでたまご」「反芻旅行」「壊れたと壊したは違う」、特に秀逸と感じました。
     向田邦子さんのラストメッセージとも言える「男どき女どき」、1982.8刊行、1985.5文庫化。21編のエッセイと4つの短編小説が収録。たった3ページのエッセイ「ゆでたまご」が映像的に心に迫ってきます。著者が小学4年生の時の出来事から「愛」を紡いだエッセイです。片足、片目が不自由で疎んじられていた同級生Iにまつわる2つの話。遠足の時、汚れた風呂敷に包まれた大量のゆでたまご。母親が「これみんなで」と著者に。徒競走で遅れて一人走るI、厳しくて人気のない女の先生が飛び出し一緒に走った。愛はぬくもり、自然の衝動!
     向田邦子「男どき女どき」、1985.5発行、再読です。「ゆでたまご」と「無口な手紙」がお気に入りです。「ゆでたまご」には、短いエッセイ文の中に、貧しく動作ののろい女の子への母親の愛と教師の愛がぎっしり詰まっています。手紙は、簡潔、省略、余韻、そして、その人ならではの情景か言葉が。そうありたいと常々思っています。
     4つの短編小説といくつかのエッセイが収録されています。向田邦子「男どき女どき」、1985.5発行、再読。小説では「ビリケン」が好きです。エッセイでは、「若々しい女(ひと)について」「独りを慎む」「ゆでたまご」「草津の犬」「壊れたと壊したは違う」「無口な手紙」「甘くはない友情・愛情」がお気に入りです! 女は具体的な動物、夫を愛し子供を愛する本能はすぐれているが、友情という抽象的な精神は男にはかなわないのでしょう。とありました。
     TVで北海道の言葉: 自分の意志なし(不可抗力)で押してしまうのを「押ささる」、自分の意志で押すのを「押しちゃった」(自分の責任)だと。これを聞いて、向田邦子さんの父からの教えのエッセイ「壊れたと壊したは違う」が浮かびましたw。向田邦子「男どき女どき」、1985.5発行。「思い出トランプ」で直木賞、何事も成功する男どきでした。その後の「男どき女どき」、21編のエッセイ集と遺作を含む小説4編が収録されています。エッセイ「無口な手紙」「独りを慎む」「ゆでたまご」が好きです。台湾旅行は女どき、早逝されました。

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    2023年04月30日
  • 新装版 眠る盃

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    ネタバレ

     電話は固定してるのが当たり前であった時代、平成という時代も、携帯もパソコンも見ることはなかった向田邦子さん(1929~1981)の「父の詫び状」に続く二冊目のエッセイです。「眠る盃」、2016.1発行。一人暮らしで猫と一緒に暮らす粋で上品な独身女性の生き方を楽しく拝見しました。眠る盃、噛み癖、夜の体操、字のない葉書、抽出しの中、恩人、鹿児島感傷旅行など、とても面白かったです。
     向田邦子 著「眠る盃 新装版」、2016.1発行。第1部のエッセイはお馴染みのエッセイ集ですが、第2部の男性鑑賞法や第3部については、感心が薄いのでさらっと流しました。やはり、眠る盃、噛み癖、字のない葉書、Bの二号さん、抽出しの中、恩人、うしろ姿、鹿児島感傷旅行など、読んでて、さすが向田さんのエッセイだと感じます。
     独り暮らしで猫と一緒の独身女性だった向田邦子さん(1929~1981 享年51、没後40年)、2冊目の随筆集「眠る盃」、1979.10刊行、2016.1新装版、再読です。眠る盃、噛み癖、字のない葉書、猫自慢、鹿児島感傷旅行・・・、何度読んでも素晴らしいです。
     ♪~春高楼の花の宴 めぐる盃かげさして 千代の松が枝わけ出でし むかしの光いまいずこ~♪ 24歳で早逝した天才滝廉太郎(1879~1903)の名曲「荒城の月」、大好きな曲です。電話は固定されたものが当たり前、携帯はなく、パソコンも普及していなかった時代をさっそうと生き抜けた向田邦子さんの名調子、「父の詫び状」に続くエッセイ、「眠る盃」2016.1発行。知的ユーモアと鋭い感性、温かで魅力的な人柄が詰まった55編のエッセイです。「向田邦子は突然あらわれて、ほとんど名人である」(山本夏彦)よくわかります!
     向田邦子さんの「眠る盃」(2016.1)、何度か再読しています。著者の2冊目の随筆集。今回、私のベスト10を選びました。(ページ順に:)潰れた鶴、眠る盃、夜の体操、字のない葉書、能州の景、Bの二号さん、猫自慢、抽出しの中、恩人、鹿児島感傷旅行。
     

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    2021年01月30日
  • 桃から生まれた桃太郎

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    「桃から生まれた桃太郎」(1999.8、文庫)、面白かったです。向田邦子の放送台本を、中野玲子が小説化したものだそうです。早く妻を亡くした獣医の川田竜造は娘の桃子と二人暮らし。善意からおこる父と娘の行き違いをユーモラスに描いた作品。素晴らしいです。ドラマになってるんでしょうね。見てはいないけど。読後、源氏鶏太の小説の世界に通じてる感じがしました。登場人物がみんな「いい人」です!

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    2019年12月04日
  • 男どき女どき

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    記憶には甘い辛いという味覚が舌ではなく心の内に誘ってくれる。辛い記憶は時を経て美味しく頂けるし、昔の甘い記憶に蓋をしてしまうこともあるある。人の心は摩訶不思議、この書籍の読後感。

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    2019年10月03日
  • 男どき女どき

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    向田さんの作品を読むと、見透かされているような気がしていつも心がザワザワする。本当に怖い文章を書く人。
    男性には絶対に書けない。

    後半のエッセイは特に心に留めておきたい。一人暮らしを始めて早四年、「独りを慎しむ」は苦虫を噛み潰したような思いで読んだ。ひとりでいるときもきちんとしているって、難しいんだよなあ。まったく出来ていないなあ。

    「反芻旅行」「無口な手紙」「黄色い服」、何度も読み返して、ずっと忘れずに日々の生活を送っていきたい。

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    2019年02月08日
  • 新装版 眠る盃

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    なんでもないような日常の一コマや、記憶の片隅に残っていたことを丁寧に掬い上げて、細部まで観察し、優しい視点とユーモアで包みながら、鮮やかに書き(描き)きる軽妙な筆致。スゴい。

    もっと若い頃に読んでおきたかった。
    読めて良かった。

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    2017年09月30日
  • 寺内貫太郎一家

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    軽妙で洒脱な言葉が気持ちよく身体に響き 読みながら 泣いたり笑ったり照れたり・・・
    僅かにテレビで見た記憶があり ジュリ~~~って 思わず吹き出していた
    最近では自主規制なのか使ってはいけない言葉も 堂々と並んでいて それもまた物語の風景が心に飛び込んでくる大事な要素だった

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    2017年02月05日
  • 女の人差し指

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    現代には向田邦子エッセイが足りない。テレビドラマ脚本家として名を挙げ、独身生活を美食や旅行で謳歌。有名人との華麗な交友など、と成功版たられば娘というか、なんとも数十年早く生まれた人だなあ、と思う。とはいえ、やはり初期の素朴なのとか父親ネタの方が好みで、旅行ネタはそこまでかなあ…

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    2015年11月25日