石原加受子のレビュー一覧
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自分中心的発想
「先を急ぐこと」だけに焦点を当てる。私が前に進みたいのであれば「自由に進んでいいんだ」だから前に障害物があったら「なんで行く手を阻むんだ」などと人のほうに焦点は当たらない。「急ぎますのでお先に失礼」と言葉かけして前に進めばいい
相手を無視しようとすればするほど気になる。「無視する」というのは、相手の存在を忘れるどころか、相手と人生を共にしていると言えるぐらい"心の距離"が近くなっている状態を意味する。完全に他者中心になっている。争って傷ついている場面に囚われるあまりに、自由にそこを動こうとしない。自分が自分のために行動していない
"脅える&q -
Posted by ブクログ
悩みが尽きない毎日です。
でも、そんな「悩み」は、自分がつくり出していたものだった?
私はまさに、いろんなことに「悩んでしまう」人です。
本書では、そんなさまざまな「悩み」は、「思考」することから出てくると述べています。いろんなことを頭で「思考」してしまうから、悩みのスパイラルから抜け出せない。それを「思考グセ」と読んでいます。
「こうするべきだ」「どうすれば~なんだろう」と「思考」するんじゃなくて、「私はこうしたい」と自分の「感情」でいろいろなことを選択すれば、悩みは解消していく。
この本を読んで、いかに自分の本当の「感情」を無視してきたかに気づかされました。 -
Posted by ブクログ
『今を感じる、今を生きる』
『他者中心の生き方をやめる』
例えば、満員電車で足を誰かに踏まれて痛い場合、それに対して「自分の足が痛い」と感じるのか、その自分の足の痛みよりも「誰が私の足を踏んだんだ、私の足を踏むなんて許せない」と他人やその状況に腹を立てるのか。
前者は自分中心に今を生きてる、後者は自分の痛みよりも、相手に意識が向かっており、今を感じるよりも先に思考に飛んでしまっている。
しかもその意識は、状況把握よりも他人に怒りとして向けられており、たとえ足から血が出ていようとも、それに対して素早く処置したり対処ができない。
よって、他者中心的な発想に生きている人は、過去の痛みを解消できな -
Posted by ブクログ
本質的には一貫して同じことを言っているので情報量はそこまでない
要するに"感情"や"五感"というものは人間の思考や行動の根底にあるものであり、それと向き合うことで自己理解が深まるとともに自分自身を大切にできるということ
逆に言えば、感情を無視していると自分が納得できる人生を歩むことはできない
私は感情の振れ幅が人より大きいせいか自分の感情に気づかない状態というのがよくわからない
嬉しいときは嬉しいし、不快なときは不快だと思う
行動も感情に起因していると自覚しているから、この本に書いてあることは概ねご尤もという感じ
自己承認欲求と他社承認欲求についての