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Posted by ブクログ
行動するのを躊躇させる「恐れ」は一体どこから来るのか。本書では、「〜しなければならない」「〜べき」といった他人を基準とした思考の癖がその原因にあり、もっと自分の「〜したい」という気持ちに正直になることが、その恐れを氷塊させ、自分らしく生きるための鍵であると説く。
本書を読むことにより、普段の自分がかなりの部分、他人を基準とした思考で行動しており、それによって様々なストレスが生じているのだと理解できた。
こういうタイトルを聞いたとき、他人がどう思っているかを恐れるあまり、動けない、というのはよく想像されることだと思う。
しかし、それだけに止まらず、他人の価値観を優先することは、様々な害悪をもたらしているのだ。
例えば、毎日自分で決めた習慣を続けられない、といったこともそうだという。
自分がどうしたいかをないがしろにし、どこかから得た情報で勝手に作り上げた「あるべき自分」を日々自分に強要している。
当然それはストレスを生み、逆に実行を妨げる。
そして、続けられなかった自分への罪悪感で、自信を無くす。
他人を基準に思考することを止めないかぎり、永遠にその繰り返しである。
また、「いい大人だから」とか「男というのはこうあるべきだ」みたいな、自分が勝手に作り上げた世間の常識が、いかに自分を傷つけ続けて来たか、そら恐ろしくなった。
ちょっと考えれば何てことないことに思えるのだが、この本に出会えなかったらずっと気付けないままだっただろう。
結構自分を大事にできている方だと勘違いしていたが、とんでもなかった。
これからは、ことあるごとに自分に「本当はどうしたいか?」を問いかけ、もっと自分をいたわろうと思う。
客観的に見て、普通の人より頑張っている気がするのに、なぜか一向に自信が持てなかったり、日々の生活に不満が募って行くような感覚を持ってしまっている人には一読をお勧めしたい本だ。
Posted by ブクログ
本を読み進めながら、生活のふとした場面で、自分の感情を優先することを意識した。例えば、夫が野菜ジュースを買って来てくれたけど、自分は今コーヒーが飲みたい。思い切って、「ありがとう。でも今はコーヒーが飲みたいから後でもらうね」と言った。夫は「せっかく買ったのに」と言ったが、「ごめんね、コーヒーの気分なんだもん」と私がはっきり言うと、笑って「分かったよ」と言ってくれた。今までは夫に悪いから、夫が不機嫌になるからと、野菜ジュースを選択していた。けど、夫に気を遣って飲みたくない方を選んでも、「嬉しそうじゃないね」と夫がなぜか不機嫌になってしまう。こういう些細なやり取りが日常的に沢山あって、私はいつもこんなに我慢してるのになぜイライラされるんだという不満があった。本を読んで、我慢してるのに上手くいかないのは、わたしの無意識が言動や表情に出ていたからなんだと気付いた。自分の感情を優先して、我慢せずに自分の思いを言葉にした方が、相手にも悪い気をさせないことが実感できた。そして、自分の気持ちを優先できたことで気分がとても晴れ、ストレスがなくなることに加え、自己表現をする自信が少しついた。自分の感情をもっともっと優先して、自分を大事に愛してあげたい。
Posted by ブクログ
読みやすく、今の自分の状況にとても合うものだった。
他人の顔色や思っていることを気にしたり、思い込みで詮索してしまったり…
それによって、不安な気持ちや怖いという感情が出てきてしまう。
それは、「他者中心」の思考で動いているから。
また、「~~するべきだ」「~~するほうがいい」という、自分以外に焦点を当てた思考も要注意。
もっと自分の感情にフォーカスした「自分中心」の思考で動くと、自分自身の感情を解消でき、無意識に溜まっているモヤモヤもなくなっていく。
自分は今どんな気持ちなのか、本当は何がしたくて何をしたくないのか…
自分の感情に焦点を当てて、動くことは悪いことではない。
自分を大切にしていることなのだ。
Posted by ブクログ
読むうちに自分のケースを理解できた気がします。
正直全てを一回で受け入れるのは難しいです。
私の場合は誰に対しても自分を大事にできなかった訳ではなく、お局様またはモラハラおじさん上司がどの職場にも1人はいて、その人と上手くやれずに転職を繰り返しました。
相手を分析しようとせずに、とは冒頭にあったものの、結局攻撃的な人はこの本に書かれていた過去に傷つけられた人であるケースもありました。(お局ご本人が家庭環境が過酷だったと話していたので)
なので「相手も大変だったんだな」「自分がその犠牲になることはないな」と思えました。
また、第3章で触れていたセミナーの内容や、第4章のどんなことに楽と感じるか?はメモして今後も参考にしようと思います。
親子、カップル、職場の上司、職場の同僚、友人関係、様々なケースに触れているので「私これだ!」が当てはまる人は多そうです。
Posted by ブクログ
恐れや不安、後悔にとらわれない、自分中心の楽な考え方を教えてくれる1冊。
あの時こうしていれば…と焦燥感や後悔に苛まれている時の自分を客観視できたというか、感情の根元を覗き見できた。
りんごとみかんが目の前にあったとして、りんごの方を選んだら「このりんごはすっぱい。みかんにしておけばよかった」と思うだろうし、みかんをえらんだとしても、「このみかんはすっぱい。りんごにしておけばよかった」と思うだろう。という著者の指摘に、ギクッとなった。
確かに、実際経験してみないと分からないことって沢山あるのに、自分とは異なる選択をした人を短絡的に羨んでしまうことってよくある。
この極端な思考に気づかせてもらえたので収穫。
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