大石学のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とてもわかりやすい本だった。
授業でも鎌倉時代はさらっと流してしまい、主だった人物しか知らず歴史の流れが分からなかったので、おさらいとして読んだ。
今回の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」と、もっと面白く観ることが出来そう。
でも本はわかりやすく説明してくれているけど、この時代、ひたすら身内で殺し合っていてものすごく不毛だと思った。
平氏と源氏、幕府と朝廷、日本と外国、戦いばかり。
ロシアがウクライナを攻めていることで、人類は大して進歩していないんだと落胆していたが、過去の歴史を見るとかなりましになっていた。
今も昔も、歴史は人間が守ってきたものの集積なのだなぁ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦国三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)の生涯と考え方をまとめた一冊。
<こんな人にオススメ>
登場人物や出来事の名前はなんとなく知ってるけど、それが何かよくわかってない人
「三英傑は知ってるけど、それ以外の将軍との関係はどうなんだっけ?」、「比叡山延暦寺焼き討ちとか怖すぎ!信長は何を考えてたの?」、「映画の清須会議見てないけど、あれって何の会議だっけ?」、「大坂冬の陣と夏の陣があるのは聞いたことあるけど、なんだっけ?」等、そんな人にオススメ!
中学の歴史まではちゃんとやってたつもりだけど、知らない事もたくさんあることに気づきました。
<本書の特徴>
この本では、登場人物の行動や戦の -
Posted by ブクログ
ネタバレあとがきを読んで初めて、大河ドラマ「新選組!」の時代考証を担当された方の著作だと知りました。
道理で。なんか納得でした。
さまざまな資料を参照しかつ出展を明記。異論も極力取り上げて書かれており、
入門書としては非常に分かりやすくて良いのではないでしょうか。
自分としてはこの本で新しく得た知識って言うのは無かったのですが、
それはつまり、多くの史料を元に秀逸な取捨選択が成されてかかれた本だからこそなわけで
適量だしすぐに読めるのではないでしょうか。
佐幕派が刀剣などの古くからの慣習に固執したばかりに敗れた
時代の流れを読めない時代遅れの集団
というような一方的で誤った評価を、分かりやすく論破し -
購入済み
わかりやすい
学研が作っているだけあって、一応「子供向きの学習まんが」という位置づけの作品である。従って歴史の解釈も過去から主流となっているオーソドックスな定説に基づいて書かれている。面白みや 新しい気付きはないが、どんどん読み進めることができる。デジタル描画らしい絵柄はくっきりとしていて読みやすい。