大石学のレビュー一覧
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購入済み
懐かしい
子供時代にこのタイプの漫画を読んだ事を思い出し懐かしい感じがしました。織田信長と豊臣秀吉は一般的なイメージに沿ったイラストになっていると思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
東京の町を歩くと、意外にも坂が多いことに気づく。
赤坂、神楽坂、道玄坂などの名所をはじめ、鉄砲坂、紀尾井坂、昌平坂など江戸情緒を感じさせる坂名を随所に見かける。
さらに、芋洗坂、魚籃坂(ぎょらんざか)、伊皿子坂(いさらござか)、妻恋坂、霊南坂など個性的な坂名の由来も気になるだろう。
本書では、江戸東京の坂をめぐり歩き、史料を丹念に調べ、地域の歴史的エピソードを綴る。
江戸の坂は、武士が生活する「山の手」と、町人が生活する「下町」を結ぶルート、すなわち、武家屋敷への物質の輸送路であった。
だからこそ、坂名は人々の暮らしと密接に関わっていたのだ。武士に由来する坂名には、御薬園坂、紀尾 -
Posted by ブクログ
2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証を行った大石学氏の著作。
「新選組は時代に取り残された剣士集団なのか?」について追求されている新選組通史である。
ページをめくると「近藤勇」「土方歳三」の写真。第1章に進むと…なんと新選組そのものの歴史ではなく、なんと新選組の故郷「多摩」について。多摩と江戸の関係を記載した本を、新選組関係の本で初めて見た。
第1章では、近藤や土方がいかにたくさんの手紙を多摩に送ったかも書かれてある。これには驚いた。
また読み進めると、いろいろな史料で同じ事象を比べるという方法が随所に見られる。池田屋事件においてもそうだ。同じ事件をいろいろな史料から提示し