片山修のレビュー一覧
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同期に貸してもらった本。雲の上の人っていうイメージしかなかった豊田章男さんが少し身近な存在に感じられる一冊。早速Instagramでフォローしてしまうほど、人として魅力的な部分が沢山書いてある本で、勉強になりました。
【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
トヨタは、どこの部品メーカーとも付き合います。皆さんも、どこのメーカーとも付き合ってください。そのうえで、トヨタと仕事がしたいと思ってもらえる会社になるように、われわれは変革していきたい。量が出るからという理由ではなく、一緒に未来を作れそうだ、トヨタならチャレンジができるという理由で、トヨタを選んで頂きたい。
トヨタの看板がなくても -
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片山修の手法は、インタビューをベースにして、
物語を構成する。
これだけの協力をえれば、客観的な評価が むつかしいのではないか?
企業の広告的な役割を果たしているような気がする。
ただ、その企業のめざすべき方向性を、
わかりやすく つかむことが、できる。
広告や宣伝のうまさ。
営業する力の強さがあるが、生産する力という点では
評価が されにくい状況であったのが、
プレミアムモルツによって 大きく変化した。
『なんで売れへんのや 品質に問題があるんとちゃうんか。』
2011年3月のフクシマで、消費は冷え込み、ビールの売り上げも落込んだ。
更に、プレモルが好調にも関わらず、2012年1月に -
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試し読み
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Posted by ブクログ
サムスンがここまで成長した理由を、創業時から現代に至るまで紐解いた本。
もちろん、著者が関係者からのインタビューや、自身の調査を踏まえ、
外から見て考えた内容となっている。
時代背景を踏まえた上での創業者一族の経営手法や考え方をはじめ、
実に色々な知見が得られる本であるが、
一番すごいと感じるのは政府・国を挙げて、企業をバックアップしてきた国民性。
IMF危機を経、ビッグディールを行い、選択と集中を進めたことが、
企業として競争力を付ける追い風となったのは間違いない。
日本政府にもこうした対応が必要な時期ではないだろうかと切に感じた。
内需で事業が成り立ってしまったことが、同じ小国であるに