片山修のレビュー一覧
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リーダーよ、アホであれ: 一柳良雄の目指す「日本の未来」と"一流"の仕事術
著:片山 修
日本の成長を支えたエリート官僚の1人として一流のキャリアを築きながらも、地獄を見た男。しかし、彼は再び立ち上がり、官僚経験から得た豊富な経済・産業政策の知識を生かして、企業コンサルティングやベンチャービジネス支援を行うようになった。さらには次世代の経営者育成を目的とした私塾を創設。これからの日本を支える多くのリーダーたちが、彼の塾で学び、成長している。
本書は、一柳良雄の半生をなぞりながら、「行動哲学」と「ネットワーク構築力」「リーダーシップと巻き込む力」を学び、日本をよりよい国に -
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著者は名古屋生まれ。トヨタ愛が強い感じがする。著者の『トヨタの方式』を以前読んだが、トヨタは無難である。そして堅実、保守的そして田舎サムライとされた。本では「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という姿勢が感じられた。『トヨトミの野望、逆襲』を読んで、豊田章男の裸の王様ぶりをあからさまにした。豊田章男の評価のバランスを取るために、片山修の本を読んでみた。ちょうど、中和されていい感じとなった。まぁ。提灯本に近いところが、たまらなくいい。
なんと言っても、日本では一番稼ぐ会社なので、存続してほしい。乾いたタオルをとことん絞るという下請け会社システム、在庫を持たないカンバン方式、派遣、研 -
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『ニュースがわかる!世界が見える!おもしろすぎる地理』を読んだ時に、カーボンニュートラルの日本の自動車業界(トヨタ自動車/豊田章男)の取り組みについて今までにない視点を見て、もっと知りたいと思い手に取りました。
今までにない視点も何も、日頃Yahoo!ニュースのトピックを見るレベルの人間なので何も知らないorマスコミに踊らされているだけの人間なので、この本を読んでトヨタの今の取り組みや姿勢を初めて知った、の方が正しいかもしれません。
ただ、全体的に礼賛の雰囲気があり、フラットな視点で物事が語られているのかが不明なので盲信しすぎないようにしないなと読んで思いました。
疑えるだけの情報を持ち合わせ -
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購入した本。トヨタの経営方針や豊田章男の考え方を知りたいと思い、買った。
豊田章男は「頭で考える前に行動する人間であった。」
また彼は「負け嫌い」という言葉をよく使う。もとはイチローの言葉で、負けたことがないのに嫌いではなく、「負けてその悔しさを知ってるから嫌い」なのが負け嫌い。その言葉を心に刻み行動している。
「笑顔のないところではいい仕事はできない」窮地に立たされても明るく鼓舞する姿はこの考えから来ている。
イノベーションはイミテーションから始まりインプルーブメントを経て、イノベーションに繋がる。まずはイミテーションから始める!
豊田章男は「大義を持ち、変革に取り組むカリス -
- カート
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試し読み
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1.「やってみなはれ」という社風が浸透しているサントリーではどんな個性はメンバーが輝いているのだろうと思い、購入しました。
2.プレミアムモルツが人気を誇る理由は「攻めの姿勢」と「こだわり」です。当たり前のことですが、これを会社単位で実践できている企業はどれほどあるでしょうか。プレモルでNO.1の座を獲得した姿が描かれていますが、本当に大切な部分は、NO.1を取った後に変化を求めて再挑戦していく姿です。本書では、個性派揃いのサントリー社員の中でもプレモルにかかわった社員から話を聞き、どのような過程を経て現在のサントリーへと昇華させていったのかが書かれています。
3.どんな職業も答えは現場に