片山修のレビュー一覧
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トヨタ関連の本を読んだことはあったが、社長はどのようなことを考えている人なんだろうと思いこの本を読みました。
内容は、生い立ち、モリゾウ誕生について、一族経営の苦労、イチローとの対話、試練への対応、今後の展望についてかなり濃く書かれています。
特にイチローとの対談で物事へのこだわり方が一流の人同士で重なり合うところは熱いものを感じました。
トヨタという大看板を背負うプレッシャーに逃げずに向き合いながらも、現場を忘れることなくとても重視している。
また、新しいことにも貪欲に挑戦している。
本当にトヨタの社長というのは、トヨタだけを引っ張っているのではなく、日本を世界を背負っている企業なのだとと知りました。 -
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ネタバレ豊田章男社長の広報担当秘書が著者
出会いの戸惑いから、人に惚れて仕えるようになる迄の出来事を記載している。スピーチライターがいるとはいえ章男社長は魅力的な人物
・現場に一番近い社長で有りたい 製造現場を経験したから言える言葉
・決算初ぴょうで数字目標をくちにしない 抽象的とも言えるもっといいクルマを作りたいと表現
・スポーツカー開発は式年遷宮 みずからレースでのハンドルを握る
・東北大震災を機に、東北で国内第3工場を立ち上げることを決定 東北からもタイからも決して撤退する事は無いと宣言 東北の復興に末永く貢献していく
・2024年オリンピックスポンサー終了 選手の契約は継続した
・なにか問題が有れば、自らが前にでてくれる人、泥にまみれて手をよごせる人 がトヨタのエリート。
・富士工場閉鎖 ウーブンシテイを作ると宣言 未来に向けての取り組みを発表
・ボスは仕事を苦役に変える リーダーは仕事をゲームに変える ボスは仕事をやれという リーダーはやろうという
・I(自分)ではなくYOU(あなた)に視点を置いた物の考えをして欲しい
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リーダーよ、アホであれ: 一柳良雄の目指す「日本の未来」と"一流"の仕事術
著:片山 修
日本の成長を支えたエリート官僚の1人として一流のキャリアを築きながらも、地獄を見た男。しかし、彼は再び立ち上がり、官僚経験から得た豊富な経済・産業政策の知識を生かして、企業コンサルティングやベンチャービジネス支援を行うようになった。さらには次世代の経営者育成を目的とした私塾を創設。これからの日本を支える多くのリーダーたちが、彼の塾で学び、成長している。
本書は、一柳良雄の半生をなぞりながら、「行動哲学」と「ネットワーク構築力」「リーダーシップと巻き込む力」を学び、日本をよりよい国にするための具体的なアクションを手にするための書である。
構成は以下の4章から成る。
①政に挑む異色の官僚
②エリートにして非エリートの原点
③挫折と再起、人生の第二幕
④多士済々、一流塾の真実
昭和的に言えば「男が惚れる男」
令和の今で同じことをすればコンプライアンスが黙ってはいないが、昭和ではそれがなければ人も気持ちも動いていないこともある。
パンツを脱ぐアクションだけを切り取ってそれを学ぶのだけではなく、人と人同士の本気の向き合いは時代を越えても必要であり、そのプロセスの中であえて「アホ」を演じたり、素の「アホ」を出す中でお互いの信頼関係を築くことは必要となる。
生成AIでは真似できない、ロジックでは説明できない必要な「アホ」は今もそしてこれからも必要となる。
覚悟ある「アホ」は閉塞を打開する力がある。個から人のつながりのネットワーク構築しかり、「アホ」に時にはこだわりながら良い方向を模索したい。 -
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著者は名古屋生まれ。トヨタ愛が強い感じがする。著者の『トヨタの方式』を以前読んだが、トヨタは無難である。そして堅実、保守的そして田舎サムライとされた。本では「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」という姿勢が感じられた。『トヨトミの野望、逆襲』を読んで、豊田章男の裸の王様ぶりをあからさまにした。豊田章男の評価のバランスを取るために、片山修の本を読んでみた。ちょうど、中和されていい感じとなった。まぁ。提灯本に近いところが、たまらなくいい。
なんと言っても、日本では一番稼ぐ会社なので、存続してほしい。乾いたタオルをとことん絞るという下請け会社システム、在庫を持たないカンバン方式、派遣、研修社員の活用など、日本の格差社会を実現した会社として、あくどく生きているのも素敵だ。内部留保も多い。自動車産業の100年に一度の変革時期にあるので、豊田章男はどう取り組むかということも興味もあった。本来なら豊田章男の本を読んでみたい。この本では、豊田章男が話した言葉があ李、拾ってみた。
「私は、誰よりもクルマを愛し、誰よりもトヨタを愛しています」2010年2月24日アメリカ議会公聴会。
「もっといいクルマをつくろう。それはクルマが好きだから」
「一人の運転好き、クルマ好きの人間として、クルマを楽しむ時間を作りたい」
「道が人を鍛える。人がクルマをつくる」
「トヨタはカーメーカーだ。走って楽しいクルマをつくる責任がある」
「きびきびした走り。味のある走り」
「何かを決めて動いてみること」
何かが起これば、彼は必ず現地現物を実践する。なぜか。現物を見れば、必ず何かを感じて、考える。思索する。それは大切な時間だ。
「真剣に考えないといけないが、深刻には考えないようにした」
「コントロールできないことを深刻に考えると、人はネガティブになってしまいます。ネガティブな連鎖は物事を悪くするばかりです。深刻にならず、まずは、コントロールできる範囲のことを真剣にやっていければいい」
「まずは思想です。そもそもトヨタは何のために存在するのか。クルマをたくさん売るためではありません。トヨタはみんなの幸せのために存在するのです」
「自分以外の誰かを思い、その人のために働き、そしてともに幸せになる」
「今、世界は悲しく、やりきれない現実に直面しております。私は、ロシアによるウクライナ侵攻に対して、激しい憤りを感じております。戦争や対立は誰も幸せにしません」
そして、ロシア、サンクトペテルブルク工場を撤退した。
「先を見通すことはむずかしい。こんな時だからこそ、無理にでも笑顔になって乗り越えた参りましょう」
一人勝ちでは?「一人も勝たなかったら、この国は一体どうなるのでしょうか。一人でも勝たないと、この産業は支えられないし、この国も支えられない」
トヨタは、47ヶ国にアスリートがいて、オリンピックに123人。パラリンピックに57人の選手を送り込んだ。「トヨタファミリーの代表選手たち」
「全方位戦略」「あらゆる技術の可能性に挑戦したい」「トヨタの本気度」
「情報とは、必要な人が、必要なものを、必要な時に、すぐに引き出せること」
「モビリティ・フォー・オール(すべての人に移動の自由を)」
2018年1月「自動車会社からモビリティカンパニーへ」
「敵は炭素であり、内燃機関ではない」
「EVをつくればつくるほど、CO2が増える」
2020年10月26日、菅首相の2050年までに脱炭素の実現を宣言。
「いま、日本がやるべきことは技術の選択肢を増やしていくことであり、規制、法制化はその次だと思います。最初からガソリン車やディーゼル車を禁止するような政策は、その選択肢を自ら狭め、日本の強みを失うことにもなりかねません。政策決定におかれまして、この順番が逆にならないようお願い申し上げます」
「ウーブンシティでカーボンニュートラリティの実現を目指します」ウーブンとは、織り込まれたという意味。
「トヨタの過去、現在、未来に対して責任を持つこと」
「わたしたちは、幸せを量産する」
この本から、拾ってみた。耐えて、耐えて、それでも笑顔をつくろうとする。
ふーむ。おもしろい。表出した言葉から、思いの裏側が見えてくる。 -
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『ニュースがわかる!世界が見える!おもしろすぎる地理』を読んだ時に、カーボンニュートラルの日本の自動車業界(トヨタ自動車/豊田章男)の取り組みについて今までにない視点を見て、もっと知りたいと思い手に取りました。
今までにない視点も何も、日頃Yahoo!ニュースのトピックを見るレベルの人間なので何も知らないorマスコミに踊らされているだけの人間なので、この本を読んでトヨタの今の取り組みや姿勢を初めて知った、の方が正しいかもしれません。
ただ、全体的に礼賛の雰囲気があり、フラットな視点で物事が語られているのかが不明なので盲信しすぎないようにしないなと読んで思いました。
疑えるだけの情報を持ち合わせていないので判断ができません。
トヨタ自動車は日本を支える大企業であり、日本全体への影響や存在感は企業規模そのままに大きなものですが、その現在のトップが世襲制でありながらも人柄的にも社会への影響を思慮深く考え行動できる素晴らしい人であるのは救いだなと思います。
政府の決定に苦言を呈することができたり、地球温暖化の大義名分のもとの欧州によるHV締め出しのような流れに負けなかったり、流されず、おもねる姿勢にはならないところが心強いです。
不安は感じるけれど、この先のことを見通せない(見通せたとしても行動したり影響を与えられるポジションにいない)立場の一般人なので、実際の今トヨタや日本企業、世界で取り組んでいる次世代エネルギーの話がどこまでうまくのか、未曾有の災害が、とか怖くてわからないですが、うまくいくことを願うばかりです。
何かあった時に、ほら言っただろ、日本なんて災害大国なんだからなんて高みの見物で嫌味を言うような人が少しでも減ってるといいな。
万が一、不幸なことがあったとしてもその時もトヨタは国民、社会のために最善を尽くしてくれる、そんな気がします。
「現在の仕事をしている人たちは、未来の仕事をするための体力をつくり続けています。過去の仕事をしている人たちは、よくないことを未来に持ち越さないために改善を続けています。未来の仕事をしている人たちは、現在と過去の仕事で生み出した体力を使い、解答がない中で、失敗をしながら、挑戦を続けています」(P.209-210)
ウーブンシティ 楽しみだな、行ってみたい。
悪意にさらされ、負けることなく挑戦を続けていってほしい。 -
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購入した本。トヨタの経営方針や豊田章男の考え方を知りたいと思い、買った。
豊田章男は「頭で考える前に行動する人間であった。」
また彼は「負け嫌い」という言葉をよく使う。もとはイチローの言葉で、負けたことがないのに嫌いではなく、「負けてその悔しさを知ってるから嫌い」なのが負け嫌い。その言葉を心に刻み行動している。
「笑顔のないところではいい仕事はできない」窮地に立たされても明るく鼓舞する姿はこの考えから来ている。
イノベーションはイミテーションから始まりインプルーブメントを経て、イノベーションに繋がる。まずはイミテーションから始める!
豊田章男は「大義を持ち、変革に取り組むカリスマ」であると感じた。幼少期に豊田姓で生まれたジレンマを抱えてたそうだが、それを乗り越えカリスマとなった。新時代のモビリティーカンパニーへの変革を今後も注視したい。 -
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1.「やってみなはれ」という社風が浸透しているサントリーではどんな個性はメンバーが輝いているのだろうと思い、購入しました。
2.プレミアムモルツが人気を誇る理由は「攻めの姿勢」と「こだわり」です。当たり前のことですが、これを会社単位で実践できている企業はどれほどあるでしょうか。プレモルでNO.1の座を獲得した姿が描かれていますが、本当に大切な部分は、NO.1を取った後に変化を求めて再挑戦していく姿です。本書では、個性派揃いのサントリー社員の中でもプレモルにかかわった社員から話を聞き、どのような過程を経て現在のサントリーへと昇華させていったのかが書かれています。
3.どんな職業も答えは現場にあるのだと思いました。潰れる企業にはいくつかの特徴がありますが、決め手となるのは、上層部が現場を理解しなくなることです。多店舗展開している企業の人達は本部に配属した瞬間、現場で培った苦労を忘れてしまいます。そのため、現場が改善する策を打てず、現場と本部の溝が埋まらないまま今もなお存続しています。たった1人のスーパープレイヤーがいれば企業は成長するというほど単純ではありません。組織として動く以上、みんなが協力しなくてはなりません。
私自身、現場でしか働いたことがないため、本部病にならないよう、しっかり仕事をしていきたいと思います。そのためには、プライベートでも積極的に外に出ることが大事だと思いました。現場とは、人がかかわる場所であり、商品と消費者が触れ合う場所です。だからこそ、常に現場にい続けるよう環境を整えていきたいです。