中村佳子のレビュー一覧
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「ああ!なんという!レストーめ…わたしがいるんだ、そうはさせるか!やつの行く手に立ちはだかってやるからな。…そうだ、やつには後継者が必要だ!よかろう、よかろう。わたしがやつの息子をさらってやろう。しまった、それはわたしの孫ではないか。」ココ、読み返すたびにいつも吹いてしまいます。Posted by ブクログ
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バルザックは初めて読んだが、この本が後世の作家に大きな影響を与えたことは間違いない。それはディケンズの作品にも感じられるし、ロマンロランの「ジャンクリストフ」にも出ている。Posted by ブクログ
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この本を読んで進撃の巨人を思い出した。人間を内側と外側から容赦なく捕食する得体の知れない「何か」、あるいは人を疑うしか能のなくなった半狂乱の民衆はあの獰猛な巨人と重なる部分がある。訳者の言う通り、オーウェルの『1984』では現代の説明に齟齬が生じるようになってきた。20世紀まで支配していた目に見える...続きを読むPosted by ブクログ
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闘争領域で闘う同僚など、身の回りの人物を、主人公のシニカルでありつつも同情に満ちた目線で描く。最後、主人公は鬱になって闘争領域を完全に脱落するのだけれど、何故か清々しい。現代人に向けた、いい小説だ。Posted by ブクログ
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声の掛け方は日々工夫してですよね。
本人とこちら、お互いの気持ちの状態も影響するのでそれを感じながら対応するのが難しい。だけど、うまく行った時は気持ちいい。
その時に一生懸命褒め合いたい。Posted by ブクログ