北上れんのレビュー一覧

  • 酔いどれ金魚と野獣【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    攻め:彫り師・今井
    受け:バーのマスター・門脇


    静かな佇まいの中瀟洒なバーを開いた門脇はヤクザ達から一目置かれる腕の伝説の彫り師・今井から背中に掘らせてくれと毎日のように店に来られ、それに伴うヤクザの来店に苦々しく思っていた。


    序盤はダラダラしていたかな。勢いが足りなかった感じ。
    エロで攻めたいのか、オヤジで攻めたいのか、変態プレイで攻めたいのか、全体的に浅くて中途半端だったかも。

    萌えはあったのだけど。エロかったし、オヤジもあったし、尿道攻めもあったんだけど。うーん、惜しかったな…という感想でした。

    北上さんの絵は良かった。

    0
    2013年06月15日
  • 恋愛できない仕事なんです【電子限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【観点別評価】文体☆3、展開☆3、作品としての質☆3、個人的嗜好☆3

    【総合評価】非常にスタンダードな刑事×刑事。スタンダードすぎてのめり込めなかったが、細部に萌えポイントが撒かれているのでなかなか美味しい。☆3

     受は真面目で几帳面だが仕事では無茶もする肝の据わった男。それなのに三十過ぎているにも拘らずセックスや恋愛に関してピンポイントで天然。おまけに美形。そんな萌え的にハイスペックな受と、受さんにぞっこん惚れ込んでいるイケメン年下攻、という個人的に大好物なCP属性。おまけに挿絵が北上れんさんなので、これだけでごはん炊飯器ごといけちゃう。
     なので個人的には萌えの宝庫だったわけなのだが、

    0
    2013年06月14日
  • 恋愛できない仕事なんです【電子限定SS付き】

    Posted by ブクログ

    攻め:塚原
    受け:本名


    1年下の塚原とは張り込みなどでコンビを組んでいるが几帳面な本名とは反りが合わず…。


    反りの合わない相棒ものでワクテカだったのですが、1冊のうち半分で1作目が終わり、しかも最後までのエチがなく気持ちを通じ合わせて終了。
    2作目でも縦糸に犯人を追ってる中二人の交際が進展するのかと思いきや、過去の同僚が出てきたり。出てきた割にはかき回し方が大したことなかったり。全体的に詰めが甘かった感じでした。

    本名(受け)が天然なのはいいのだけれど、生かされてなかったような。過去の知り合いの出現もやっぱり詰めが甘かったし、うーん残念過ぎる。

    北上さんの挿し絵は良かったv

    0
    2013年06月12日
  • シグナルレッドベイビー

    Posted by ブクログ

    笙吾と和美は、歌舞伎の世界で全てを共にしてきた幼馴染――――だった。父との疎遠ゆえに「自分は人に愛されない」と思い続けた笙吾。でも和美だけは違う。いつも傍にいた。我侭で強気でも笑ってくれた……出生の秘密が笙吾を揺るがすまでは。激しい愛が無垢で頑なな蕾を”華”開かせる――
    梨園愛・開幕、甘い描き下ろし付。
    出版社より

    0
    2013年04月23日
  • シグナルレッドベイビー

    Posted by ブクログ

    歌舞伎を知らないので良く分からなかったけど女形綺麗でした。れん先生の絵は大好きだったのでストーリーそっちのけで作画堪能。たぶん再読しないと内容はわからないかも・・・。和服の美しさが見どころかな。もうちょっと和服らしいエロシーンあるともっと萌える。梨園でホモォはまずいだろwwそこんとこのジレジレしたとことか見たかった。

    0
    2013年04月03日
  • ホネヌキにされたい

    Posted by ブクログ

    表題作のお話はたのしくてすごく好きです。
    でもこのお話1つでいってほしかったな、と思います。
    他のお話も面白いと思ったけど、さほど盛り上がりもせず。
    北上さんらしい作風ではあったけど、表題作が楽し過ぎてもっと読みたいと思ってしまいました。

    0
    2013年03月19日
  • シグナルレッドベイビー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    歌舞伎役者同志

    攻め:和美
    受け:笙吾

    いとこ同士の和美と笙吾の話

    着物姿がいろっぽい。
    お父さんとの何となくしっくりいかない態度とか、おじさんとの話とかちょっと複雑だったけど、結局は男同士でもそれゆえの葛藤無しで違う部分での葛藤だったな。
    いや、良いけど。

    0
    2013年03月09日
  • ひとり占めセオリー

    Posted by ブクログ

    みちづれポリシーからのこちらでした。
    順番としてはこちらが先でしたね。

    大学生cpのさわやかラブと言ったところ。
    ライトでさらっと読めました。
    とくに印象に残るカンジはしません。絵は綺麗です。

    0
    2013年01月31日
  • 甘い水 2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作に引き続き、遠藤のデリカシーのなさにちょっと新宮寺が可哀想だな~なんて思ったのですが、BLに毒されていたかも、ホントは意外と遠藤みたいなのが多いかも、と気づいた(笑)そう思ってみると若干、新宮寺の乙女っぽい遠藤に対するがっかり感が気になる(大笑)う~ん、この話はコメディではないんだけれど遠藤の破天荒な性格のせいでなんとなくシリアスになりきれない(笑)篠口も絡んでは来ましたが、遠藤からしっかり引導を渡されて、なんだかんだ言いながらも遠藤は新宮寺のこと好きみたいです♪

    0
    2013年01月02日
  • 甘い水

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男ばっかりの警察もの。独身で若い彼らは寮住まい(笑)3月生まれ遠藤と4月生まれ新宮寺たった数日の生まれの違いで先輩後輩、さらにちょっとした誤解から敬遠し合っていたふたり。とにかくこのふたり、性格が違いすぎる(笑)とりあえず、いたしちゃったんだけど・・・遠藤はまだ恋愛にたどり着いていないような気がする。それは、作中で篠口が新宮寺に言ったようなことが根っこにあるのかもしれないし、遠藤の元々の気質かも知れないんだけど・・・。新宮寺の苦労は続きそうだし、篠口もこのままとは思えないしとりあえず2へ続く

    0
    2013年01月02日
  • 甘い水

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『天使のささやき』のスピンオフ。←すでにこれはどんな話かうろ覚え。こっちの方が全然好き。
    大学生の時、ハイジャック事件で両親を失くし、天涯孤独の身となった遠藤。
    同じ年頃の人間が陰惨な事件に巻き込まれたことへの同情に加え、心を失ったような表情を浮かべた遠藤を偶然病院で見掛けて以来、遠藤のことがずっと心に掛かっていた神宮寺。
    数年後、警察学校の独身寮で再び遠藤をみつけ、打って変わって生き生きとした笑顔を浮かべる遠藤から目が離せなくなる。
    端正な顔立ちに加え、強靭な精神、そのしなやかな強さに惹かれ、密かにずっと遠藤の背中を追いかけてきた。
    遠藤の方はというと、同い年であるライバル意識に加え、ちょっ

    0
    2012年08月14日
  • キューピッドガーデン【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     オタク会社員・相模唯人に課せられたのは、開く有無の保育研修、しかも二週間!
     好きなものは機械や珍獣、苦手なものは小さい子ども、である唯人には地獄。
     けれど、着いた保育園では子どもたちの大好きな戦隊モノのヒロインに唯人が似ている! という理由で、一気に子どもたちに纏わりつかれる。
     何がなんだかわからない唯人のはそれから逃げる方法がなくて、硬直しているだけ。
     そんな唯人を助けてくれたのは、存在自体が尋常でなく輝いている一人の保育士。
     思わず目を擦っていると、彼は「俺の大事な人」だと言って、唯人の頬にキスをしてきた。

     呆然とする唯人に、それは作戦だから、とネタばらしをしてくれた彼の名

    0
    2012年07月18日
  • さみしさのレシピ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ちょっと腹黒くてさみしがりやの年上受をしっかりと支える、地に足の着いた年下攻です。まっすぐで、時たまガキっぽくて、きちんと嫉妬もして、でもちゃんと大人。さみしがりやでダメな人間のそばにはこういうちゃんとした人がいなきゃダメだよね~・・・としみじみ思いました。
    慈雨さんのちょっと性格に難ありだけど、さみしがりやで放っておけないところ、ゲイなのに結婚して妻とフィジカル抜きの愛情で深くつながっているところなんかを読んで、『OFF YOU GO』の密を思い出した。こっちのお話の方が先なのにね。これが書けたから、『OFF YOU GO』みたいな話が書けたんだろうなとちょっと思った。わたしが今まで読んだ一

    0
    2012年06月25日
  • 吉原艶情

    Posted by ブクログ

    もう挿絵が麗しくて、堪能しました。 内容は?というとちょっと苦手な部類かな・・・。遊郭ものだけれど、まさかの反鎖国のお話だとは思いもよらず、読むのちょっと苦労しました。 後半は拷問シーンが長くて、辛かった。でも一気に読み終わりました。

    0
    2012年06月21日
  • 吉原艶情

    Posted by ブクログ

    吉原モノは、あまり食指が動かないけど表紙買い、作家買いしてしまいました。
    そして、…ん?男花魁?金髪碧眼??しかも攻!ぶっとび設定に興味津々。♂花魁攻で、受はというと、なんと特高警察。
    そういう時代の背景を踏まえて、覚悟して読まなくちゃいけない1冊でした。フィクションなんだけど、どうやら昭和初期ぽい。思想弾圧が下敷きになっていて、異端分子として見なされたものは例え冤罪であっても引っ張られて、特高警察の拷問を受けてしまう。そんな特高警察の非情な捜査が、翡翠と桐守の接点となるのです。
    思想弾圧の政治ネタが苦手なら、ちょっとテンション下がるかも。でも、チェーンメールは興味深く、目のつけどころが面白か

    0
    2013年08月22日
  • 甘い水

    Posted by ブクログ

    受けがどうも好きになれなくて、中々入り込めず読み終わるまでしんどかった〜(苦笑)あとがきにもあったけど、これはまだ全然恋になってない;神宮寺の一方通行というか。体の関係はあっても気持ちがないってせつないー。遠藤の過去のトラウマから来る心の問題というのもあるけど、最初の頃の神宮寺に対しての頑なさがひどくって…。彼が可哀相で仕方なかったー;すっごい健気!なので、続編でこの二人の関係がどう変化して恋になるのか期待したいです。甘さが欲しい(笑)

    0
    2012年04月26日
  • 溺れる人魚

    Posted by ブクログ

    初めてのBL作家。
    人のお薦めを聞いて読んでみたけど、結構好みかも^^

    遊び人の攻めと奥手の受け・・・でも、結局どっちも恋愛初心者じゃん(笑)

    0
    2012年04月21日
  • さみしさのレシピ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フードスタイリストの卵・日高知明×翻訳家雨宮慈雨

    叔母実華子の死を慈雨からの電話で知った知明は、居心地の悪い実家を出て、慈雨のところで居候をはじめる。

    知明の家も慈雨の家も、理解のない情の薄い家族であるような印象を持ってしまうが、多分ごく一般的な人達が営む家庭なんだと思う。我が子のすべてを許容するってよく言われるけれど、世間の目を良く知る大人がそれらから、当人、自分、周囲の人を守りたいのは当たり前。
    知明が母親からの愛情を感じられなかったと思うなら、自分の欲しがったものと与えられたものが違ったんだろうな、それはそれで母子の悲劇ではあるんだけど。そこがかみ合ってる母子ばかりじゃ無いと思う。

    0
    2012年01月09日
  • 蜜情【イラスト入り】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     正直、好き嫌いがはっきり分かれるなぁ…としみじみ思った。ニョタには嫌悪感を顕にする人も多いはず…。私は気にならなかったけど…ちょっと複雑な気も。

    0
    2011年11月25日
  • 溺れる人魚

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初読み作家さんです

    水泳部員の大学生と、鍼灸師のお話
    恋愛慣れした大人と、初心な学生…

    この大人、ちょっとダメ人間ですね
    でも、気づけば本気で恋してしまってた

    ちょっと、もう、どうにかしようよ!といった、じれったい感満載ですが
    テンポは悪くなく、サクサクと読めました

    0
    2011年11月07日