ARUKUのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレARUKU作品初読かも。これは、レビュー読まずにまっさらな状態で読まれることをおすすめしたい!自分は良い意味で裏切られました。
すごく練られたSFラブストーリー。自分、詩的な表現が苦手なはずなのにこの作品はそれも含めてアリというか、壮大なストーリーに合ってる。伏線がちゃんと回収されていくのにはドキドキしました。
攻めが幼い頃から、予知夢に出てくる受けを心の支えに生きてきて、運命の相手だとかなんとか、最初は痛い奴の話かなぁーと思ってたけど、時を越えた超SFスペクタクルロマンがこのあと繰り広げられるとは…しかも、不覚にも泣かせる話で、ちくしょう、やられた!って感じ笑。 -
Posted by ブクログ
胸が痛くなるほど切なくなるいつもの作風から比べたら、今回はほんとに甘ーい仕上がりでした。でも独特の風味と奥行きの深さはいつも以上。
リーマンもの。クール美人眼鏡の蘇芳が、男にも女にも恋愛感情や性的関心を持たないという、個性的なキャラです。…恋を知らないし、恋をしようという気持ちも皆無。
そんな蘇芳に強力アプローチを仕掛けてくる部下の日夏。明るくて好印象の彼だけど、どうやっても蘇芳はおちてくれません。
日夏の蘇芳に対する接し方がとても素敵でした。粘着質ではなく、さわやか。それでいて情熱的な言葉も嫌味なく吐きまくることができます。そして、どんなに蘇芳にすげなくされてもめげないのがいいです!
間に入ってる4コママンガもかわいくて楽しかったです。 -
購入済み
絶対読む価値あり☆
立ち読みで気になり購入しました。
物語の展開にドキドキして読み進め、大泣きしました。
最後まで読んで、物語の内容に大満足しました。
心からこの本に出逢いて良かったと思ってます。 -
ネタバレ 購入済み
予知夢は運命じゃないかも
あー、いろいろとドキドキしっぱなでした(T-T)
未来に怯えるより、今を後悔のないものに!です
真理ですよね~
根拠などいらぬまっすぐな愛情がくれる幸せと、幸せは永続的じゃないから不安なきもちが、美しい台詞でゆらゆらと描かれ、何度か泣きそうになりました
前半のユイくん目線で雨森さんが、後半の雨森目線でユイくんが、スゴく生き生ききらきらしてて惚れちゃった♡構成の妙?新鮮なお話だなと思いました
二話めあたりからずっと、ユイくんの夢のせいでもやっと暗雲がたちこめていて、本当にドキドキして、前半終わって一時期絶望した分、後半の夢のある解決に救われてめっちゃ嬉しかった!
SF禁じ手ちゃうの?ともよぎったけど、二人が幸せなのが嬉しいので、星5つで!
ARUKU先生もコウキ。先生も、探して読みます!\(^o^)/
-
Posted by ブクログ
男同士でW不倫。こういうテーマのBLってNGぽいのか、あまり見かけないですね。
ARUKUセンセらしい味付けで、ドロドロなのになぜか明るくてかわいいという、驚きの仕上がりになってました。センセはほんとに不思議なセンスの持ち主です。
一昔前なら虐げられているのは、清く正しくつつましく夫に尽くしてきた妻の方だったはずですよね。
世の中進化してます…!夫の方が妻に虐げられてるのに何の違和感もありませんw
花岡がものすごく献身的で健気でかわいそうな立場…
そんな花岡に強力にアプローチしてくる取引先の真壁も、妻の度を越した執着に苦しめられている日々を送っています。
不倫がいけないことはわかってるけど、それでも人は誰でも幸せになる権利があると思うんですよね…
不幸だった花岡が出逢った真壁は、「運命の人」に間違いないです。
それからの花岡はとても嬉しそうで、読んでるこっちも口元がゆるんでしまいそうになるほどかわいくて、どんどん道ならぬ恋に落ちていってしまいます。
いけない、いけないと思いながらも心の中にはもう間壁のことしかないハナちゃん。
すごい乙女じゃん!!とツッこんでしまいました。そもそも、そのケがあったんじゃないかと勘ぐったりww
そんなハナちゃんに負けず劣らずメロメロ状態の真壁です。遊びだったら許せないと思ったんだけど、真壁の本気度はすごかった!まさに恋するバカ男でした…!それだけじゃなく真壁は恋に落ちてるけど、まったくブレがないところがステキでした。どんな辛い未来が待っていても、彼ならきっとハナちゃんを幸せにしてくれるという確信が持てる、信じられる攻。
そんな二人に降りかかる恐ろしい妻たちの様々な嫌がらせ!
オンナって怖い、の一言に尽きます…気をつけよう……
ハナちゃんが真壁のために身を引こうとする雪の日の場面は涙が止まらなくなりました。切なかったです。
「あなたのためなら不幸になってもかまわない。それが本当の恋だね」というハナちゃん。人を愛すること、恋に落ちることの喜びと悲しみを知ったハナちゃんは本当にまっすぐできれいでした。
ラストは感動で胸一杯になりました。
胸キュン注意報出したくなりましたよ~
バカップルいつまでも幸せに。
エロ的にもかわいくてイチャコラで、特に制服コスプレに萌えました。カバー下もかわいすぎ!!! -
Posted by ブクログ
虹色村は地球から遠い星にある開拓地。優しいチロリと、彼に心を寄せる幼なじみ・アキラの話。
星の古い住人や不思議な生物たちが出てくる、宝石箱みたいなファンタジー。子供の頃のようにわくわくしました。
あらすじとレビューをもとにイメージしていた、牧歌的でほのぼのした話ではなく、もっととてもドラマチックな展開でした。そして主人公はシータでありナウシカだった(笑)。
ARUKUさんの作品はショックな現実から希望が垣間見える話という印象でしたが、本作はとにかく明るいほうへ向かう、救いのある読後感。めでたしめでたし!と言いたくなる。BLとしてはまだラブにもなってないけども、アキラはきっと報われると信じてます。 -
Posted by ブクログ
ARUKUさんも繰り返し同じテーマで作品を描かれている人だ。持つ者と持たざる者の対比。どちらが幸福かを天秤にかけない。不幸を競わせたりもしない。
北条と柾、秘密の友達的に始まる物語。こういう秘密の友達って読むと未だに気持ちが十代に戻る。1対1だったらうまくいくのに、他の人間がいる前ではうまく喋れない感覚とか。だからか、未だに1対1以外の会話を信用しない癖があるしなぁ。秘密の友達的なBLは結構読んだが、個人的にハマるジャンル。
「思い出にできない」って凄い言葉だな…思い出に出来ないよ人は前へ進めないんだなぁ…自我を自覚したかのような柾の思春期到来の瞬間描写が素晴らしい。『ビター×スイート』のつっきーにも訪れていた描写だ。
北条の言う「群れの中で楽に生きていけないんだよ…」って、群れの中で自分殺して生きていけ、って事なんだよね。自分より大切な人間がいるだろうか。自分で自分を好きになってあげられないことほど悲しいことはないんじゃないだろうか。自分が好きであること、って実は難しいんだって。心理学勉強している自律神経失調症の同僚に言われて私は驚いた。人に好かれなくても私は自分好きだし、それが普通だと思っていた。逆に、自分で自分が好きでもないのになんでそんなに厚顔無恥でいられるんだ、って思ってた。孤独な子は「好き」って言ってもらわない限り人を好きになるのをセーブしちゃうんだよね。ただでさえ孤独なのに、今以上に孤独になる必要もないだろう、って合理的に物事考えちゃうんだよね。愛される事に慣れていない人間に愛を伝えるのは難しい。愛した方も証明するのが難しい。彼氏できた、彼女できたとは違う世界はあると思う。あると思う人間が読みたいのがBLと言うジャンルの強みだ。そう言う意味で私の心をがっつり掴んで離さないのがARUKUさんと言う作家さんだ。柾が神父になったのか、北条とのことがあって神様を信じる事が出来たからなんだなぁ… -
Posted by ブクログ
コミックスになるのを待っていました。
全寮制男子校が舞台の学園モノです。神父萌えもできて嬉しい1冊。
切なく痛みも伴いますが、でもキラキラと胸キュンもしっかりありました。
学園ヒエラルキーが招く苦しい恋物語。金持ちの子と貧乏な子の間にある深い溝が、純粋な気持ちを阻んでしまいます。
だからと言って恵まれた環境に生きる北条が満たされているかというとそうではないし、仲間はずれにされ独りぼっちのの柾が弱々しい可哀相な子かというとそうではなく、意外に強気。
このあたりの描き方がほんとにうまい。
一見ふつうの俺様×ツンですが、その中に愛とやさしさがちゃんと内包されていて胸にぐっとくるものがあります。
猫の話とか、万年筆とか思わず涙が…
相手を思いやる美しい気持ちが愛なんだなと。
北条も柾も相手を好きになることで精神的に成長して、身も心も結ばれるのですが、そんな二人に試練が訪れます。
自分だったらどうする?と、言われたような気持ちになりました。北条を一方的に責めることはできない気がします。母親はやっぱり母親でしたね。息子の気持ちを理解してくれていてほっとしました。
高校生cpにオーバーラップして未来を示唆するかのような、夏目と藍沢。こちらの話もすごくよかったです。最初の伏線からこうくるとは思わず、うるっとしてしまいました。
最後はえ~っ!!!てかんじでまた妄想で頭パーンです。
一体、柾に何があったんでしょうか。危険すぎるクールビューティ!
北条が操?を守って過ごしていた間に、柾には絶対色々あったとしか思えません…!
でも、柾も本心はタイトルどおりなのは確信。
こういうのを真のツンデレと言うんでしょうね。
カバー下も良い10年愛。 -
Posted by ブクログ
ネタバレアルクさんのお話の中では、一番可愛いお話だと思ってます。
一応、SFですが、のどかな雰囲気です。
のどかなのですが、何処か物悲しい。
「雨ニモマケズ」な心優しいチロリとチロリが好きでたまらない幼馴染みのアキラのお話。
想いは全くもって成就しないし、BL要素はないですが(あ、いや話の核になる開発計画の元は、アキラパパのチロリパパへの恋慕が元なんで、一応BLでないと成り立たない?)とても素敵な作品です。
萌えと云われると萌えかなあ?と思いますが、読み終わった後にじんわりきます。大好き。
アルクさん読んだ事ない人には、チロリと猿喰山、どっちを勧めようか悩みます。もしくは「ビター×スイート」か。 -
Posted by ブクログ
ネタバレいま出ているARUKUさんの商業コミックスがこれで最後なので、勿体なくてとっておいたのですが結局読んでしまいました。
ああ、矢張り素敵。
何処だか分からない、彼岸と此岸の境の街の骨董屋さんのお話。
どれも素敵ですが、硯の話と軍人さんの話が好きです。
主人公が巻き込まれたであろう事故。天宮とキッカ。謎は深まりつつ、二巻へ。
巻末に大好きな俳句のシリーズの続きもありました。
ハッピーエンド(?)ですが、これで終わってしまうのは淋しいなあ。
ページ開いて思ったのですが、人の顔が以前よりもこなれてきたような気がします。まだまだ体が異常に小さかったりバランスが気になるコマもありますが、味が消えないまま、読みやすい絵柄になって下さったら嬉しいなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレよくよく考えたら、この一冊は皆ハッピーエンドじゃないですか?
状況や雰囲気の悲壮感はいつも通りですが、これは素晴らしい。
表題作、いいですねえ。
毎回読みながら、ARUKUさんの漫画には露西亜似合うかもと思っていたので、嬉しいです。
どの話も大人の童話という感じで、漫画というよりも小説の短編集を読んだ気分にさせられます。
最初絵が苦手だったのですが、この話にはこの絵じゃないと駄目でしょう。雑誌のインタビューで、漫画の原作もやってみたいと仰っていらしたと聞きますが、ARUKUさんの話はご本人の絵じゃないと味が出ない気がします。
本当、麻薬のよう。