野原広子のレビュー一覧
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結末がちょっと…
リアルな設定に釘付け、一気に読みました。続きが楽しみで読むのが止まらない傑作です。
ただ、結末にちょっぴり疑問が。
翔子が自己主張できるようになって、離婚の危機に瀕したら夫の態度が急に改まって、5年経っても表面上は円満家族…人ってそう簡単に変われないものだと思うけど。
翔子も、現実の厳しさに直面して戻ってきたのは説得力がありますが、もっと離婚を諦めてないって判らせてくれる描写も欲しかったなぁ。
淳一は子供の頃の翔子の父とは違い、子供には慕われるいいパパなようです。そこのところも翔子が戻った理由の一つなのかな。そこも、もうちょっと掘り下げて描いてくれたら納得できるのですが。 -
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なるほど
そうだったんだね…
幸せな感じで終えれて良かったです!
が、夫はコレに甘えることなく、これからもずっと妻の気持ちを考えて大切にしていかないと、老後を1人で過ごすことになるでしょう… -
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なぜ起こっているんだろう
奥さんはどうして何も言わないんだろう。ママーって読んで動かない夫は『おい!』って思ったけれど、仲直りしようと努力もしているし、話し合おうとしている。話してみれば良いのにと思うけれど、、
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嫌いになって当然
この夫は仕事と家事で役割分担しているつもりだろうけど、家事や子育ては仕事と違って一日中続くんだよ。。これは嫌いになって当然、というか妻の人権が守られていない。
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Posted by ブクログ
夫婦の在り方は十人十色だとは思うが、ここに描かれていることはよくある話。妻が口をきいてくれなくなるケースはほぼこれと同じでしょう。
私は「結婚すると母子家庭」と言っていますが、結婚すると夫婦になるのではなく母子家庭になるケースは珍しくないんですよね。身の回りのこと、家事諸々がすべて妻のやることだと思っている。仕事を終えて帰宅すると何もしない。夫がこういう人の場合、夫が成人していて仕事をしていても、子供がいてもいなくても、母子家庭と同じです。妻が専業主婦だったとしても、その状況でやっていけるのは子供が生まれるまでの話でしょう。作品中にも書かれていますが、子どもは1人いるのに(夫は)まだ子どもみた -
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専業主婦で離婚するのは難しい
自分も離婚経験者なので、翔子の気持ちはよくわかった。専業しているから家計に貢献していないとか、働いていないから格下だとか、価値がない人間みたいに見下されるのはオカシイと思っていたけど、他人に自分の価値を理解させるには年収が一番、手っ取り早いんだなあ、とつくづく思い知った20代後半のころ。翔子は離婚せずに済んでよかったのかもしれない。幸せの形は人、それぞれだし。私は離婚して少しは稼げるようになったけど、子供は前夫に引き取られたので、バツイチ同士で再婚して子無のまま。前夫とは彼の浮気が原因で離婚したのだけれど、虐待や意地悪はされなかったし、離婚後も子供たちとは頻繁に会えているから、案外、ラッキーな
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見ていて辛い
夫の機嫌を伺いながら笑顔で家事をしている様子が見ていて辛くなります。勿論夫には夫の大変さがあるのでしょうが、ナチュラルに料理に点数を付けたりするのは感じ良くないと思います。
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