野原広子のレビュー一覧
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購入済み
多くの家庭で起こっているかもしれないこと、凄くリアルだった。
共感するっていうレビューが多いことにも納得。
自分はまだそんなに酷い状況じゃない、と思い込んで自己防衛していることって割とある。 -
Posted by ブクログ
私は子供もおらず未婚のため子供に感情移入して読んだ。
うちの両親を見ているようで悲しくなった。
こういう家庭で育ち、幼少期は2人が揃う部屋にいるのが苦痛でただ静かに存在を殺して生きてきた私は今、両親を無視してしまっています。
問題がわかっているのに気づかないふりをしてしまう父の癖、言いたいことを言葉にせずただ態度で示すだけの母の癖が私にもついてしまいました。
こんな私が夫を許せなくなったとき母と同じように無視をする未来しか見えず、子供を健全に育てられる自信がなくなってしまいました。
もちろんこの問題は親のせいだけではありません。
私の考えすぎな性格も影響していると思います。
それでもこういう家庭で育った子どもたちの未来を心配してしまうのです。 -
Posted by ブクログ
この人の描く漫画、いつもつらい結婚生活ばかりで胸が詰まる。こういう嫌な結婚生活、現実にもあるんだろうな。3組に1組が離婚する時代ということも言われて久しいし、身近にも離婚した人は何人かいる。とは言え、そこまでこの内容にリアリティを肌身に感じることができないのは、たまたま幸運だからか、はたまた鈍感だからか。
自分が仲の良い夫婦生活を送れていることに改めて感謝すると共に、この本を他山の石としようと思った。
ラスト、別れた妻を街で見かけた夫が家に帰り、かつて彼女が手入れしていた庭を見るシーンが、、グッときた。
結婚を失敗だと愚痴りたくなることもあるかも知れない。
離婚を失敗だと後悔する日も来るかも知れない。
離婚せずに我慢し続けたことを失敗だったと悔やむ日が来るかも知れない。
どの道が正しいかは死ぬまで分からない。そしてきっとどれかが正しいというものでもない。
大事なのは自分で選択した道を自分で正解にしていくしかない。
そういう意味では、失敗は、どの道を選んだかではなくて、その道を選んだ自分を信じられないということなのかも知れない。
少なくともこの本の2人は、離婚してよかったんじゃないかな。大変だと思うけど、それぞれに幸せな人生を追求してほしい。