赤根洋子のレビュー一覧

  • 科学の発見

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    この本を手にとるまで、ワインバーグが
    まだ生きてたって知らなかった。
    俵万智のことを昔の歌人だと思っている人たちのように。

    科学とは何か?を書いてる本は多数あるけど、彼の発見という視点が好き。

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    2025年04月28日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    岡田斗司夫のYouTubeでおすすめされていたので読んでみた。

    非常に面白かった。

    脳に電気を流すことで、精神疾患を治療することができる。

    それらの技術は、軍事転用よっては恐怖心を感じないロボット兵士を作れる可能性もあるらしく、アメリカの国防関連のシンクタンクも研究費を大幅にとっているのだとか。


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    2025年01月30日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    ただのマッドサイエンティスト集団の本かと思ってたら全然違った。

    現在何も考えずに使っている薬品や技術にこんなドラマが隠されていたなんて。

    医療に携わっていても知らないことばかりで読み進めるのが楽しかった。
    医療の話だけでなく、炭疽菌の章ではアメリカの炭疽菌テロの話も詳細に書かれていたり、爆弾処理の話が出てきたり、サメの話とか飛行機の話とか思ってた以上に色んなジャンルの話が出てきた!

    たしかにほとんどの人の名前を知らなかったし、彼らの活躍がなければ今の技術発展に繋がっていなかったかもしれないことをもっと色んな人に知って欲しいなと思った。

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    2024年07月12日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    これはおもろいぞー!
    ほし10個つけたい!!

    コカインは初期のコカ・コーラの原料の1つであり、コカ・コーラは鬱とヒステリーの治療薬として販売されていた

    信じられないことだが、我々はみんな、年におよそ1キロもの昆虫を食べている
    (食品加工のプロセスから完全に締め出すのは不可能なため)
    アメリカ食品医薬品局は許容量の上限を、
    ◆小麦粉1kgあたり昆虫片450個
    ◆マカロニ225gあたり昆虫片225個あるいはネズミの毛4・5本
    ◆チョコレート100gあたり昆虫片60個あるいはネズミの毛1本
    ◆柑橘類のジュース250mlあたりハエの幼虫1匹あるいは卵5個
    ◆ポップコーンのサブサンプルあたりネズミの

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    2024年04月24日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    くそおもろ
    天才っているんだ
    快感と苦痛は紙一重
    どちらもスイッチひとつで生み出せる
    人間をどんな用途のための道具に造りかえることも可能だし、感情や倫理観はどうにでも変えられる
    形成外科▶︎美容整形
    神経外科▶︎脳深部刺激
    倫理警察うっせーわ
    ロバート・ガルブレイス・ヒース

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    2023年12月10日
  • 科学の発見

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    紀元前から物質の最小単位は存在すると言われていた!みたいな話を聞いても、色々適当言う中で偶々現代の事実と合うことを言った人がいただけだろう、と言う気持ちにしかならなかった。ワインバーグは当時のこれらは科学ではなくポエムだと言う。それを読むだけでもスッキリ。
    では科学とは何でどこからが科学なのか?
    中世の宗教との関係が長めで飽きたが、ガリレオ以降の科学の躍進、熱力学での発見が呼ぶ新たな発見の連続は読んでいて爽快。

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    2023年02月25日
  • 直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

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    直立二足歩行の観点から人類の進化を再考察した楽しい科学。

    人類の進化の過程、600万年前に直立二足歩行した類人猿とナックルウォークを身につけた後のチンパンジーに系統分離。

    ホモ・サピエンスに至るまで他の種それも二足歩行の人類が共存していたという。

    なぜ直立二足歩行を選択し生き残ったのか、科学的な内容を巧みな描写で伝える一冊。

    サイエンスに関する本は時に知的好奇心を満足させてくれる。

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    2022年11月08日
  • 無人暗殺機 ドローンの誕生

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    ネタバレ

    イスラエル発アメリカ産まれのプレデターが
    政治的イザコザとテロの間で揉まれまくって
    育っていく
    実はヒューマンドラマ。

    軽く読める本じゃないけど
    著者が5年間じっくり取材した内容が濃いエキスになって
    脳みそに入ってくる。

    ガッツリ読書したいときにオススメ。
    読みごたえ&読後の達成感がすごい。

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    2022年07月14日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    今ではありえないことが常識だった時代、私達は今も人体実験されている最中だということに気付かされました。
    コロナ禍になり、ワクチンが出る前にこの本を読んでおいて良かったです。

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    2022年06月09日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    どんな技術にも過去がある。
    それもちょっとおバカで探究心溢れる研究者の、ときにはドン引きするような、惹きつけられるような、青ざめるような冒険奇譚が隠されている。
    この本はその一端を記しているに過ぎないのでしょう。

    私の人体実験の記録として、電気柵が危ないと教えられたのですが、どうして危ないのか大人は教えてくれませんでした。そこで直接触れたところ、心臓がバクンと低く脈打ち、一瞬視界が失われました。
    大人も子どもも、触っては危ないです。

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    2021年10月17日
  • 西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生

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     知識というのはある向きからのひとつの断面であることを痛感させられる一冊である。それは常に更新されるべきものであって、更新するというのは単に知っていることを増やすということではなく、時にはひっくり返してしまうものでもある。
     日本でいえば平安時代中期から後期にかかる時期、地球規模で起こっていた動きは、それは現在の中国とアメリカとの関係や、欧州と中東との関係にも通じている。
     知っている知識など擦り切れた紙切れである。

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    2021年09月11日
  • 西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生

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    第2章
    バイキングの北アメリカ進出と撤退
    第3章
    マヤ、アンデス、エクアドル
    第4章
    ルーシ、東ヨーロッパ、スカンジナビア、ヴェネツィア
    第5章
    アフリカ、イスラム、奴隷
    第6章
    サーマーン朝(ウズベキスタン) アル・ビールーニー(学者)、マフムード
    カラハン朝、契丹、宋
    モンゴル帝国、チンギス・ハン
    第7章
    ポリネシア
    東南アジア、シュリーヴィジャヤ王国
    インド、チョーラ朝
    カンボジア、アンコール朝
    第8章
    中国 宋、日本、源氏物語

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    2021年07月01日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    すごく面白かった!

    人体実験の歴史といっても、己の体を使って自己実験を行った人の話が多いのでそんなに胸糞悪いエピソードが出てくることは少ない。ちょっと安心。

    世界の珍しい動物を食べまくった男の話が面白かった。

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    2021年04月05日
  • 科学の発見

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    「本書は不遜な歴史書だ!」と帯にも「はじめに」にもありますが、そこまで不遜ではありません。著者が語るとおり「現代の基準で過去に裁定を下す」ということをしているため、通常の歴史書的な視点に欠けていますよ、ということです。歴史的事実を追うとか、歴史的意義を考えるだとかは従来の科学史専門書にまかせて、現代の科学とは結局なんなのかを考えたいということなんだと思います。その意味では、歴史を追いながら科学とはなんぞやというのを考えていく本だと思います。私はそのように読みましたし、そのように読むことで科学に対する認識を改めることができたように思います。

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    2021年03月03日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    科学(医学)の最先端を戦うと言うことはこう言うことなのかということを少しながら感じ取れた。今の時代なら素晴らしい業績とみなされて然るべきものが、時代の状況によっては酷い扱いを受けるものだと教えてくれる。ヒース博士が実際にはどのような人だったかは結論づけられないだろうが、とてもドラマティックに記述されていて一気に読み進められた。

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    2021年02月28日
  • 米中もし戦わば 戦争の地政学

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    台湾や沖縄、尖閣諸島、南シナ海、東シナ海
    普段聞くけど何がそんなに重要なのかよく分からん
    そんな人にオススメ。

    自分事として世界情勢が見れるようになります。ニュースも興味を持って見られるようになる!

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    2021年01月02日
  • 闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

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    物凄い本だった。本書タイトルとあらすじは「タブー」と「マッド・サイエンティスト」的な所に思い切りフックのあるものになっていますが、本書を完読するとそういった単純さとはかけ離れた内容に驚嘆してしまいます。しかしタイトル・あらすじは本文の片面として確実に含まれており、その反対側の面(これはユヴァル・ノア・ハラリの「ホモ・デウス」まっしぐらの、人類永遠の課題かもしれません。)を熟慮するためには一冊分の内容が必要であるため、本書はこの引っ張りでこそ正しいのだと思います。

    ある人物・ある分野を批判・否定する際に、その否定する理由が主に直感・感情・倫理である場合、完膚なきまでに完全に完璧に100%否定し

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    2020年11月17日
  • 世にも奇妙な人体実験の歴史

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    常人では考えられないような実験が、過去に行われていたことを知った。どう考えても、自分ではやろうと思えないことばかりであった。訳者あとがきにもあったが、「自己保存本能よりも知的好奇心が強い」という人間たちによって様々な実験が行われていたようだ。現在の医学(というよりも一般常識的)では考えられないような医療行為が行われていたが、そのような医療行為が現在行われていないのも、多くの研究者たちが人体実験を行なってきてくれたためであると思うと、人体実験を真っ向から否定しにくくなる(もちろん現在では倫理的にあり得ないことではあるが)。真っ当な医療をしてもらえる時代を作り上げてくれた多くの研究者たちに感謝した

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    2020年08月09日
  • 米中もし戦わば 戦争の地政学

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    米国と中国が戦争に至る?という問題を45章の問題を考えながら見通しを考えていく良書。
    それにしても中国のしたたかさはすごい。フィリピンのスカボロー礁の話など、そんなことあったかなぁ、程度の記憶だったが、大問題な話しだ。
    日本はどうするのか、どう考えるのか。
    とても興味深い一冊。

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    2019年05月05日
  • 無人暗殺機 ドローンの誕生

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    読んだ。良かった。最低の邦題でどん引きだった(スルーしてた)のだが、はらぺこ氏の書評を聞いて購入。
    こんな邦題つけるセンスの無い出版社が悪いし、5頁の解説しか書いてない佐藤優の顔写真入りの帯とかあり得ないだろ。
    UAVの急激な発達と米軍で使用されるようになった裏には映画に出てくるような強いキャラクターが何人もいたのね。

    とても良い書籍だったのだが、「warship」を「戦艦」という定番の誤訳に加えて、
    米軍の特殊部隊「ネイビーシールズ」を「シール部隊」という誤訳は新鮮だったw

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    2018年10月14日