スティーヴン・ワインバーグの作品一覧

「スティーヴン・ワインバーグ」の「科学の発見」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 科学の発見
    3.7
    本書は不遜な歴史書だ! ギリシャの「科学」はポエムにすぎない。 物理こそ科学のさきがけであり、科学の中の科学である。 化学、生物学は物理学に数百年遅れていた。 数学は科学とは違う――。 1979年のノーベル物理学賞を受賞した著者が、 テキサス大学の教養課程の学部生にむけて行っていた講義のノートをもとに 綴られた本書は、欧米で科学者、歴史学者、哲学者をも巻きこんだ大論争の書となった。 「美しくあれかし」というイデアから論理を打ち立てたギリシャの時代の哲学が いかに科学ではないか。アリストテレスやプラトンは、今日の基準からすればいかに 誤っていたか。容赦なく現代の科学者の目で過去を裁くことで、 「観察」「実験」「実証」をもとにした「科学」が成立するまでの歴史が姿を現す。 解説・大栗博司 (理論物理学者)

ユーザーレビュー

  • 科学の発見

    Posted by ブクログ

    この本を手にとるまで、ワインバーグが
    まだ生きてたって知らなかった。
    俵万智のことを昔の歌人だと思っている人たちのように。

    科学とは何か?を書いてる本は多数あるけど、彼の発見という視点が好き。

    0
    2025年04月28日
  • 科学の発見

    Posted by ブクログ

    紀元前から物質の最小単位は存在すると言われていた!みたいな話を聞いても、色々適当言う中で偶々現代の事実と合うことを言った人がいただけだろう、と言う気持ちにしかならなかった。ワインバーグは当時のこれらは科学ではなくポエムだと言う。それを読むだけでもスッキリ。
    では科学とは何でどこからが科学なのか?
    中世の宗教との関係が長めで飽きたが、ガリレオ以降の科学の躍進、熱力学での発見が呼ぶ新たな発見の連続は読んでいて爽快。

    0
    2023年02月25日
  • 科学の発見

    Posted by ブクログ

    「本書は不遜な歴史書だ!」と帯にも「はじめに」にもありますが、そこまで不遜ではありません。著者が語るとおり「現代の基準で過去に裁定を下す」ということをしているため、通常の歴史書的な視点に欠けていますよ、ということです。歴史的事実を追うとか、歴史的意義を考えるだとかは従来の科学史専門書にまかせて、現代の科学とは結局なんなのかを考えたいということなんだと思います。その意味では、歴史を追いながら科学とはなんぞやというのを考えていく本だと思います。私はそのように読みましたし、そのように読むことで科学に対する認識を改めることができたように思います。

    0
    2021年03月03日
  • 科学の発見

    Posted by ブクログ

    非常に面白い。
    一刀両断が心地良い。

    難点は余計な訳注が本文中にあること。訳注がないと分からない人だとこの本は読み切れないのではないか?

    オランダの出版社「エルゼビア」を「エルゼビール」と書いてしまうあたりで翻訳者の馬脚が現れている。

    0
    2016年08月18日
  • 科学の発見

    Posted by ブクログ

    「科学がどう発展してきたのか」ではなく「科学の方法がどう発展してきたのか」という言葉にはぐっと惹かれました。

    それならば、計測機器や積まれてきた知識に依存しない、現代基準で過去の偉人たちを評価できる、というのが著者の方の意図なんだと思います。

    それで読んでみて1番面白かったのが、デカルトについてですね。いろんな科学史や哲学史を読んでいると『哲学原理』について述べられがちですが、その哲学と彼の虹などに関する発見が全然あってない、という事実に大変驚きました。

    それともう一つ、医学や生物学に携わっているとどうしても目的論に陥りがちになる、というのも初めて得た知見です。確かに生物の器官やうつ病な

    0
    2026年03月10日

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