赤根洋子のレビュー一覧
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戦前石油の80パーセントをアメリカに依存。
心理戦、メディア戦、法律戦。
農産物の自給率は対外的な依存という面で大きい。Posted by ブクログ -
ノーベル賞を受賞した物理学者が書いた科学史。古代ギリシアにおける物理学・天文学の発展からアリストテレス、プトレマイオス、ローマ帝国時代、アラブ世界へ。コペルニクス、ケプラー、ガリレオと進んで革命者ニュートンが登場する。ワインバーグの歴史に関する博識と、文章のわかりやすさにびっくりしました。
ワインバ...続きを読むPosted by ブクログ -
米中の東シナ海、南シナ海を巡る戦争(のようなもの)について、
いくつかの象徴的な事件を具体的に紐解いている。
オバマ政権の対中政策がいかに愚策だったのか、
そのもどかしさを感じずにはおれない、そんな内容となっている。Posted by ブクログ -
アリストテレスは何かと賢人として持ち上げられるが、その主張はなにかしっくり来なかった。ものには目的があるといわれてもまあ、そういう見方もしてもいいかくらいの説得力しか私にはなかった。
それはアリストテレスの理論が科学ではなかったからだ。
プトレマイオスの天動説は理論としては間違いだったことがはっきり...続きを読むPosted by ブクログ -
日本海、西太平洋で以前より一層過激な行動に出ている中国軍。その最前線で対峙するアメリカ海軍がどのような状況にあるのかを、過去に発生した事件(艦艇のニアミスや、航空機の異常接近など)の詳細な内容と、軍高官へのインタビューから描く本。
かつてソ連と対峙した時には「冷戦」と呼ばれていましたが、その当時はア...続きを読むPosted by ブクログ -
アメリカ人軍事ジャーナリストが、主にオバマ政権下の太平洋艦隊周辺の取材を基に、太平洋を舞台に繰り広げられている、冷たい戦争でも熱い戦争でもない「暖かい戦争」を書く。
海南島事件、カウペンス事件、インペッカブル事件など、陸から遠く離れた太平洋上で起きている米中の危険な摩擦の実態がよくわかる。
海自の艦...続きを読むPosted by ブクログ -
民間での実用が先行して規制が後追いしているドローン。これだって
首相官邸屋上のヘリポートに誰も気づかないうちにドローンが停まって
いた事件がなければ、誰かが怪我をするまで考えなかったのだろうな。
アメリカでもホワイトハウスの敷地内に落下し、警戒態勢が敷かれた
のは記憶に新しい。
無人機...続きを読むPosted by ブクログ -
学資ローンの返済を悲観して…とはなんたる不純、と最初は少々腹を立てながら読んだが、よくよく計算してみると相当な額。
そして最後には、筆者の成長が見ることが出来てああよかった、とホッとした。Posted by ブクログ -
詩的な自然哲学者たちに何より欠けていると思われるのは、必ず実証を求めるというこの態度なのである。
現代の科学者の考え方とはむしろ、「超自然的な存在の介入を想定せずにどこまで行けるか考えてみよう」というものである。科学はこのような方法でしか研究できない。
キリスト教徒が迫害されたのは、ローマの宗教を公...続きを読むPosted by ブクログ -
本屋さんで欲しい本を見つけた後、他になんか面白そうなものないかなあ、とあてもなく棚を見ているときに見つけた。タイトルを見て、面白そうとタイトル買い。
こういう予定にない本に出会えるから本屋さんはやめられない。
性病、麻酔、薬、食物、寄生虫、病原菌など全17章にわたって様々な人体実験の歴史について書...続きを読むPosted by ブクログ -
最近出たワインバーグさんの本
古典力学,科学的手法がいかにして
確立されていったか
という話
山本義隆さんの本とか板倉聖宣さんの本を
読んでる自分にとってはそんなに新鮮さはなかったかな
他の本は比較的,歴史の記述という点に焦点が
置かれている気がするのに対して
この本は,ワインバーグさんの主観...続きを読むPosted by ブクログ -
ちなみに表紙はルーブル所蔵の「天文学者」by フェルメール。センス良過ぎ。
「はじめに」から、ホイッグ史観上等と社会構成主義者に啖呵切り。あーらら、面白くなりそう。後出しジャンケン並に卑怯者扱いされる(コトもある)ホイッグ史観だけど、分かっちゃってる私らが自分の手足を縛るマネしても限界あると思うんで...続きを読むPosted by ブクログ -
科学者を現代の目で批判的に分析したものである。デカルトが過大評価されたというのも、どうもそんな気がしていたということを解説してくれた本である。
2022年に再読したが、どうもすらすら読めたが、内容は忘れていたのはなぜだろうか。Posted by ブクログ -
祖国のために無人機の開発を始めたが国有企業イスラエル航空産業と利害が一致せず新たな拠点をアメリカに求めた天才エンジニアのエイブ・カレム。エール大学出身で自ら飛行機を操縦する冒険野郎にして逆張りで財をなした投資家のニール兄弟。ドローンの開発は米軍が主導したというよりも彼らイノベーターが推し進めたものだ...続きを読むPosted by ブクログ
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アメリカにおいて軍事用無人機がその性能を認められ広まり始めるまでを描いた良書。
佐藤優が巻末に無人機の本としては最良と書いているので本当にそうなんだろう。
なお本書の無人機は遠隔操縦であり自立判断のAI系とは異なるので、そちらに興味がある方にはお薦めしない。Posted by ブクログ -
数年前に貧者の兵器とロボット兵器というドキュメンタリーがすごく印象に残り、ロボット兵器に関心を持っていたので読んだ。無人機の技術の進歩や実験中の失敗以上に米軍やイスラエル軍内部の問題に翻弄され、煮え湯を飲まされる技術者たちが描かれているのがとても印象に残った。やっぱり、官僚政治の問題ははどんな国でも...続きを読むPosted by ブクログ
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20世紀末に考案され、実質21世紀の幕開けとともに実用化され、今日に至る黎明期を明かす。撮影や通信技術が進化し、GPSが高度化することで偵察機から爆撃機へ、すなわち殺人兵器へとドローンの正体は移っていく。思うに、ハイテク機器を搭載したローテク機材なのだ。しかしまあ、我が身の危険を回避しつつ他国の領域...続きを読むPosted by ブクログ
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読みやすい訳で良かった…。特に印象深いのは出産のために広い骨盤だと言われていたが実は赤ちゃんを抱いて歩くのに適した骨盤にしたからだ。という説は驚いた。
通説を覆したり新しい説が出てくるのを知れるのはすごく嬉しいし楽しくてそうだったのか〜!と思えてありがたい。刺激的。
常に情報はアップデートされてい...続きを読むPosted by ブクログ -
古代ギリシアから量子力学まで、科学の歴史を俯瞰する講義を基にした本。古代ギリシアの哲学者は世界史でも習うが、その詳細が一番興味深かった。実験や事実と照らし合わせて理論を確立していく現在の科学的手法が取られるまで非常に長い年数がかかった。現代の考察を基準に過去の科学者を評価することはウィッグ史観とは別...続きを読むPosted by ブクログ
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【感想】
かつて「マッドサイエンティスト」と糾弾され、医学の表舞台から姿を消した医者がいた。その医者の名は『ロバート・ヒース』であり、彼を主人公として本書は展開していく。
ヒースが施した治療のもっとも有名なものが、同性愛者を異性愛者に矯正するための電気治療である。被験者の脳の快楽中枢に電極をつなぎ...続きを読むPosted by ブクログ