いおかいつきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ河東一馬は、警視庁に勤める検挙率No.1刑事。
しかし、その無鉄砲な捜査方法は、大きなマイナスにもなっていた。
その一馬が、科学技術研究所に顔を出すと、見慣れぬ男が一人。
本日付けで配属となったその男は、名前を神宮聡志と言い、クールな上に優秀な研究者だというが、配属早々、一馬に向かってきつい皮肉をぶつけてくる。
その後も二人は度々顔を合わせるが、度々ぶつかってしまう関係になる。
決して良好とは言えないその関係は、一馬が聡志の過去を知ったことで変化し始める。
おまけに、聡志の過去の事件を捜査する手助けをし始めた一馬は、相手の男に捕まえられ屈辱的な行為を強いられそうになる。
間一髪 -
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ネタバレ遺品整理屋の若松義祥が請け負ったのは、たった1人で身寄りもなくアパートで生活していた老人の遺品整理。
死後、部屋に貼られていた身内と思しき連絡先に連絡を取ってみるも、連れなく遺品も何もいらない。すべて捨ててくれ、との返事。
義祥の職場では、トラブル防止のためにも、遺品を整理する時には身内にいてもらうこと、になっている。
そのため、何とか身内である息子を説得しようと名古屋まで出向くことになる。
ところが、そこに現れたのは、義祥と体をつなげておきながらも、突然姿を消した小野泰秋だった。
上杉と姓を変え、義祥との関わりを拒否するような泰秋の態度に、泰秋に気持ちを残している義祥は苛立つ。
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Posted by ブクログ
ネタバレいおかさんの作品は『好きこそ恋の絶対』シリーズ以来です。その時も感じたのだけど、諸々のほどほど感がよい読み心地。
刑事が出てきて事件も起こるけどシリアス過ぎず、クスリと笑ってしまうようなコメディタッチもありだけどふざけ過ぎず、ラブ一辺倒というわけでもない。
自分のずば抜けた容姿にも、有能な仕事ぶりにもこれといって関心がなく、煩わしい人付き合いにも興味がない。あるのは仕事上の表面的な付き合いだけ。
そんなエリート銀行員:祐介の元にある日突然現れた刑事の石堂。
突然亡くなったと知らされた祐介の実の父親の知り合いだという。
認知もされず母ひとり子ひとりで育った祐介にしてみれば、顔すら見たこともない男 -
- カート
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試し読み
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リロード第三弾。
多摩川西署に警視庁からの新人キャリアが配属された吉見がやってきて河東とコンビを組むことになったが緊張感が足りないお坊ちゃんで…。
そして管内で殺人事件が起こった為独自に捜査を始めた河東が見つけたものは…。
今回は別な署の汚職が露見。そして神宮の危機があり、なかなかスリリングな展開でした。
男前な一馬なのに受けになるのがね。
付き合っている恋人同士なのに、他の作品に見受けられる二人で過ごす日常(ご飯食べたり、出かけたり)は全く描写がなく、大抵エチしてる(笑)。でも二人は心が繋がっていてお互いを大切に思っている、というのがよく分かった事件でした。
日常生活の二人の描写が無 -
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リロード第二弾。
付き合いだして3ヵ月の一馬と神宮。
しかしお互い忙しい身なので殆ど会えず一馬はイライラしてしまう。
そんな一馬に臨時のSPの仕事が依頼され…。
女好きの一馬なのに、ゲイにモテるらしい。今回も神宮だけにではなく、護衛対象者の博士に迫られ、ヤクザにエロいことをされていました。
ビーズ入れられて感じてしまう一馬が少し気の毒なような(笑)
事件そのものは捻りもなくあっさり都合よく解決するのでこのシリーズは事件に絡めてはあるものの、一馬の犯され方(それも決定的ではない)を堪能し、神宮にそれを知られて攻められるのを楽しむ作品ですね。 -
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ネタバレ気のいい大型年下ワンコ攻とクール美人なエリート受。
タイトルからは予想もつきませんが、一応刑事モノです。
バイクが大好きで白バイ隊に入った諏訪内は、パトロール中にいくつか事件を解決した腕を見込まれて捜査課に異動になる。
気取りがなく、素直で明るい性格から先輩刑事からもかわいがられる。まるで大型犬扱いww
異動先初日に出会ったのは、芸能人ばりに整った容姿を持つエリート県警検事の高城。
正義感が強く、何でも自分の目で確かめないと気が済まない性分のせいで、他の刑事連中からは煙たがられている。
けれど、諏訪内は高城の独自捜査に同行するにつれ、事件に対する真摯な姿勢や周りへの気遣いに触れて、どんどん惹か -
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ネタバレ恋人にホテルで、Hが「つまらない」といわれ置き去りにされた氷室涼介。
また、いつもと同じことの繰り返しにつかの間呆然とするも、さして動揺することなく、ホテルを後にしようとした。
ところが、ふと目にした光景に涼介の目が釘付けになってしまう。
向かいのビルの窓際にいる二人の男――目隠しをした華奢な青年とそれにのしかかる野生的な風貌の男。
どう見ても行為の真っ最中だとしか思えない二人の大胆な行為に驚いたがその奔放さに羨望を覚えた瞬間、抱いている男とメが合ってしまう。
慌てて、涼介はその場を立ち去ったけれど、一週間後、今度はその男・滝川と仕事相手として再会してしまう。
咄嗟に、知らぬふ