ケリー・マクゴニガルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まさに題名どおり、「ストレスを力に変える」ための方法について、いろいろな研究結果をもとに述べられている。
「ものごとについてどう考えるかによって、そのものごとから受ける影響は変化する」という考え、わたしもその通りだなと実感することが多いです。今、自分の身に起きている耐えがたい出来事、ストレスをただポジティブにとらえるということとはまた違って、困難を対処していくうちに、様々な成長が得られるということ。
ストレスをただただ避けようと、その状況から逃げようとするのではなく、ストレスの反応を味方につけ、その対処によって得られる成長に感謝し、そしてこのような想いをしているのは自分だけじゃないんだ、と人と -
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Posted by ブクログ
人生の様々な場面でのTipsをまとめた本。
以下特に気になった箇所を挙げる。
レッスン1 成功
アヒル症候群(表向きは自信満々だが、本当のところは必死に周りに追いつこうとしていること)に陥るな。ミスは包み隠すべきではない。
レッスン4 生産性
パワーポーズをとることで、マインドセットを変えられる。無気力感を自信に変えられる。
レッスン6 雑談
・雑談は職場の人間関係を強化する。
・メールや電話ではなく、Face to Faceでのやり取りが特に有効。その際はスマホを見えるところに置かないようにするべき。
・前に話した会話をフォローすると尚良し。(先週言ってたライブどうだった?のような) -
Posted by ブクログ
序盤は駄本かなと思って読むのを止めてしまおうと思ったが、後半は意外と良いことが書いてあった。
「自分の行動の結果どんな被害があったのか」知る代わりに、「なぜそれが起きたのか」と言い訳する。そして「相手は何をしてほしいのか」「何を必要としているのか」について話す機会を与えないまま、自分だけどんどん先に進もうとしてしまうのです。
「仕事をやる気が起きない」と不満を言う時は、大抵の場合、自分が持っている強い意欲・やる気を満足させる具体的な方法を見つけられないだけなのです。
すべての人が持っている「最も基本的な、前向きなモチベーション」は次の3つです。
?関係性:他者やコミュニティー、大 -
Posted by ブクログ
スタンフォード大学の心理学者であるケリーマクゴニガル氏が人生における様々な問題について自身の経験や研究結果などから解決策やルールを書いた一冊。
仕事における対人関係やモチベーション、ストレスといった現代社会における問題について25の項目にわたり、著者の経験や研究結果を踏まえて思考法や行動を説明されていて有用であると感じました。
また各項の末にはポイントもあり、理解が深まりました。
多くの自己啓発書にあることとは異なることも述べられており、生産的先延ばしや妬みをプラスに捉えることやストレスを受け入れることなどは新しい考えだと感じ、心理学者として科学的見地から書かれていることも多くあり、謝罪に -
購入済み
なるほどそうだわねー。
「わかっちゃいるけどやめられない」悪癖
「明日から明日から」の先伸ばし癖
これらの実験、傾向、対策。
解りやすい文章だ。スタンフォードだ。著者が美人だ。
しかし私の衝動性の前には考え方を変える方法は無意味。
運動と瞑想は大賛成。これに関してはずっと前から私にも良い実験結果が出ています(笑)
しかし瞑想の効果に触れているのは意外だった。またしてもこれ、アジアの身近なものたちの有効性を遠くの人から再認識させられる感じ。
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