ケリー・マクゴニガルのレビュー一覧
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とても面白く、参考になった。
「ストレスは体に悪い」と思う人はストレスで体を壊す。
ストレスが全くない状態は、生きがいがないともいえる。
逆にいうと、生きがいを感じている人はストレスフルな生活をしている。
ストレスは興奮状態ともいえ、うまく利用すれば、いつも以上に能力を発揮することもできる。
ストレスは人とのつながりをもたらすこともある。ストレスを感じると、親しい人とつながろうとする。確かに、「便りがないのはよい便り」というが、ストレスを抱えているときは、親や友達に連絡をとりたくなることがある。
ストレスは、避けることなく向き合って対処することで、ストレスに強くなり、ストレス耐性ができる。 -
Posted by ブクログ
運動はランナーズハイなど、爽快感を感じるとき麻薬のような依存性がある。よっぽど麻薬より健康的
。筋肉が疲れると乳酸が分泌されるが、乳酸は脳に入ると不安を取り去る働きがあるそう。6週間くらい続けて習慣にしてしまうのがいいそう。
一流のプロカヤック選手はオールを自分の手足のような感覚を持つことがある。
何か取り組んでいるスポーツ(テニスなど)があれば、毎日コートに立てなくても自分の手足の感覚となるまで、ラケットを握っているだけでも練習になるのでは?と思った。
著者はヨガやエアロビのような集団でレッスンを受けるタイプの運動が好きで、若くして講師になっている。(教授と兼業?)集団で同じ動きや踊り、歌を歌うことの一体感、絆、仲間意識の芽生えについて言及している。この仲間意識、集団行動と聞いて嫌な感覚ばかり思い出されてしまうのだが、日本の学校で生まれ育つととにかく集団で卒業式や入学式、合唱や組み体操などをやらされる。アメリカで育つと集団行動に対してこうも肯定的な感覚を持ち得るのかとびっくりした。
没個性を押し付ける組織で一つのピースとして扱われるのと、一人一人が違う特別な存在として扱われる社会とで同じなはずがないのだが。
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Posted by ブクログ
★きっかけ
元同期のK氏よりオススメされた。
★感想
読む前までは、ストレスを感じたらこんなメンタルで頑張って乗り越えれば良い!
的な話かと思っていたら、ストレスを感じるとホルモンが出て、そのホルモンは考え方次第でポジティブ要素に転じると始まり、複数の実験事例が紹介されて「ストレスは役に立つもの」と納得した。
「不安と興奮は紙一重」とあり、ストレスを感じた時に出るアドレナリンを、ストレスだ〜嫌だ〜と不安ととるか、心臓がたくさん動いて血が巡って体が応援してくれてると興奮ととるか、の話はなるほどなーと感じた。
また自分の価値観を脅かされるとストレスを感じること。だからストレスを感じたら価値観を思い出してみるといい。
これにも納得!
最近自分の価値観探しにめでたくゴールを迎えたので、早速自分の価値観を指輪に刻んで装着!
ストレス対策だけでなく、お守りがわりになって心が穏やかでいられてます。
ストレスを感じることで自分のことがさらに知れること、体が力を作ってくれていること、利用すれば成長できることがよく分かりました。
またストレス感じる生活に戻ったら読んでみようー -
Posted by ブクログ
ネタバレ成功のカギとなる成長型マインドセット、成長を阻む固定型マインドセット。能力より、努力を誉める。
アヒル症候群=周りから努力していないようにみせかけて、アヒルの足のように一生懸命努力している=ストレスをかかえやすい
完璧にやらないことがすべてをこなす秘訣。
人間は忙しいほうが幸せを感じる。
生産的先延ばし=先延ばししている間にアイデアが浮かぶ
講師の服装がきちんとしていれば、学生は熱心に学ぶ。
服装は、なりたい自分を表現できる。
パワーポーズを作る=無気力感を自信に変えられる。
脳には社会的な対立を見つけて悩む仕組みが組み込まれている。
他人がどう思うか、を正しく気にする方法は、すべての人を満足させることはできない、目標自体は他人に相談しない。
言行一致はレジリエンス(精神的回復力)の源になる。
毎日、自分の価値観を思い出す。
やる気をどう高めるか。やる気がないのは具体的な方法がわからない、だけ。
新年の目標設定=どう成長したいか考える。なにを、ではなくなぜ、を考える。具体的な行動目標を設定する。
新年になる前にする5つのこと=今年起きた一番好きな思い出をリストアップする、人生で感謝しているリスト、をつくる。新年のハイライトを想像する。再来年1月1日付で、未来の自分から今の自分宛に出紙を書く=来年の目標を達成した、という立場でその年を振り返っているところを想像する、来年の努力できたことに感謝する。新年の目標に、他人へのかかわりを含める。
何らかの成果を達成することは目標にしない。
自己効力感を持つ=自信と謙遜をバランスよくもつ。
妬みをプラスに変えるルール
誰かに気持ちを打ち明ける=サポートが得られる
妬みは欲しいものを知るサインと知る
妬ましくても、成功を祝う
妬みを行動を起こすきっかけにする
不安は成功へと導くエネルギーである。
TEDの赤い点に立つと、パニックになるのが普通。
応援されている、と考えると不安がパワーになる。
誘惑に触れる前に、大事なことを一つする。
注意回復理論=集中力は有限、45分集中したら15分休む。
ストレスにもいい面がある。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ストレス=悪」ではないということがいろんな意味でよくわかる本でした。
数年前から「ストレスってたまるとよくない」とは思うけど、「まったくストレスがない状態がいいのか?」と考えるとそれも違うよぅな気がしていました。
「ストレス=害」という思い込みを捨て、「ストレスは役に立つ」と考えてみる。本書にはそれによる効果の体験談がガッツリ載っています。正直、くどいぐらいにw
それによると実際、そう考えている人のほうが人生に対する満足度が高いそうな。なぜなら、そう考える人は
・ストレスを感じた出来事に対して向き合おうとする
・ストレスの原因に対処する方法を考えようとする
・困難な状況において以前を尽くそうとする
から、とありました。
そういえば、ストレスを感じる出来事たとえば仕事で深刻なミスをしたとかそういった時って、お酒ややけ食い、カラオケで気を紛らわせようとしてもダメで、「どうやったらそのミスを防げたのか、今後どうすればミスを防げるのか」を真剣に考えたほうが、ストレスが軽くなったような気がしていました。そうか、こういうことだったのかもしれません。
また、「人に何かを与える・してあげる」ことも癒しになるとの話もありました。ピア・カウンセリングが効果があるのもそのためなのですね。
人のためと言えば、本文では「自分のための目標」と「自分よりも大きな目標」の違いについて書かれてあり、前者は不安や怒り、孤独感にさいなまされやすいのでストレス度が高く、後者は人に貢献しようと考えて動こうとするので人生への満足度が高いとのこと。
ちょうど「キングダム」や「鬼滅の刃」でも同様の話がありました(書ききれないので割愛)。
ストレスは避けるよりも、うまく付き合うほうが人生うまくいくし、楽しいと思えるものかもと思えた一冊でした。ただし、かかるストレスにも限度がありますが。
ただ、登場する体験談が多すぎてちょっとくどく感じたので★-1で。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ医療者のメンタルヘルスについて学びたく本書を手に取りました。
以下まとめ
Part1
ストレスそのものでは死なない。
ストレスは体に悪いと思うこと自体が悪い。つまりすべては思い込み。
ストレスは役に立つと思うと実際にそうなる。
そう介入することをマインドセット介入という。
医療者は職務上のストレスを処理する必要がある。
時に感情をシャットダウンすることで処理する…結果、患者をモノのように扱ってしまうことがある。
またその対処では仕事に意味を見出せなくなりかえってバーンアウトを起こしやすくなる。
→マインドフルネスの状態でそれぞれの体験を語りあい、傾聴しあうワークショップを行った
→ストレスを受け入れ、避けようのない悲しみのなかに深い意味を見出すことでストレスを力に変えた。
ストレスを避けようとすることで孤立的になり、結果うつ病罹患や離婚率が高くなるという結果がある。
避けるのではなく「ストレス」と「意義」には密接なつながりがあることを認識すれば人生は意義深くなる。
Part2
自分のための目標に向かっていると利己的になり、不安や妬みが大きくなる。
自分よりも大きな目標(組織の目標とか)に向かっていると考えると仲間と支えあうことができる。
日常的に人助けを行っている人びとにはストレスによる死亡リスクの増加は見られなかった
→思いやり、絆を大切にしている人々
(それなら医療者は…医療者が問題に対して孤立しないことが大切なのだろう。)
苦しみを抱えているのは自分だけじゃない、力になりたいと示すことが大切
(自分だけじゃない、という言い方は人の苦しみを一般化することではなく自分の共感性を示すこと。
文脈から読まないと勘違いが起こりそうなのであえて記載しておく)
ベネフィットファンディング…苦しみの中の良い面を見つけること。
ただしこれは自分の意思でやらないと意味がない。他者から強制されては効果がない手法。
代理成長…他者のトラウマ経験を通して自己の成長や意味を見出すこと。
心から共感することで相手のつらさ、相手の強さに気づくこと。 -
Posted by ブクログ
〇スタンフォードと言っても敷居の高くない本。変化を恐れずチャレンジしてみよう!
2012年に「スタンフォードの自分を変える教室」を日本で発行した著者の、日経ビジネスアソシエでの連載を収録したものだ。
日経ビジネスアソシエで読んでいたときは、スタンフォード大学なんてそんな格の高いところの先生が話しているのを読んだって・・・と思っていたが、25の講義にわけて体系的にまとまっているのを読んでみると、これが不思議と共感できたり、学べたりするところがたくさんあった。
レッスン1から失敗することを周囲にも見えるようにしておくことは重要だと語るし、レッスン2はTodoリストを完璧にこなさないと語る。
かと思えばレッスン3は学ばせるためには見た目が重要だと説き、レッスン4では生産性をあげるポーズを決めてみようと説く。
至って一人ひとりのできそうな範囲から、でも実践をもとに解説してくれているのでこれならできそう、と思わず勘違いしそうなほど平易に書かれていてよい。
この本はビジネスマン向けだろうか?それともそれより一歩上のエグゼクティブ向けだろうか?いや、両方が対象であるように感じる。人の行動や自分の行動結果にあわせて自分を変化させたり高めたりすることは、人間永遠変わらない課題だ。筆者は、会社で仕事をするうえでも教員で生徒をコーチングするときにも変わらない課題、変わらないかかわり方を教示してくれているので、どんな層の人にもオススメだ。
毎週1レッスンこなすだけでも相当な力量になりそう。折に触れて再読をしよう。