ケリー・マクゴニガルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
テーマは「運動は人間の幸福にいかに貢献するか」。運動が脳とメンタルに与える影響が書かれている。
この本によってわたしが日頃から感じていた疑問がいくつか解消された。なぜ音楽は団結力を高めるのか?なぜ人々はスポーツに興じるのか?なぜ人間はダンスなど集団での運動を好むのか?ランナーズハイとは?
結局、我々人間は大昔から何も変わっておらず、社会的動物であるということだった。
他、ミラーニューロンとエンドルフィンのところの話は、団結力・仲間意識・チームワークを高めるために役に立つ。自分がリーダーになった時にも使える。音楽・グリーンエクササイズの効果にも触れられている。
事例が多いのは翻訳本だ -
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Posted by ブクログ
日常的にも使える、ストレスを力に変えるためのマインドセット介入本。
ストレスに対する「認知」と「向き合い方」のヒント、そして介入による効果が書かれている。
この本は大きくPart1とPart2に分かれている。Part1はストレスの考え方についてPart2はストレスを力に変えレジリエンスを高める方法が、事例を交えて紹介されている。
ストレスは決して無くなることはない。が、「役に立つ」と認知するだけでも体に与える影響と人生を変えることが可能である。
やはり人生においてマインドフルネス・レジリエンス・リアプレイザル・価値感が大切であることがわかった。他にも、ストレス反応は「闘争・逃走反応」 -
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Posted by ブクログ
身近に感じやすい日常生活の内容とリンクさせて書いてあったからわかりやすかった。
また読みたい本!
ドーパミン
セロトニン、オキシトシン
同じ幸福ホルモンでも別物だと知った
ドーパミンはお菓子を見て食べたいって思う時にMAX出て。
食べてからは罪悪感に陥る。
食べたいって思って10秒我慢したら解消できるということもこの本に書いてあった!
ただし、心から食べたい、心から美味しい、作り手の愛情のこもったもの、念願のものだったら
罪悪感はなく美味しくて幸せだったという余韻に浸れる。
セロトニンオキシトシンはヨガや瞑想睡眠好きな人といる出てるホルモンで
行った後も幸せと思える。
このホルモン -
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Posted by ブクログ
名著です。意志力について様々な実験を挙げて、どうあるべきか考えさせてくれます。
意志力を磨けば人生が変わる。誰でも感情や欲望をコントロール出来ればどんなに素晴らしい人生になるかと分かっています。
より良い自分、より良い人生になる方法を教えてくれます。
10章のパートに分かれており、10週間で出来るようになっています。
意志力を磨くという事は、自己コントロールすること。つまり自分の内面に目を向ける事です。
方法としては、瞑想、呼吸、運動、睡眠、など毎日続けられる目標を持つ事です。
たとえ失敗しても逃げ出すのではなく、許すことが大事で、投げやりになって誘惑に負けたり目標を諦めたりしないことが大 -
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Posted by ブクログ
運動の効用は広く知られているところだが、改めて運動が人の幸福のためにどれだけ重要かを科学的に説明してくれている。
原始人は狩りで走っていたことから持久力を発揮すると報酬を得られるように人間の脳ができていること、内因性カンナビノイド、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィンなどの脳内化学物質が分泌されハイになること、なにかをきっかけにして運動の喜びを思い出すプレジャーグロス、運動によりうつ病や不安症が軽減されること、斉一な行進が実際に敵を畏怖させる効果があること、他の人との一体感と幸福の関係、音楽が実際に強壮剤となりうること、ウルトラマラソンなど困難を乗り越えるとレジリエンスが高まること、グ -