ケリー・マクゴニガルのレビュー一覧
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ここ数年、マインドセット系の本を敬遠していたが、友達の勧めでこの本を読んでみた。
一般的にはストレスは健康に悪いと思われているが、そこには同じくらい良い面もある。そして、最も大切なことは、その良い面を常に見つめることでストレスからの害を軽減するどころかエネルギー源にすることができるというもの。
本書ではそのことを、多くのケースを通して科学的根拠をもとに解説してくれる。
なかでも、特に面白かったのが第4章。
ストレス状態に陥った時に、「チャレンジ反応」と「脅威反応」があり、前者がストレス状態に対して血管が拡大しパフォーマンスが高まるのに対して、後者血管が収縮しパフォーマンスが下がるとい -
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さあ、本書を読んだら運動しよう!
原題「The Joy of Movement」。同じ筆者のベストセラーに合わせた邦題だろうが、こっちのが本書の中身を的確に表している。
運動することによるメンタル面の効果、ランナーズハイから始まり共に動くことで共感する力、そして自然との触れ合いへと筆者の論は展開していく。
人が持久力と共に身につけたこれらの能力。進化の過程で必要だったのだろう。運動した後の達成感も、一緒に汗をかいたことによる仲間意識も、大自然との一体感も、いずれも感覚的に理解できる。
持久力系のアスリートは実は過去に依存症の既往歴のある人が多いというのが興味深い。
筆者の、人生と友に -
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できない理由を特定する
もう1人の自分に名前をつける
選択した瞬間を振り返る
失敗する瞬間に気づく
意識の中に組み込む
瞑想をすると注意力、集中力、ストレス管理、衝動の抑制、自己認識といった自己コントロールの様々なスキルが向上する
5分で脳の力を最大限引き出せる瞑想
椅子の上でもクッションの上でもいいので、吸って、吐くことに意識を集中する。
5分から始めて慣れて来たら毎日10〜15分やる。習慣化するために時間やタイミングを決める。
呼吸しているときの感覚を掴み、気が散り始めたら意識する。
瞑想が苦手だった人が、瞑想した日としなかった日を比べて、瞑想した日は集中力が高まっていることに気づく。 -
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ネタバレ<要約>
ストレスは役に立つと理解することで、ストレスを受けるほど成果が上げられる。
<感想>
コロンビア大学ビジネススクール行動研究所で行われた実験によると、ストレスに対する考え方1つで健康を害するか、健康を増進するかが決まるということでした。これは本当に驚く内容です。
ストレスによって分泌されるホルモンには、コルチゾールとDHEAの2種類がありますが、前者は心身の健康に害をなしますが、後者は健康を増進するのだとか。
そして、「ストレスは害になる」もしくは「ストレスは役に立つ」と教えられた実験者が同じストレス環境下にさらされたとき、前者はコルチゾールが上昇し、後者はDHEAが上昇したそ -
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ネタバレほんっとに面白かった!!
題名は自己啓発っぽいですが、しっかり科学に根ざした信頼性の高い本だと思います!
主に、意志力や自己コントロール能力の話をされています。なぜ、私達は先延ばしにしてしまったり、自分を正当化してしまうのか。
そして、そんな弱い部分をどう改善していくか。
誰しもが先延ばしにしてしまったり、叶えたい長期的な目標があっても目の前の誘惑に負けてしまうことがあるのだと知りました。
大事なのは、自分の弱さを受け入れることで、自分への優しさを持つこと。
自分もこの本をきっかけに考え方を改めていかねばならないと思いました。 -
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意志力の取り扱いについて。その意志力がどのようなものか、その傾向と対処方法についての記述。売れた本だけあって非常に面白い。以下、読書メモ。
・「難しいほうを選ぶ」ことを繰り返す
・意志力の問題とは善と悪の戦いにほかならない→「モラル・ライセンシング効果」→よいことをすれば、ちょっとくらい悪いことをしてもいいだろうと思ってしまう。
・「やることリスト」がやる気を奪う
・「意志が強い」と思っている人ほど失敗する
・「あとで挽回できる」と思ってしまうと、自分に甘い選択をしても気がとがめなくなってしまう→「あとで取り返せる」と思っていないか?
・人には「明日はもっとできる」と考える習性がある→「明日も -
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スタンフォード大学の学生が成功する秘訣は失敗をいとわない姿勢。
全ての経験から学習する。
リスクを取る。
居心地のいい領域から抜け出すこと。
失敗に前向きであること。
lesson1
ルール1.成長型マインドセットを持つ。
これは自分自身に挑戦することで、潜在的な能力を発揮できる。という考え方。
具体的な行動
*失敗しても自分の能力不足だと思わないこと。
*難題に直面した時は成功する絶好のチャンスと心得る。
*ミスを悔いるのではなく、ミスの内容を理解すること。ミスが修復可能かどうかに関心を払う。
ルール2.失敗をいとわず、全ての経験から学習する姿勢を持つ。
*挑戦や失敗は学びのプロセス。
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ネタバレ価値観をしっかりと持つことが大事なのはわかっているが、その価値観の見つけ方が分からないので困っている。
要は心の持ちようが大事だということ。
人間関係を大事にし、そのためにはインフォーマルなコミュニケーションが人間関係の構築に役立つ。
ヤル気とは「ある」「なし」ではなく、心の持ちよう。関係性、自主性、熟練が満たされると、モチベーションが高まる。そして、「自発的なモチベーション」として自分を高める目標(結果ではなくそのプロセスが大事)を立てる。
不安やストレスは成功へ導くためのエネルギーであることを理解して、それらを取り除くのではなく、受け入れることが大事。
これからのリーダーには「思いやり/共 -
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<1>成功をどう引き寄せるか
当たり前のことができれば、人生はうまく回り出す
02時間管理術のルール
01 何でも完璧にやろうとしない
02 時間管理するのではなく、自分の癖や性格を管理
03 生産的先延ばしを実行
→最も気がかりな仕事以外をブレークと位置づけ、やるべきことを終わらせる。絶好のモチベーションと考える。
04 忙しさはポジティブなストレスだと前向きに受け止める
02人は見た目が9割。成功する服装・スタイル
01 服装は仕事の質を変えると知る
02 成功する服装選びは自分らしさを優先
03 服装選びのとき、一つだけチャレンジ
<2>人間関係をどう築くか
「何をして -
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自制心ややる気などの「意志力」を身につけたい人のために、
いろいろな方面から、「意志力」そのものやそれを妨げるものは何であって
どういう対処法があるのかというようなことを、わかりやすく教えてくれる、
スタンフォード大学の人気講義を書籍化したものです。
著者は新進気鋭の女性心理学者ということで、
帯やカバーの中折された部分にある写真を見ると、
若くてきれいな人なので、まずそこに興味が湧いて買った本です。
才があり、さらに容姿に優れた人だと、なんだかさらっと語ってくれそうで、
面白そうだ、という偏見からなんですけどね。
それで読んでみると、10章あるうちの2章目くらいまでは、
なんだか雑談のよ