大木勇人のレビュー一覧

  • 図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか

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    ネタバレ

    現在の天気予報で肝になっている数値予報のことを、最小限の数式を使いながら素人にも解るように説明しているところが他の一般向けの天気本との違いを感じる。

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    2022年07月26日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    中学校の理科を身につけていれば理解できるように気を配って記述してある。との前提だが、どうやら自分は中学レベルの理科が身についてないようでした。

    気象学は目に見えない力を理解する必要があるので、初めは写真やイラストが多い物をセレクトする方が理解度は上がると思う。この本はページが進むごとに難易度が上がっていく。多少のイラスト等の図解が挟まれるが基本は文字メインなので注意したいところ。
    ただ、なぜ風が吹くのが多少理解出来たハズ…なので他の気象学本も通過した後また読み返してみたい。

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    2021年05月24日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    古川武彦(1940年~)氏は、気象庁研修所高等部(現気象大学校)及び東京理科大理学部卒。気象庁の航空気象管理課長、予報部予報課長、札幌管区気象台長、(財)日本気象協会技師長を歴任。現在は、気象一般に関する講演・執筆・コンサルタント等を行う「気象コンパス」を主宰。気象学についての著書多数。
    大木勇人(1964年~)氏は、千葉大理学部卒、科学書・教科書の編集と執筆等を行うフリー・サイエンスライター。
    本書は、気象学について深く知りたい一般読者と、気象予報士をめざす人びとの両者を対象にしており、気象のしくみを、その原理からわかりやすく、丁寧に図解している。
    具体的な章立ては、1章:雲のしくみ、2章:

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    2020年11月28日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    空や雲を見上げ、風に思いを寄せたくなった一冊。でも、気象予報士の試験を受けてみようなどという甘い考えは、その風にきれいに吹き飛ばされた。

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    2018年11月18日
  • 図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり

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    ブラタモリを見ていて思うのが、説明の範囲の収まりの良さだ。

    京都のチャート地層に放散虫が含まれていることから昔は海だったことを説明するが、これにより地層を年代ごとに識別できるようになり、日本の学会にプレートテクトニクス論が広まったことまでは踏み込まず。

    志摩のリアス海岸がプレートの沈み込みによる付加作用によりつくられたことを紹介しつつ、底付け作用やデュープレックス構造には触れない。

    知識がない人向けに必要最低限の構造の説明をしつつ、知識がある人も文献で知った構造の実例を楽しめる。
    なるほどこれが理想的な入り口の作り方かと感心することしきり。唯一文句の付け所があるとすれば、次のステップへの

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    2018年10月20日
  • 図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり

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    たとえばマグマというものはどういうものか、実は知らなかったのだなということが分かった。この本は基本的なことをとてもわかりやすく説明してくれてとてもためになった。

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    2015年03月25日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    かつて高校の地学なんかで習ったはずの雲や雨、高気圧・低気圧あたりの仕組みについて、丁寧に噛み砕いて書かれており、よい本。辞典的に使って、ときどき参照できるようにしたい。

    Keywords:
    十種雲形、雲粒の独占的成長、冷たい雨と暖かい雨、気圧のセオリー、大気の循環、季節風、前線、梅雨、台風と指向流、数値予報・複雑系 等

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    2014年11月28日
  • 図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり

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    以前、ブルーバックスの「新しい高校地学の教科書」を読ませていただいたが、プレートテクトニクスについてもう少し深く理解し、全体像を把握したいと思い、この本を購入。
    読んでみると、1つ1つの観測的事実を積み重ねて、プレートテクトニクスについて書かれているので、自分の心の中にある”なぜ”という疑問が晴れていく。また、図やイラストも多いので、理解をより深めやすい。
    最後に、この本を読んで、地球のダイナミックさに驚くことができた。

    プレートテクトニクスに関する入門書としておすすめであるとおもう。

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    2014年01月14日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    私自身、大変興味のある気象についての詳細を、分かりやすくコンパクトにまとめられた良い本でした。この夏に来た台風や猛暑、寒気によるゲリラ豪雨など様々な事象が起こるたびに本を開いて確認して、なるほどとうなずかされました。

    分かりやすくは書かれているものの、それでも、やはり難易度の高い部分があり、これからも気になったことがある時に開いて理解を深めたいと思います。

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    2012年09月09日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    グローバルな気候システムを学ぶことが目的。読んでみれば、物理法則が次々に登場する気象現象について学ぶにはブルーバックスを選んで正解だった。

    主に風のしくみと低気圧と高気圧のしくみの章を読んだが、寒帯前線ジェット気流の蛇行がもたらす移動性の低気圧・高気圧のメカニズムはとてもわかりやすかった。

    <地球規模の風>
    ・亜熱帯高圧帯:熱く乾燥した高気圧をもたらす。サハラ砂漠、中東、オーストラリアの砂漠を形成。太平洋高気圧は海上を吹き渡るうちに湿った風に変わる。上空には亜熱帯ジェット気流の西風が地球を1周している。
    ・偏西風:亜熱帯高圧帯から高緯度側に吹き出る地上の風。上空では中緯度から高緯度にわたる

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    2018年10月31日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    良書。
    ブルーバックス良い。
    難しく、理解しにくい部分もある。よく読めばいいのだが。
    色々な疑問が解けて良い。

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    2012年07月01日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    普段何気なく見聞きする天気予報の言葉が図解でわかりやすく説明されている。
    単に今日は雨か晴れかだけしか興味がなかったのが、この本を読んでから「こういう予報の時は、実は空ではこういうことが起きていて、その仕組みはこうなのか。なるほど」と楽しめるような気がする。

    手元に一冊置いて、天気を気にする度に開いてみるのもいいかもしれない。

    巻末のさくいんを眺めているうちに、気象をあらわす日本語の美しさに心を動かされた気がした。

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    2012年02月14日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    わかりやすいんだけど‥。私からのわがまま。イラストはカラーでお願いします。全部白黒だと、目が飽きちゃうんだ。

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    2011年08月08日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    気象学がわかる基礎的な本。

    講談社 ブルーバックスシリーズは、理系の基本を学ぶためには必読のシリーズではあったが、最近は図解の本が増えたので、このシリーズに執着する必要はなくなった。

    他書に比べると文章が多い(以前は、図が多かったんだが)ので、読み物として読みたい人にはお勧めです。

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    2011年07月07日
  • 図解・気象学入門 改訂版 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    雲のでき方や種類、雨の仕組みなど、理系知識がない方にも分かりやすい。
    ただ途中少し解説がもっさりしているところがあるのは否めない。

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    2024年09月17日
  • 図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか

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    強力と恐れられたのろのろ気まぐれ台風10号も過ぎ去った。台風の中心よりも周辺部の湿った空気による線状降水帯による大雨の被害の方が大きかったのか。天気予報は未知なるものを予測する点でロマンがある。予報は科学であるから測定からの推測が基本。いかに測定するか,いかに測定されたデータから推測するか,なるべく難しい概念を使わずに丁寧に説明する。ちょっと勉強するといろいろな天気図があることに驚く。天気図は平面だが大気は垂直方向を持つ。立体的なイメージを描くのがなかなか難しい。天気と心理学で話ができるようになりたい。

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    2024年09月08日
  • 図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか

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    天気予報の仕組みや手法について、素人にも極力わかるような形でまとめられていました

    我々一般人に馴染みのあるアメダスやひまわりの役割から、雨雲レーダーの解析手法、天気予報として国民に届けられる形にするまでのさまざまな予報手法など、興味深い内容でした

    最近は「数値予報」を起点に、まずは地球をある大きさに格子状に分解して、さまざまなパラメータを与えながら、そこに実測値も加味しながら解析していくという話(ここは晴れ、ここは曇り、というような現象を把握するところからではなくて、まずは数字のみで予想)はとても意外でした

    スーパーコンピュータを使わないと、到底処理できないような、膨大な計算を、ずーっと

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    2022年02月18日
  • 図解・天気予報入門 ゲリラ豪雨や巨大台風をどう予測するのか

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    天気図とか、エマグラムとか面白かったが、肝心の数値予報の項になると数式ばかりでさすがのブルーバックスで、もうぶっ飛ばし。
    天候、予報がおもしろくて難しいことは十分にわかる。

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    2022年01月20日
  • 図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくり

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     プレートテクトニクスに関する知識がギュッと凝縮されている一冊だ。高度な地質専門家と専門知識を平易に伝える専門家とのコラボが活きている。
     それにしても、地質(プレート)のスケールの大きさには驚かされる。とんでもない時間と温度、圧力、厚み、重量、そして比重や構成鉱物、水の作用、応力等々の要素によって地球が形づくられているということ。
     人間のスケール(前述の要素)を超えた自然の理(ことわり)を知ることにより、我々の地球は普遍ではないということを実感できる。

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    2021年12月28日
  • 図解・気象学入門 原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図

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    気象現象に関して図を多用していて読みやすかった。そのため、式も出てこないため気楽に読むことができました。気象を学ぶ導入として読むと良いと思います。

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    2015年07月19日