【感想・ネタバレ】図解 プレートテクトニクス入門 なぜ動くのか? 原理から学ぶ地球のからくりのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年11月11日

少し前に異常震域を体感した身として,プレートについて知っておいた方が良いと思い呼んだ本。キーワードだけを並べると相当難しいが,図の活用や文章の工夫により地学に興味を持った中高生でも読めるようになっている。

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Posted by ブクログ 2013年10月10日

「日本の深海」を読んで、海底地形やプレートテクトニクスのさわりを知り、興味が湧いていたところに偶然書店で出会ったのが本書。
地殻やマントルを構成する岩石の種類や成分というミクロレベルから、プレートの生成・移動・消滅というマクロレベルまで、理論面も含めて平易に解説されていて、とても分かりやすい。情報量...続きを読むも満載で、一読だけではすべては覚えきれないが、時間があれば再読したいと思うくらい面白かった。座右の書に加えたい一冊。

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Posted by ブクログ 2023年02月19日

「ありえない138億年史」を読んで、プレートテクトニクスについて知りたくなり選んだ一冊。プレートテクトニクスを理解するために必要な地球科学・地質学等のベーシックな知識を得る入門書としては、タイトル通り図解や写真も多く、とても分かりやすくい。地震の多い日本に暮らす者にとって知っていて損のない内容だと思...続きを読むう。

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Posted by ブクログ 2018年10月20日

ブラタモリを見ていて思うのが、説明の範囲の収まりの良さだ。

京都のチャート地層に放散虫が含まれていることから昔は海だったことを説明するが、これにより地層を年代ごとに識別できるようになり、日本の学会にプレートテクトニクス論が広まったことまでは踏み込まず。

志摩のリアス海岸がプレートの沈み込みによる...続きを読む付加作用によりつくられたことを紹介しつつ、底付け作用やデュープレックス構造には触れない。

知識がない人向けに必要最低限の構造の説明をしつつ、知識がある人も文献で知った構造の実例を楽しめる。
なるほどこれが理想的な入り口の作り方かと感心することしきり。唯一文句の付け所があるとすれば、次のステップへのガイドがないところだろうか。(あとナレーションの棒読み…)

本書はまさしくその次のステップとして最適。スラブ、デラミネーション、アセノスフェア、ホルストグラーベン構造と専門用語は多いが、文体は平易で読みやすい。
ブラタモリで紹介される入り口よりも一歩踏み込んだ解説を楽しめるだろう。

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Posted by ブクログ 2015年03月25日

たとえばマグマというものはどういうものか、実は知らなかったのだなということが分かった。この本は基本的なことをとてもわかりやすく説明してくれてとてもためになった。

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Posted by ブクログ 2014年01月14日

以前、ブルーバックスの「新しい高校地学の教科書」を読ませていただいたが、プレートテクトニクスについてもう少し深く理解し、全体像を把握したいと思い、この本を購入。
読んでみると、1つ1つの観測的事実を積み重ねて、プレートテクトニクスについて書かれているので、自分の心の中にある”なぜ”という疑問が晴れて...続きを読むいく。また、図やイラストも多いので、理解をより深めやすい。
最後に、この本を読んで、地球のダイナミックさに驚くことができた。

プレートテクトニクスに関する入門書としておすすめであるとおもう。

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Posted by ブクログ 2021年12月28日

 プレートテクトニクスに関する知識がギュッと凝縮されている一冊だ。高度な地質専門家と専門知識を平易に伝える専門家とのコラボが活きている。
 それにしても、地質(プレート)のスケールの大きさには驚かされる。とんでもない時間と温度、圧力、厚み、重量、そして比重や構成鉱物、水の作用、応力等々の要素によって...続きを読む地球が形づくられているということ。
 人間のスケール(前述の要素)を超えた自然の理(ことわり)を知ることにより、我々の地球は普遍ではないということを実感できる。

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