近藤大介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2025年12月、高市政権の対中外交に着目される中知り合いの勧めもあり読んだ。
読む前までの中国に対しての認識は様々あった。戦後の高度成長期以降日本が経済的にリードしていた一方でいつのまにか超大な国になり、現在では軍事面でのリスクを想定させられる国。一方で、もちろん全員がというわけではないものの一般的に「礼節」や日本的な「仁義」というものにかけることからこと商売においては信頼を置きづらい相手。もちろん、ふわっと中国と日本の違いについてはあると思っていたがアジアの隣国であり似た文字を使う点であったり違いについては欧米諸国のそれとは異なり類似点もあると考えていた。
しかし、この本を読んでいく -
Posted by ブクログ
中国ウォッチャー第一人者の著者が中国による尖閣侵略の危険性について語る。
本書全体を通した著者の台湾や米国、フィリピンを含む情勢分析は的確で違和感がない。
適所で当事者に直接確認を取っているのも好感が持てる。
一方で、習近平は生まれがお坊ちゃんなので台湾にしろ尖閣にしろ、ウクライナ侵略を主導したプーチンとは異なり、自ら侵略の命令を下すことはなく、起きるとすれば「強軍・強国」のスローガンに踊った人民解放軍の暴走だろう、との見立ては今ひとつわからない。
もっとも、それが習近平直々の指令によるか、軍部の暴走によるかはともかく、台湾本島に比べて物理的に容易に見える尖閣に手を出してくる蓋然性は相当